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JAL、成田発のオーストラリア・メルボルン線を9月1日、ハワイ・コナ線を15日開設

2017年度路線便数計画を変更。成田~パリ線を運休し羽田~パリ線は継続

2017年5月29日 発表

2017年9月1日 メルボルン線開設

2017年9月15日 コナ線開設

成田~メルボルン線の使用機材はボーイング 787-8型機(SS8)

 JAL(日本航空)は、2017年度路線便数計画を変更し、9月1日から成田~オーストラリア・メルボルン線、9月15日から成田~ハワイ・コナ線を開設することを発表した。

 コナ線は2010年10月以来、約7年ぶりの運航。いずれも毎日運航される。

JALが9月1日から毎日運航する成田~メルボルン線

JL773便:成田(10時30分)発~メルボルン(21時55分)着 ※10月1日~28日は22時55分にメルボルン着
JL774便:メルボルン(00時05分)発~成田(09時05分)着 ※10月2日~28日は00時35分にメルボルン発、08時35分に成田着

 オーストラリア第2位の人口を擁する都市、ビクトリア州メルボルンに就航することで、既存の成田~シドニー線とともにオセアニア地区でのネットワークをさらに強化していくという。

 既存の成田~シドニー線は成田を夜出発しシドニーに朝到着、シドニーを朝出発し成田に夕方到着というダイヤのため、成田を朝出発しメルボルンに夜到着、メルボルンを夜出発し成田に朝到着する新路線を開設することで、利用客の選択肢が増えることになる。

 機材はボーイング 787-8型機(SS8)で、ビジネスクラスはJAL SKY SUITEで38席、プレミアムエコノミークラスはJAL SKY PREMIUMで35席、エコノミークラスはJAL SKY WIDER IIで88席の合計161席。

既存の成田~シドニー線に成田~メルボルン線が加わることで、時間帯の選択肢が増える
成田~メルボルン線の開設により、オセアニア地区のネットワークをさらに強化

JALが9月15日から毎日運航する成田~コナ線

JL770便:成田(21時25分)発~コナ(10時15分)着 ※10月1日~28日は10分早着
JL779便:コナ(12時15分)発~成田(翌16時00分)着 ※10月1日~28日は10分早発

成田~コナ線の使用機材はボーイング 767-300ER型機(SS6)

 JALは成田から1日4便、関西国際空港から1日1便、セントレア(中部国際空港)から1日1便の合計6便のオアフ島・ホノルル線を運航しているが、ハワイ島・コナ線の運航は同社では2010年10月以来約7年振りとなる。

 ハワイ島はビッグアイランドの名称で知られ、自然が豊富でハワイ諸島でも人気のディスティネーションとなっている。

 機材はボーイング 767-300ER型機(SS6)で、ビジネスクラスはSKY SUITE IIで24席、エコノミークラスはSKY WIDER IIで175席の合計199席。

JALのハワイ線のネットワーク

 また、この発表において成田~パリ線(JL415/416)を10月29日から運休するとしている。ちなみに羽田~パリ線のデイリー運航は継続される。