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セントレア、友添雅直社長によるエアアジア・ジャパンの安全総点検を公開
「年末年始の輸送等 安全総点検」に向け、安全管理の実施状況などを確認
2017年12月18日 19:10
- 2017年12月18日 実施
セントレア(中部国際空港)は12月18日、国土交通省が通達する「年末年始の輸送等 安全総点検」に合わせてエアアジア・ジャパンの安全総点検を公開。中部国際空港 代表取締役社長 友添雅直氏(安全推進体制総括責任者)がエアアジア・ジャパンの担当者に安全管理の実施状況などを確認した。
同空港では、国土交通省 航空局長からの通達に基づき、12月10日~2018年1月10日の期間を「年末年始輸送安全総点検実施期間」と定めて、安全に関する業務および施設全般についての総点検を実施している。
2017年の年末総点検は、12月11日~14日、12月18日の計5日間で、JAL(日本航空)、ANA(全日本空輸)、スカイマーク、スイスポートジャパン、中部スカイサポート、スカイポートサービス、名古屋エアケータリング、セントレアグループ各社など、14事業者への巡視が行なわれ、12月18日は同空港を拠点に10月から新千歳(札幌)線を運航開始したエアアジア・ジャパンの巡視の様子が公開された。
エアアジア・ジャパンのオペレーションコントロールセンターを巡視した友添氏は、運航管理や機体の管理、乗務員の勤務管理など各部門の担当者からの説明で、安全管理の実施状況などについて確認。エアアジア・ジャパンの担当者は「LCCと言われても安全管理は他社と変わりはありません」と報告した。
巡視を終えた友添氏は「空港とエアラインにおいてお客さまの安心安全が最も重要。エアアジアさんは就航まで長い時間をかけて、安全に対する策、プロセスをしっかり作り上げられたのを今日は再確認できた。今後も安全には終わりはなく、日々しっかり見るとともに、長期的な状況をシミュレーションして、一緒に安全を確保できるようこれからも努めてまいりたい」と話した。