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ツインリンクもてぎ、夏休みイベント「森の夏休み冒険家族」を8月28日まで開催

自然体験ができる「ハローウッズ」も夏用アトラクションに

2016年7月7日 報道公開

2016年7月16日~8月28日 開催

「メガジップライン つばさ」(写真提供:ツインリンクもてぎ)

 モビリティランドが運営するツインリンクもてぎは8月28日まで、夏休みイベント「森の夏休み冒険家族」を開催している。このイベントは、毎年好評のびしょぬれイベント、さまざまな仕掛けが施された特設の巨大迷路、ハローウッズの森のなかで生き物の秘密に迫る冒険チャレンジなどバラエティに富む内容で、家族揃って楽しめるものとなっている。

ツインリンクもてぎ

営業時間:10時~17時(7月~8月の土日祝日は9時30分~19時)
入場料金:1000円(15歳未満は無料)※特別イベント・レース開催日は別途設定料金あり
駐車料金:4輪1000円、2輪500円
モビパークパスポート料金:2800円(3歳~未就学児は1500円)
のりもの券:100円券100円、1000円券1000円、3500円券3000円
TEL:0285-64-0001
Webサイト:ツインリンクもてぎ

8月28日まで夏休みイベント「森の夏休み冒険家族」を開催する
森の夏休み冒険家族

開催期間:2016年7月16日~8月28日
Webサイト:森の夏休み冒険家族

「森の迷宮 ~進め!キッズ探検隊~」

開催場所:中央エントランス
料金:500円(モビパークパスポートがあれば無料)
参加可能年齢:中学生以下(未就学児には中学生以上の付き添いが必要)
所要時間:20~30分間

 中央エントランスには、広さ1600m2の巨大迷路が登場する。迷路のなかは大小さまざまな丸太を飛び越えるエリアや、ミストシャワーが降り注ぐエリア、水が吹き出すウォーターマウンテンなどがあり、5つのステージをクリアしてゴールを目指す。ゴールは3種類が用意される。

さまざまなアトラクションが用意された巨大迷路「森の迷宮 ~進めキッズ探検隊!~」のイメージ(写真提供:ツインリンクもてぎ)
巨大迷路が設置される中央エントランス。取材時は作っている最中だった

びしょぬれイベント

 暑い夏にはピッタリの、毎年恒例となった2つの水かけイベントを開催。上から下まで水浸しになって楽しめる。どちらのイベントも、参加するなら水着や着替えを用意したい。さらに水鉄砲があれば、より楽しめる。水鉄砲は、会場で販売もしている。

「みんなでスクランブル ~びしょぬれなんて怖くない~」

開催日時:期間中の土日祝日11時~、平日14時~
開催場所:モビパーク チケット売場前
料金:無料
所要時間:約30分間

2015年の「みんなでスクランブル ~びしょぬれなんて怖くない~」の様子(写真提供:ツインリンクもてぎ)
「びしょぬれフェスタ ~目指せ!夏のびしょぬれキング~」

開催日時:期間中の土日祝日14時~
開催場所:中央エントランス
料金:無料
所要時間:約30分間

2015年の「びしょぬれフェスタ ~目指せ!夏のびしょぬれキング~」の様子(写真提供:ツインリンクもてぎ)

「ワク・ドキッ!体験 ~五感で楽しむ森の冒険~」

開催場所:ハローウッズ内(アカネズミの広場など)
料金:800円(モビパークパスポートがあれば500円)
参加可能年齢:中学生以下(小学生以下は保護者の同伴が必要)

木の人形が出迎えてくれるハローウッズの入口
近くで見ると、なかなか巨大で迫力がある

 たくさんの生き物が生息するハローウッズの森のなかを、「冒険マップ」を片手にチャレンジしていく。見る・聴く・触れる・嗅ぐ・味わうといった五感に訴えかけるイベント。今回は、7月7日に報道公開された、夏休みイベントに向けて新設されたアトラクションや、ハローウッズの楽しみ方、人気アトラクションを紹介する。

 ツインリンクもてぎは、敷地面積が640ヘクタール(東京ドーム約136個分)あり、その約2/3が森となっている。ハローウッズはそのうちの42ヘクタール。数字ではおよそ1/15の面積ではあるが、それでも東京ドーム約9個分の広さ。それも高低差がある山に作られており、一回りするだけでもなかなかハード。豊かな自然のなかに大小さまざまなアトラクション、眺望エリア、自然や生き物を観察できるエリアなどが設けられている。

