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圏央道 境古河IC~つくば中央IC開通1週間の交通状況発表
混雑時間帯の中央道から常磐道への所要時間が約15分短縮
2017年3月10日 15:43
- 2017年3月10日 発表
国土交通省とNEXCO東日本(東日本高速道路)は3月10日、2月26日に開通した圏央道 境古河IC(インターチェンジ)~つくば中央IC間の開通1週間の交通状況を発表した。
開通1週間(2月27日~3月5日)の平均交通量は、以下のとおりで、開通前1週間平均交通量と比べ、今回の全線開通区間となった常磐自動車道~東北自動車間に隣接する東関東道路~常磐道間で23%増、東北道~関越自動車道間で18%増と約2割の交通量増となった。
東関東道~常磐道間:約1万6800台/日
常磐道~東北道間:約2万2600台/日(今回の全線開通区間)
東北道~関越道間:約4万8500台/日
関越道~中央道間:約6万2700台/日
中央道~東名高速間:約5万4200台/日
現在、水戸市の偕楽園で開催されている「第121回 水戸の梅まつり」の来場者からは圏央道を利用して所要時間短縮を実感したとの声があり、中央自動車道の分岐にあたる八王子JCT~つくばJCTの所要時間は、7~9時台の混雑時間帯に都心を経由するルートを使った場合の平均旅行時間が約100分であるのに対して、圏央道ルートでは約85分と、15分ほどの短縮できるとのデータも提示している。