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JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介

日本の鉄道の壮大な歴史がそろい踏み。巨大ジオラマや実車SLにも乗れる

2017年10月2日 取材

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介

 京都鉄道博物館は、京都市下京区にある国内では最多の53両を展示する鉄道博物館。元は梅小路蒸気機関車館だった施設にリニューアルと拡張を施し、2016年4月にオープンした。JR西日本(西日本旅客鉄道)と交通文化振興財団が運営している。京都駅から近い線路沿いにあり、徒歩で向かうと途中に梅小路公園や京都水族館を抜け20分ほどで到着する。

 展示車両のうち23両は蒸気機関車(SL)で、館内に扇型車庫と転車台を備え、実動するSLに乗り10分ほどだが汽車旅まで楽しめる。動態保存している8両はすべてSL。蒸気機関車ファンなら必ず押さえておきたいスポット。延べ床面積で約3万m2と広大なので、見学には短くても半日、体験も含めすべてしっかり見たいなら1日は確保したい。鉄道ファンや後述する期間限定ミステリーツアーも体験したいなら2日かけても十分満喫できる体験型の博物館だ。

 入館料は、一般1200円、大学生/高校生1000円、中学/小学生500円、1歳以上幼児200円。訪れる際、毎週水曜日は休館日(祝日、夏休み期間を除く)であることと、一般向け駐車場は用意されていない(梅小路公園思いやり駐車場はある)ことは注意したい。今回、2017年秋からの見どころなどを紹介する報道関係者向けツアーに参加したのでレポートする。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 エントランスのある京都鉄道博物館の銘板
エントランスのある京都鉄道博物館の銘板
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 京都鉄道博物館のエントランス。雨の平日にもかかわらず、多くの人で賑わっている
京都鉄道博物館のエントランス。雨の平日にもかかわらず、多くの人で賑わっている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 京都鉄道博物館の模型
京都鉄道博物館の模型
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 近くには営業線が通っていて、そこから引込線を使って展示車両の入れ替えも可能
近くには営業線が通っていて、そこから引込線を使って展示車両の入れ替えも可能
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 屋上スカイテラスからは、京都タワーなどの京都の街並みから営業線まで一望できる。通過する電車を表示する装置も備えて電車を楽しめる
屋上スカイテラスからは、京都タワーなどの京都の街並みから営業線まで一望できる。通過する電車を表示する装置も備えて電車を楽しめる

数多くの展示車両に圧倒される

 館内の展示は「見る、さわる、体験する」がテーマとなっていて、子供だけでなく大人やカップルも楽しめる密度の濃い展示となっている。単に車両を置いて展示するだけでなく、その動作の仕組みや歴史的な背景などが理解できるよう、模型などを駆使した詳しい解説展示や、シミュレータなど操作して楽しめる展示もある。当日は天候がわるかったが、ほとんどが屋根のある施設になっていて、屋外の寒暖はさておき天候に左右されずに見学できる作りになっている。

 エントランスを入るとまず、本館につながるプロムナードと呼ばれる通路型の展示があり、0系新幹線、クハ86形1号車、SLのC62形、DD54形、クハ103形1号車が展示されている。C62は皇族専用車両マロネフ59形を牽引し、DD54は車両内で実際に食事できる食堂車ナシ20形(後半紹介)を牽引する。展示されているクハ103形1号車は、先日10月3日に大阪環状線で引退した車両と同形の1号機となり、こちらは車両内にも入って見学できる。

