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JALの羽田格納庫で300名が踊った「ニコニコ踊ってみたフェス」。JALの岡本さんも参加
「JALをもっと身近に思ってもらえたら」と大川専務
2017年12月29日 00:00
- 2017年12月28日 開催
ドワンゴとJAL(日本航空)は、羽田空港の格納庫「JALメインテナンスセンター2」で「ニコニコ踊ってみたフェス Powered by Japan Airlines」を12月28日に開催した。
ニコニコで活躍する踊り手や「JALの岡本さん」、JALのCA(客室乗務員)で構成されたチアダンスチーム「JAL JETS」らとともに、事前募集に応募した約300名が格納庫で踊ってみた。
イベントが行なわれたJALメインテナンスセンター2にはボーイング 767-300ER型機と777-300ER型機が駐機し、入場した参加者たちは驚きの声をあげ、記念写真を撮っていた。
イベントの運営は、ボランティアで参加した50名以上のJALグループのスタッフ。パイロットやCA、整備士、グランドスタッフらが参加者の受け付けや誘導などを行なった。
いよいよイベントがスタート。ステージにはボーイング 767型機の副機長を務める藤本新之助氏と三原菜摘氏が登場し、参加者に向けて歓迎の挨拶。会場のJALスタッフがボランティアで参加していることについて聞かれ、「JALのホスピタリティの表われです」と答えると、参加者は大いに盛り上がった。
さらに「JALの岡本さん」こと、JAL Web販売部 Web・コールセンター企画グループの岡本昴之(たかゆき)氏やJAL JETSのメンバーも登場。JALの岡本さんの紹介で参加者からは大きな歓声が上がり、ほかの参加者が嫉妬して笑いを誘った。
この日参加者が踊る曲は、「ニコニコ超会議2017」の「超踊ってみた」企画のために八王子Pが書き下ろした、JALとのコラボレーション楽曲「バタフライ・グラフィティ」。ニコニコで活躍する踊り手や岡本氏、JAL JETSが、1曲を分割して振り付けを参加者に教えていく。飲み込みが早く、すぐに皆が踊れるようになっていた。
いよいよ飛行機の前に一同移動して一緒にダンス。カメラの前で一発本番での収録だが、見事に踊りきり、お互いを拍手して笑顔で「踊ってみた」を達成した。
「JALをもっと身近に思ってもらえたら」
イベント開催の経緯について、JAL 代表取締役専務執行役員の大川順子氏が取材に応えた。
これまでもJALはニコニコ超会議のイベントに協賛しており、2017年11月3日にさいたまスーパーアリーナで開催された「ニコニコ超パーティー2017」、2018年4月29~30日のニコニコ超会議への協賛をつなぐ位置付けで、「この関係、盛り上がりを継続していきたい」という。「今回は自社の施設で初めてイベントを行なうということでもとてもうれしかった」と話し、「参加者の皆さんと出演者さん、そしてJALスタッフが一体になって楽しんでいる様子を見て、とても幸せな気持ちになった」と感想を述べた。
格納庫でのイベントというとJALグループの入社式が同じくここで行なわれているが、他社とのコラボレーション企画での使用は初めての試みで、「JALは運輸事業以外、環境への取り組み、空育という子供たちへの教育の取り組み、カルチャーへの取り組みなどを行なっており『JALのやることは意外に幅広いぞ』ということを多くの人に知っていただきたかったです。そしてJALをもっと身近に思ってもらえるとうれしいです。そして次に旅行に行くときにはJALで、と思っていただけたら」と語った。