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京都鉄道博物館、3シリンダー機C53形のピットに潜れるワークショップ

4月16日開催、中学生以上対象、応募者多数の場合は抽選

2017年4月16日 開催

2017年3月21日 申し込み締め切り

京都鉄道博物館に展示してあるC53形45号機

 京都鉄道博物館は、第1回ワークショップ「蒸気機関車セミナー」の開催を発表した。1070形1080号機とC53形45号機に関連する通常非公開の場所を見学できる。申し込みが必要で、往復はがきで受け付ける。

 セミナーは2つ開催。小学生対象の「1070形をのぞいてみよう!」では、明治時代にイギリスで製造された1070形1080号機を運転台を案内し、蒸気機関車の動く仕組みを分かりやすく解説するという。開催は4月15日で、11時、14時、16時の3回行ない、定員は20名。保護者は1名まで同伴可能。

 中学生以上対象の「1070形とC53形の特徴にせまる」では、蒸気機関車の動くしくみを解説、1070形1080号機の運転台を案内するほかに、国産唯一の3シリンダー機、C53形45号機下のピット(車両の下部を修繕するためのスペース)に案内する。開催は4月16日で、11時、14時、16時の3回。こちらの定員は20名。

 どちらのセミナーは受講は無料だが、京都鉄道博物館の入館料が必要。申し込みは往復はがきで3月21日消印有効。応募者多数の場合は抽選となり、4月3日までに発送するという。なお、対象の限定は、2017年4月現在の学年で判定するという。

C53形は、この奥に3つめのシリンダーがある
京都鉄道博物館には、3シリンダー機を解説するため、シリンダーが動く模型も展示してある
1070形1080号機