 引退車両のクハ103形843号車は、2017年11月3日~6日の期間限定で展示されることが発表されている。103系は東京の山手線などでも活躍していたので、関西圏に限らず馴染み深い人も多いだろう。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 エントランスを入ると、プロムナードと呼ばれる通路形状での車両展示がある
エントランスを入ると、プロムナードと呼ばれる通路形状での車両展示がある
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 エントランス側。奥から0系新幹線21形1号車、クハ86形1号車、C62形SLが迎える
エントランス側。奥から0系新幹線21形1号車、クハ86形1号車、C62形SLが迎える
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 間近に迫力のある車両が楽しめるのが醍醐味の一つ
間近に迫力のある車両が楽しめるのが醍醐味の一つ
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 プロムナードの本館側から。奥から0系新幹線、食堂車を牽引するDD54形、クハ103形1号車
プロムナードの本館側から。奥から0系新幹線、食堂車を牽引するDD54形、クハ103形1号車
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 0系新幹線22形1号車側から。運転台に登っての見学も可能
0系新幹線22形1号車側から。運転台に登っての見学も可能
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 プロムナード中央部分は、広く休憩スペースもある
プロムナード中央部分は、広く休憩スペースもある
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 0系新幹線のグリーン車(1等車)。基本的に車内は窓越しの見学
0系新幹線のグリーン車(1等車)。基本的に車内は窓越しの見学
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 0系新幹線普通車(2等車)の車内
0系新幹線普通車(2等車)の車内
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 0系新幹線ビュッフェ車の車内
0系新幹線ビュッフェ車の車内
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 0系新幹線22形1号車車内は展示室となっている。1000形新幹線試作電車模型
0系新幹線22形1号車車内は展示室となっている。1000形新幹線試作電車模型
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 0系新幹線PS200型パンタグラフ
0系新幹線PS200型パンタグラフ
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 0系新幹線の座席。2人掛けと3人掛けの2種
0系新幹線の座席。2人掛けと3人掛けの2種
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 中庭を介してトワイライトプラザには、EF81形の引くトワイライトエクスプレスとEF58形を展示。上屋は旧京都駅のもの
中庭を介してトワイライトプラザには、EF81形の引くトワイライトエクスプレスとEF58形を展示。上屋は旧京都駅のもの

