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JALプラザ有楽町が「ハワイ州観光局サテライトオフィス」に認定

51名のスタッフ全員がスペシャリスト検定を取得

2017年9月14日 認定書授与

JALプラザ有楽町がハワイ州観光局サテライトオフィスに認定

 JAL(日本航空)は、同社の航空券や旅行商品を扱う「JALプラザ有楽町」(東京都千代田区有楽町)がハワイ州観光局から「ハワイ州観光局サテライトオフィス」の認定を受けたことを発表した。成田~コナ線の就航を前日に控えた9月14日には、ハワイ州観光局 営業部長の酒井剛司氏が来店し、認定書の授与式が行なわれた。

 ハワイ州観光局サテライトオフィスに認定されることで、店舗内でハワイ誘致イベントの実施、スタッフによる現地レポートなどの情報発信が行なえるようになり、特産品の紹介やワークショップを開く際にはハワイ州観光局の人的支援を受けられたりと、旅行会社として大きなメリットがある。一方で、初級から上級まである同局主催の「ハワイスペシャリスト検定」に、一定数以上の店舗スタッフが合格しなければならないという条件が課されており、簡単に認可が下りるわけではないという。

ハワイ州観光局 営業部長 酒井剛司氏から認定書が授与された
日本航空株式会社 代表取締役副社長 藤田直志氏(中央)も来店して、通行者にコナ線やジャルパックのパンフレットを配布した

 認定までの経緯について、JALナビア JALプラザ有楽町 ツアーグループ グループ長の片桐啓介氏によると、もともと海外航空券・ツアーの売り上げでハワイ方面の占める割合が40%を超えるという状況のなか、ハワイ州観光局から公式な情報発信基地として認定されれば、店舗の付加価値がより高まると考えたという。

 認定に当たっては、ハワイスペシャリスト検定の初級を51名の店舗スタッフ全員が取得、さらにその半数が中級を取得した。ツアーカウンターとチケットカウンター業務に就く21名は上級を取得しているが、上級検定では論文の提出が求められたりと飛躍的に難易度が高まるとのこと。

 JALグループとしてはハワイ州観光局サテライトオフィス認定による定性(数字に表われない)効果は非常に高いとみており、一方ハワイ州観光局からすると、有楽町という好立地で潜在需要を掘り起こせるため、双方にメリットがある、と説明した。

 また、この日アロハシャツを着用して、店頭で成田~コナ線のアピールを行なったJAL 代表取締役副社長 藤田直志氏には、そのコナ線開設について伺うことができた。JALは2010年の経営破綻後、同10月30日にコナ線を運休しており、およそ7年ぶりの再開となる。当時のハワイ路線は価格競争の進行で採算が取れなくなっており、やむなくコナ線は運休に至ったが、「新機材の投入やキャンペーンの展開を通じて、改めてハワイを日本人にとって価値のあるマーケットにしようと育てていった結果、近年は価格的にもプレミアムなデスティネーションに戻っており、コナ線を再開する準備が整った」という。

 もう1つ再開の理由として藤田氏は、「2010年の運休時にコナの関係者が温かく理解を示してくれて、『JALが戻ってくるまで待っている』と言ってもらえたことも、なんとかコナ線を復活させようという原動力になった」という点を挙げた。

 今回のハワイ州観光局サテライトオフィス認定を受けて、JALプラザ有楽町では9月23日~24日に記念イベントを開催する。当日はハワイ特産品(コーヒー、クッキーなど)を紹介するほか、23日はケイキフラ(子供のフラ)のフラダンスショー、24日は「日本リボンレイ協会」によるワークショップを実施する。時間帯は両日とも15時から16時。

店内のラックに並ぶパンフレット。海外商品の売り上げ約4割はハワイ関連とのこと
1954年の国際線開設当時のファーストフライトカバー
JALのアーカイブ品を展示するスペースも
上段に並ぶのは当時の販促パンフレットや就航時の写真
中段には「Reso'cha(リゾッチャ)」キャンペーンのグッズなど
当時のデスティネーションポスターも多数展示している