ハローウッズ入口のインフォメーション。冒険チャレンジの受付もこちら

 ハローウッズのアクティビティの目玉は、2つのジップラインだ。ジップラインとは、山や森などに張られたロープを、滑車を使って滑り降りるアトラクション。往復561mの日本最大級「メガジップライン つばさ」は、森のなかにあるスタートデッキから、国際レーシングコースのグランドスタンド上部に設置された中間デッキまで343m、中間デッキからゴールデッキまで218m、最大高低差約20mの2つのラインを楽しめる。「森のジップライン ムササビ」は、森のなかを移動しながら何本ものラインを経由して楽しむ。混雑時になると午前中で定員に達してしまうという人気のアトラクションだ。

ジップライン ムササビの安全ベルト「ハーネス」やヘルメット。ここで装備を装着する
メガジップライン つばさの装備
メガジップライン つばさのスタート地点
スタートデッキに立つと、かなりの高さを実感する
国際レーシングコースのグランドスタンド上部に設置された中間デッキまで343mを一気に滑り降りる

 芝生が広がるゆったりとしたどんぐり広場は、テントを張ってキャンプする宿泊プログラムも開催されている。池のなかの飛び石を落ちないように飛んで渡るじゃぶじゃぶ池、奥行き5mのトンネルや上に伸びる3mの筒ネット、ハシゴを登る冒険の塔など、体を使うアトラクションもある。

「森のジップライン ムササビ」のコースとなっている樹冠タワーは2段になっており、地上18mの上段はその名のとおり、樹冠(木の最上部)を見ることができる。上段に設置された景色の案内板は、視界に見える近隣の山々だけではなく、決して見ることができない北海道や、さらには南極の昭和基地の方角まで記載されていて、遊び心満載だ。

 ハローウッズの最高地点(どんぐりの森)は220m。坂や丘を登ったり降りたりといった高低差もあり、移動もなかなか体力を使う。アスレチック感覚のちょっとした遊具や迷路、眺望がよい休憩スペース、自然や生き物について解説された案内や間近で観察できる施設など、1日ですべてを回れないほどのボリュームとなっている。

 イベント時や土日祝日は「どんぐりの森ガイドウォーク」が開催されていて、スタッフの案内でハローウッズを見て回ることができる。自然や環境整備、生き物の生態など、分かりやすく解説してくれる。有料だが、ガイドブックには載っていない貴重な話が聞け、どんな質問にも答えてくれる。ハローウッズを何倍も楽しめるので、ぜひお勧めしたい。

どんぐり広場はベンチなども設置され、のんびりと休むこともできる
テントを張ってキャンプする宿泊プログラムもある。上に見えるのは、メガジップライン つばさのスタートデッキ
上から見たどんぐり広場。メガジップライン つばさの高さもよく分かる
冒険の塔は上に伸びる3mの筒ネットやハシゴを登ることができる
冒険の塔にある奥行き5mのミツバチトンネル
広場から森へと続く、高さ約10m、長さ約26mの冒険の吊り橋
高さ150cm、幅4m、斜度約65度の岩の壁が2段構えになっている「トカゲの岩登り」

 ツインリンクもてぎはハローウッズのほか、世界最高峰のオートバイレース「MotoGP」を開催する国際レーシングコース、3才から運転できる乗り物が用意されたモビパーク、本田技研工業の製品を常時300台展示するホンダコレクションホールなどさまざまな楽しみ方が可能。また、森と星空のキャンプヴィレッジやホテルツインリンクなど宿泊施設もある。

 この夏のイベントとして、毎年恒例の花火大会「花火の祭典 夏」は8月14日に開催。国際レーシングコースを舞台に、最大2尺玉をはじめとする花火と音楽のシンクロが楽しめる劇場型花火となっている。また、8月20日~21日は、「全日本スーパーフォーミュラ選手権」「MFJ全日本ロードレース選手権」と、2輪や4輪の大きなレースも開催される。夏休みの思い出作りに、家族で出かけてみてはいかがだろうか。