 プロムナードから続いて、室内展示の本館に続く。本館は3階建て。こちらでは、車両展示に加え、鉄道ジオラマやシミュレータ、解説展示、企画展示などが行なわれている。

 本館に入ると中央の大きな吹き抜けに、営業運行で初の300km/hを実現した500系新幹線521形1号車、寝台特急として活躍し「月光」ヘッドマークのクハネ581形35号車、「雷鳥」ヘッドマークの主に信州や北陸で活躍したクハ489形1号車が並んでいる。吹き抜けのため、上から見ると屋根上の様子もよく見える。その奥には、主に車両の仕組みを展示するコーナーで、DD51形ディーゼル機関車やEF66形などの車両が展示されている。DD51形とEF66形の展示はかさ上げ展示になっていて、下部がよく見えるようになっているが、これは下にある平安時代の遺跡を守るためでもある。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 本館に入ると中央の大きな吹き抜けに、500系新幹線、クハネ581形35号車、クハ489形1号車が並んでいる
本館に入ると中央の大きな吹き抜けに、500系新幹線、クハネ581形35号車、クハ489形1号車が並んでいる
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 吹き抜けなので、上からもよく見える。クハ489形側から
吹き抜けなので、上からもよく見える。クハ489形側から
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 500系新幹線側から見たところ
500系新幹線側から見たところ
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 奥にも車両の展示が並ぶ
奥にも車両の展示が並ぶ
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 吹き抜け上部には、新幹線のデザインがされている
吹き抜け上部には、新幹線のデザインがされている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 列車の先頭や最後尾に付けるトレインマークの展示。このデザインも旅情をかき立てるアイテムだった
列車の先頭や最後尾に付けるトレインマークの展示。このデザインも旅情をかき立てるアイテムだった
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 230形蒸気機関車。国産初となる量産型。明治35年(1902年)から製造された
230形蒸気機関車。国産初となる量産型。明治35年(1902年)から製造された
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 本館吹き抜け奥。0系の後継100系新幹線、キハ81形
本館吹き抜け奥。0系の後継100系新幹線、キハ81形
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 昭和のレトロな「昭和乃駅」駅前が再現された空間
昭和のレトロな「昭和乃駅」駅前が再現された空間
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 キハ81形、DD51形、クハ151形モックアップ、EF66形が並ぶ
キハ81形、DD51形、クハ151形モックアップ、EF66形が並ぶ
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 DD51形はかさ上げ展示になっていて、車両下がよく見える
DD51形はかさ上げ展示になっていて、車両下がよく見える
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 「鉄道のあゆみ」解説展示のコーナー。右はEF52形電気機関車
「鉄道のあゆみ」解説展示のコーナー。右はEF52形電気機関車
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 昭和4~5年(1929~1930年)の鉄道黄金期。特急「燕」と「富士」のテールマーク
昭和4~5年(1929~1930年)の鉄道黄金期。特急「燕」と「富士」のテールマーク
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 近代化されていく昭和30年代(1955年~)頃のトレインマーク。「あさかぜ」は2005年まで走っていた寝台列車ブルートレインのもの
近代化されていく昭和30年代(1955年~)頃のトレインマーク。「あさかぜ」は2005年まで走っていた寝台列車ブルートレインのもの
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 1/20スケールの模型車両も多数展示されている。一番上は100系新幹線
1/20スケールの模型車両も多数展示されている。一番上は100系新幹線
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ここからは2階になる。古い駅舎内の改札
ここからは2階になる。古い駅舎内の改札
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 古い切符の券売機
古い切符の券売機
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 まだICカードがない頃の切符のみの自動改札機
まだICカードがない頃の切符のみの自動改札機
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 昭和初期のオハフ33形客車内のモックアップ
昭和初期のオハフ33形客車内のモックアップ
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 寝台車のベッド。20系B寝台をモックアップ展示
寝台車のベッド。20系B寝台をモックアップ展示
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 国鉄やJRだけでなく、私鉄の展示もある。関西の私鉄の紹介
国鉄やJRだけでなく、私鉄の展示もある。関西の私鉄の紹介
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 運転シミュレータでは体験ができる。在来線6種の時間帯と天候、新幹線を組み合わせ54パターンある
運転シミュレータでは体験ができる。在来線6種の時間帯と天候、新幹線を組み合わせ54パターンある
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 運転シミュレータを体験中。体験すると免許証が交付される
運転シミュレータを体験中。体験すると免許証が交付される
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ATCやATSの仕組を運転しながら体験できるコーナー
ATCやATSの仕組を運転しながら体験できるコーナー
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 山陽新幹線CTC表示板。表示部分は実際に使用されていたもの
山陽新幹線CTC表示板。表示部分は実際に使用されていたもの
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 普段はあまり見ることのないダイヤグラムも展示されている
普段はあまり見ることのないダイヤグラムも展示されている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 キッズパークでは、プラレールで遊び放題
キッズパークでは、プラレールで遊び放題
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 プラレールの展示
プラレールの展示

日本最大級の巨大な鉄道ジオラマ

 縦10m、横30m、総延長1km超えの日本でも最大級の巨大な鉄道ジオラマ。15分間隔で映像を見ながら朝から夜更けまでの演出を楽しめる。運行は1日に5回。団体客向けの特別運行も可能。運行時間以外は自由に見ることができる。サイズは、Nゲージより大型のHOゲージなので、なかなか見る機会のない迫力の鉄道模型が楽しめる。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 縦10m、横30mの鉄道ジオラマ
縦10m、横30mの鉄道ジオラマ
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 山側から見ている。右に見えるのは新幹線中間駅
山側から見ている。右に見えるのは新幹線中間駅
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 転車台も用意されている
転車台も用意されている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 運転台。新幹線、在来線、私鉄線、貨物線と系統が分かれている
運転台。新幹線、在来線、私鉄線、貨物線と系統が分かれている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ホームに停車する各種新幹線
ホームに停車する各種新幹線
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 こちらは特急列車が停まっている
こちらは特急列車が停まっている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 まずは、夜から空が白み始める演出
まずは、夜から空が白み始める演出
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 東北新幹線の始発E5系が走り始める
東北新幹線の始発E5系が走り始める
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 街中を走るクハネ581形
街中を走るクハネ581形
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 中央スクリーンでは映像が流れる
中央スクリーンでは映像が流れる
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ドクターイエローも走る
ドクターイエローも走る
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 私鉄も走っている近鉄特急「しまかぜ」
私鉄も走っている近鉄特急「しまかぜ」
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 夕闇が迫ってくる
夕闇が迫ってくる
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 スクリーンには秋の映像。四季に応じた演出がある
スクリーンには秋の映像。四季に応じた演出がある
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 夜の在来線ホーム
夜の在来線ホーム
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 サンライズエクスプレスがホームに到着して終了
サンライズエクスプレスがホームに到着して終了
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 通路にはHOゲージの模型が展示されている
通路にはHOゲージの模型が展示されている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 こちらは新幹線のコーナー
こちらは新幹線のコーナー
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 壁面にはジオラマのコース図
壁面にはジオラマのコース図

SLは梅小路蒸気機関車館の扇形車庫を中心に展示

 蒸気機関車は動態保存が8台と多く、転車台のある元梅小路蒸気機関車館の扇形車庫に展示されている。車両は運転台に登ることができるようになっていて、間近に見ることができる。扇形車庫でも整備は行なわれていたが、解体検査を行なう専用のSL第二検修庫という建物もあり、ボイラーを下ろして分解点検していた。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 扇形車庫と転車台の全景
扇形車庫と転車台の全景
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 転車台の近景。すぐ近くまで寄ることができる
転車台の近景。すぐ近くまで寄ることができる
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 転車台と扇形車庫。梅小路蒸気機関車庫の看板が見える
転車台と扇形車庫。梅小路蒸気機関車庫の看板が見える
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 扇形車庫に収められている蒸気機関車
扇形車庫に収められている蒸気機関車
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 C51形239号機。「燕」の牽引やお召し列車として活躍
C51形239号機。「燕」の牽引やお召し列車として活躍
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 C53形45号機。昭和3年(1928年)登場の3気筒機
C53形45号機。昭和3年(1928年)登場の3気筒機
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 C59形164号機。ボイラーはD51、足回りはC57をベースにしている
C59形164号機。ボイラーはD51、足回りはC57をベースにしている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 D52形468号機。D51ベースの日本最大のSL
D52形468号機。D51ベースの日本最大のSL
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 D50形140号機。大正15年(1926年)登場の貨物用
D50形140号機。大正15年(1926年)登場の貨物用
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 C58形1号機。「SLやまぐち号」としても昭和59年(1984年)まで活躍。お召し仕様
C58形1号機。「SLやまぐち号」としても昭和59年(1984年)まで活躍。お召し仕様
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 C55形1号機。昭和50年(1975年)まで全国の亜幹線で活躍した
C55形1号機。昭和50年(1975年)まで全国の亜幹線で活躍した
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 D51形1号機。国内最多の1115両が製造された。「デゴイチ」の愛称で有名
D51形1号機。国内最多の1115両が製造された。「デゴイチ」の愛称で有名
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 D51形1号機。国内最多の1115両が製造された。「デゴイチ」の愛称で有名
9000形9633号機。日本初の貨物用に量産されたSL
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 C11形64号機。タンク式で小型。主にローカル線で活躍
C11形64号機。タンク式で小型。主にローカル線で活躍
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 7100形7105号機「義経」。カウキャッチャーとダイヤモンドスタック煙突が特徴的。動態保存
7100形7105号機「義経」。カウキャッチャーとダイヤモンドスタック煙突が特徴的。動態保存
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 1070形1080号機。明治33年(1900年)生まれで、昭和54年(1979年)まで鉱石運搬に使用された
1070形1080号機。明治33年(1900年)生まれで、昭和54年(1979年)まで鉱石運搬に使用された
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 C58形1号機のお召し仕様の装飾
C58形1号機のお召し仕様の装飾
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 SL車両は運転台に登ることができるようになっている
SL車両は運転台に登ることができるようになっている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 扇形車庫で検修中のSL
扇形車庫で検修中のSL
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 SL第二検修庫ではボイラーを下ろして点検できる
SL第二検修庫ではボイラーを下ろして点検できる