森の中にそびえ立つ高さ18mの樹冠タワー
樹冠タワーは「森のジップライン ムササビ」のコースとなっている
2段構造になっていて、中段でもなかなか高い
普段見えない高さの、木の実がなっているところが見られる
金網の床からは、地面が遠く見える
上段まで上がると木よりも高く、樹冠を見ることができる
ツインリンクもてぎ周辺の山々も見え、見晴らしがよい
景色が忠実に再現されている案内板。北海道や、南極の昭和基地の方角など、なにが書かれているのか探すのも面白い
ロードコースも望むことが可能
樹冠タワーの近くにあるジップライン ムササビのスタートデッキ
最初のジップライン「オオムラサキライン」。ここから何本ものラインを経由していく
笹藪の迷路を隠れ家にするウリンボの気分になって出口を目指す「ウリンボ迷路」。250平方mで全長は約350m。9mのつり橋もある
土のなかに設置された長さ8mのトンネルをくぐり抜ける「モグラトンネル」
2012年にスタートした「ホンダ バードハウス プロジェクト」の説明。本田技術研究所 R&Dセンター デザイン室は、ハローウッズの間伐材を再利用した次世代の里山産業を提案している
こちらはハローウッズのスタッフが作った巣箱。開口が鳥によって拡大されている
「ホンダ バードハウス プロジェクト」でデザイン室が制作した巣箱。「Honda Design」の焼き印が押されている
条件がよければ富士山まで見えるというキツツキのテラス
ハローウッズで一番高い場所。どんぐりの森 最高地点220m
約20m、2本のロープを伝ってデッキから滑走する「スパイダーロープ」
ハローウッズでは、自然の調査や研究なども進めている。このどんぐりの木から落ちた実が芽を出した場所をチェックし、どのように育つかを調査
微生物が汚物を分解し、水が再利用される世界に1つだけのトイレもあり、トイレ脇に仕組みの解説が掲示されている
夏休み用に作られた竹でできたジャングルジム「バンブーマウンテン」
森を抜けると、突然広がる眺望エリア
「森のポーディアム」は、サーキットをバックに表彰台に上がって撮影できる人気スポットになっている
夏休み用に作られたアトラクション。長い下り坂にいくつも設置された「ウサギのかけあがりすべり台」
ウサギのかけあがりすべり台の途中、見晴らしのよい場所に夏休み用として「森のブランコ」が設置される
生命の広場にそびえ立つ「生命の塔」。間伐材や落ち葉で作られている
奥にも同じく生命の塔がある
こちらの生命の塔は、中に入ることができる
大きな口を開ける生命の塔。少し暗く、中に入るにはやや勇気がいるかも
生命の塔の中では、石や木、土のなかにひっそりと隠れている生きものを探せる
ミズスマシの沢の上にある野生生物研究所
中ではタガメやゲンゴロウなど、沢にいる生き物が飼育され、じっくりと観察できる
多くのカエルやトンボの生態を観察できる「ミズスマシの沢」
水中が観察できるように一部透明になっている
「森の教室」では、カエルやヤゴ(トンボの幼虫)などが飼育展示されている
ハローウッズでは、至る場所に自然や生き物について解説されたボードが掲示されている
四季折々の野草、初夏にはホタルも観察できるミズスマシの沢
滝の裏の空間に入ることもできる
岩肌が露出した道もある。この山は岩山で、表面に土ができ、これだけの木々が茂ったという。この岩肌はトライアルレースにも使われたという
スタッフが森を案内する「どんぐりの森ガイドウォーク」。自然と人間との付き合い方を再認識できる面白い話をたくさん聞ける
森に入る前、スズメバチの危険性や対応を説明するキャストリーダーの和田さん。自然をよく知っている人と一緒なのは心強い
ハローウッズ入口にある「ポタジェガーデン」は、うっそうとした林を、ホンダの耕運機や芝刈り機で菜園としたもの
どんぐりの森の端にある、トイレやロッカールームなどがあるクラブハウス
森のクラフト工房では、自然素材を材料にさまざまなアイテムを作ることができる。また、ワークショップも開催されている
ほとんどのアイテムが30~60分で制作できる
クラブハウスのなかにあるレストラン「森のキッチン どんぐり」。キッズメニューも用意され、大人から子供まで利用できる
ツインリンクもてぎは、レーシングコースやホンダコレクションホール、ホテルやキャンプなどがあるモビリティテーマパーク
夏の花火大会や2輪、4輪の大きなレースなど、夏休み中に大きなイベントも控えている