11月26日まで「SLラボ~動かせSL! 蒸気のチカラ~」実施

 この秋は11月26日まで、扇形車庫内で「SLラボ~動かせSL! 蒸気のチカラ~」が実施されている。D51の運転室でバーチャルな投炭を体験できるほか、迷路を使い蒸気の仕組みを学べるコーナーも用意される。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 扇形車庫内で11月26日まで「SLラボ~動かせSL! 蒸気のチカラ~」が実施されている
扇形車庫内で11月26日まで「SLラボ~動かせSL! 蒸気のチカラ~」が実施されている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 扇形車庫内のD51形1号機
扇形車庫内のD51形1号機
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 バーチャル投炭体験は、実物の運転席で行なう
バーチャル投炭体験は、実物の運転席で行なう
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 石炭をすくって……
石炭をすくって……
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ボイラーに投炭!
ボイラーに投炭!
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 石炭のすくい口。この穴にスコップを入れると「シャ!」と音がする
石炭のすくい口。この穴にスコップを入れると「シャ!」と音がする
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 投炭口は常時開いている。奥にスコップを入れる
投炭口は常時開いている。奥にスコップを入れる
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 うまく投入できると「ナイス投炭」と表示されSLが進んでいく。ゴールまで走らせる
うまく投入できると「ナイス投炭」と表示されSLが進んでいく。ゴールまで走らせる
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 迷路を使い蒸気の仕組みを学べるコーナーも用意
迷路を使い蒸気の仕組みを学べるコーナーも用意

 実際に動くSLに乗ることができる施設として、SLスチーム号の乗車体験がある。片道500mの線路を往復する体験で、こちらは入館料とは別に一般~高校生300円の料金がかかる。中学生~幼児までは100円。間近で迫力ある蒸気機関車の熱気や煙、音を体験できる。国内の大都市圏で毎日SLを運行しているのはここだけだ。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 SLスチーム号。開放感ある客車をC62形2号機が引く
SLスチーム号。開放感ある客車をC62形2号機が引く
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 発車の長緩気笛で、上に蒸気が勢いよく吹き出す
発車の長緩気笛で、上に蒸気が勢いよく吹き出す
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 後ろに後退して発車。雨のため蒸気の煙が多く見える
後ろに後退して発車。雨のため蒸気の煙が多く見える
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 車体が見えないほどの蒸気
車体が見えないほどの蒸気
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ホームに停車中のSLスチーム号
ホームに停車中のSLスチーム号
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 専用に作られた客車は開放感ある作り
専用に作られた客車は開放感ある作り
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 客車の車内。木製のイスでヘッドマーク柄のデザインが施されている。ハロウィンの飾り付けも
客車の車内。木製のイスでヘッドマーク柄のデザインが施されている。ハロウィンの飾り付けも
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 梅小路公園の横を往復する
梅小路公園の横を往復する

2017年秋~冬に開催されるイベント「京都鉄道ミステリー」

 この秋から冬にかけて、「京都鉄道ミステリー~その博物館には優れた車両と謎がある~」が2018年1月8日まで開催される。SCRAPと竹田印刷制作による街歩き謎解きゲームで、参加者には、乗務カバン形のクリアファイルに入ったキットが手渡され、キット内のガイドブックの内容をよく読んで、指示に従って現場に赴き、パズルのようなクイズを解いていく。内容はその現場に行かないと分からないので、必ず指示される場所に行く必要がある。ステップは4段階あり、博物館内から始まり、最終ステップでは京都の街へ繰り出す。博物館の閉館は17時30分だが、街中の謎解きは22時までできる。

 謎解き内容は高学年の小学生なら分かる程度といわれて体験を始めたが、思いのほかアタマをひねることとなった。ファミリーやカップルなどで、大人も含め楽しめると思う。取材時に女性3人組がチャレンジを始めていたが、手探りの状態から見つけていく期待感でワクワクしていた。

 想定プレイ時間は博物館内で2時間、街中で1時間。プレイ中に答えをネット接続して確認したり、ヒントを見たりするので、スマホなどのモバイルネット環境が必須になっている。

 ツアーの当日券は博物館の入場料込みで2700円。キットのみだと2000円なので、通常はセットの券を購入するのがお勧め。割引入場ができる場合には館内インフォメーションでキットのみでの入手もできる。入場料は別途必要になるが、日をまたいで楽しむこともできる。達成賞があるわけではないので、やみくもにゴールを目指すのではなく、過程を鉄道の歴史に思いをはせながら楽しもう。なお解答をSNSに投稿するなど、ネタバレは厳禁だ。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 謎解きゲーム「京都鉄道ミステリー」の乗務カバン形のクリアファイルとガイドブック。ほかにもマップとペンが入っている
謎解きゲーム「京都鉄道ミステリー」の乗務カバン形のクリアファイルとガイドブック。ほかにもマップとペンが入っている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 「京都鉄道ミステリー」のチケットはエントランスで販売している。入場料込みのセットがお得
「京都鉄道ミステリー」のチケットはエントランスで販売している。入場料込みのセットがお得
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 最終ステップでは博物館を後にし、京都の街に繰り出して最終解答を探す
最終ステップでは博物館を後にし、京都の街に繰り出して最終解答を探す

 ほかにも10月14日~2018年1月28日まで、2階の企画展示室で「鉄道遺産をたずねて~遙かなる時を越えてきた生き証人~」という特別展示が行なわれる。明治時代、大正時代に作られた歴史的な鉄道遺産資料を100点展示。JR西日本管内の鉄道記念物、準鉄道記念物、登録鉄道文化財、約150点をパネルで紹介していく。こちらはまだ展示前のものをいくつか紹介する。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 大阪駅の噴水小僧。明治34年(1901年)開業の2代目大阪駅玄関車寄せに設置されて以来、2004年まで大阪駅に設置されてきた
大阪駅の噴水小僧。明治34年(1901年)開業の2代目大阪駅玄関車寄せに設置されて以来、2004年まで大阪駅に設置されてきた
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 0系新幹線の模型
0系新幹線の模型
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 内部も詳細に作られている
内部も詳細に作られている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 トンネルを掘る際に使われる支保工の模型
トンネルを掘る際に使われる支保工の模型
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 明治45年(1912年)竣工の余部橋りょうの銘板
明治45年(1912年)竣工の余部橋りょうの銘板

懐かしい食堂車の中でオリジナル弁当が食べられる

 プロムナード中央部分のDD54形33号機に引かれたブルートレインの食堂車ナシ20形24号車の車内では、オリジナルのお弁当や軽食が食べられる。なお本館2階にもレストランがある。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 プロムナードのお弁当販売の売店。昼時はかなり混雑する
プロムナードのお弁当販売の売店。昼時はかなり混雑する
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 お弁当の見本
お弁当の見本
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ブルートレインの食堂車ナシ20形24号車
ブルートレインの食堂車ナシ20形24号車
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 入り口は扉がないので通路から
入り口は扉がないので通路から
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ナシ20形24号車車内
ナシ20形24号車車内
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 4人掛けのテーブル
4人掛けのテーブル
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 限定「SL弁当」1100円。今回記者が試食した。黒く見えるのはSLをイメージしイカスミで着色されている。イカスミ味がほのかにする、美味しい和風弁当
限定「SL弁当」1100円。今回記者が試食した。黒く見えるのはSLをイメージしイカスミで着色されている。イカスミ味がほのかにする、美味しい和風弁当
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 限定「ウメテツランチBOX」1200円。取材陣の中では一番人気
限定「ウメテツランチBOX」1200円。取材陣の中では一番人気
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 限定「梅小路弁当」1250円
限定「梅小路弁当」1250円
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 限定「京都鉄博オリジナル巾着弁当」1200円。巾着付き
限定「京都鉄博オリジナル巾着弁当」1200円。巾着付き
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 「923形ドクターイエローランチBOX」1350円。同じ価格で「大人の700系新幹線ランチBOX」もある
「923形ドクターイエローランチBOX」1350円。同じ価格で「大人の700系新幹線ランチBOX」もある
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 「昔懐かしいお茶」100円。昔のよりコンパクトになっているが、ペットボトル茶がまだ無かった頃に駅弁と一緒に売られていたプラスチックに入ったお茶。フタをコップにして飲む
「昔懐かしいお茶」100円。昔のよりコンパクトになっているが、ペットボトル茶がまだ無かった頃に駅弁と一緒に売られていたプラスチックに入ったお茶。フタをコップにして飲む
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 喫茶のメニュー。ソフトクリームやフロート、焼き鳥、生ビールもある
喫茶のメニュー。ソフトクリームやフロート、焼き鳥、生ビールもある

グッズなどお土産品は入場しなくても購入可能

 お土産品を扱うミュージアムショップは、博物館の施設とは別館の旧二条駅舎内にある。博物館側からだと裏側からアクセスすることになり、いったん出場しチケットを見せて再入場という手続きがいる。つまりミュージアムショップ直前に出口がある。旧二条駅舎の正面側は外に面していて、京都鉄道博物館に入場しなくてもミュージアムショップには入ることができる作りになっている。前日時間がなくてミュージアムショップまでまわりきれなくても、翌日時間を作って訪れることもできるわけだ。グッズのみを目当てにする人にはありがたい作りとなっている。

 旧二条駅舎は、京都鉄道株式会社の本社屋と駅舎を兼ねた建物で、1904~1996年まで駅舎として使われた。その後この場所に移築、復元され、京都市指定有形文化財に指定されている。

 最後に、これからのシーズンにお勧めのグッズ類をいくつか紹介しよう。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ミュージアムショップの入る旧二条駅舎
ミュージアムショップの入る旧二条駅舎
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 旧二条駅舎内のミュージアムショップ
旧二条駅舎内のミュージアムショップ
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ミュージアムショップ内部
ミュージアムショップ内部
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 公式キャラクター「ウメテツ」グッズ。ほかに大きなクッションもある
公式キャラクター「ウメテツ」グッズ。ほかに大きなクッションもある
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 大きめのマグカップ2種類の色違い。洛中洛外鉄道図デザイン
大きめのマグカップ2種類の色違い。洛中洛外鉄道図デザイン
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 コクヨのキャンパスノート3個パックが2種類。小さめサイズのメモ用
コクヨのキャンパスノート3個パックが2種類。小さめサイズのメモ用
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 バンダイの鉄道模型「Bトレインショーティー」シリーズ
バンダイの鉄道模型「Bトレインショーティー」シリーズ
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 タカラトミーのプラレールとチョロQでSLの7100形7105号機「義経」
タカラトミーのプラレールとチョロQでSLの7100形7105号機「義経」
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 キラキラにデコられた缶ケース
キラキラにデコられた缶ケース
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 車両正面がデザインされたネクタイ。さりげなく京都鉄道博物館マークも入る
車両正面がデザインされたネクタイ。さりげなく京都鉄道博物館マークも入る
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ブレーキハンドル形ボトルキャップオープナー
ブレーキハンドル形ボトルキャップオープナー
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 神戸のゴンチャロフ製菓クランチチョコレート。ミルクとホワイトが入っている。EF81形103号機がモチーフの缶
神戸のゴンチャロフ製菓クランチチョコレート。ミルクとホワイトが入っている。EF81形103号機がモチーフの缶
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 同じクランチチョコレートだが、こちらはパッケージがペーパークラフトになっている
同じクランチチョコレートだが、こちらはパッケージがペーパークラフトになっている
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 お馴染み亀田製菓の柿の種。京都鉄道博物館限定パッケージ。辛口醤油、カレー、梅の3種入り
お馴染み亀田製菓の柿の種。京都鉄道博物館限定パッケージ。辛口醤油、カレー、梅の3種入り
JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介 ヘッドマーククッキー。オマケで23種のヘッドマーク缶バッジがランダムに1個入っている
ヘッドマーククッキー。オマケで23種のヘッドマーク缶バッジがランダムに1個入っている

 これだけの分量を紹介しても、まだすべては紹介しきれていない。ごく一部をかいつまんでお見せしているだけだ。日本の鉄道の歴史を満喫できる、とても見応えのある鉄道博物館だ。車両は随時入れ替えが可能なので、展示車両はところどころ変わっている可能性もある。それもまたこの施設の特徴で楽しみの一つ。

 電車好きの子供連れファミリーはもちろんだが、カップル、そしてお一人さまでも、存分に丸1日没入できる楽しい施設である。京都観光のついでとは言わず、こちらをメインにしてついでに京都も楽しむくらいの勢いで、ぜひ訪れてもらいたい。

JR西日本、謎解きゲームツアーなど「京都鉄道博物館」の秋冬イベント紹介