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バンダイ、ガンプラ総合施設「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」8月19日オープン

約1500種のガンプラが買える・作れるオフィシャルショップ

2017年8月19日 オープン

8月19日に「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」がオープンする

 バンダイは8月19日、ダイバーシティ東京 プラザ(東京都江東区青海)7階に「THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)」をオープンする。それに先駆けて、8月17日に内部の様子を報道公開した。

 ガンダムのプラモデル(ガンプラ)やアパレル(STRICT-G)の販売、実物大コアファイターの展示、ドームスクリーンの映像上映(DOME-G)などを行なっていた「ガンダムフロント東京」(2012年4月~2017年4月)を全面リニューアルしたもので、ガンプラ主体の施設に生まれ変わった。ガンダムフロント東京には一部有料エリアが存在したが、ガンダムベース東京は全エリアが入場無料。

施設内マップ。ガンプラ関連で占められていることが分かる

 施設内は4つのゾーンに分かれており、その大半を占める「ショップゾーン」には歴代約1500種のガンプラをはじめ、飾り付け用の台座「アクションベース」や公式改造部品「ビルダーズパーツ」、水転写式デカール「ガンダムデカール」、各種工具、塗料まで、ありとあらゆるガンプラ関連商品が揃っている。キット以外を含めると商品点数は約2000種。

 キットは新商品はもちろん、1980年のガンプラ発売開始当時からある旧キット、ガンダムベース東京でしか購入できない限定キットなど、(在庫があれば)すべて購入できる。

 そのほか、静岡にあるガンプラ工場「バンダイホビーセンター」の1/200模型や金型の展示を行なう「ファクトリーゾーン」、購入したガンプラをその場で製作できる「ビルダーズゾーン」、企画展示などを行なう「イベントゾーン」に分かれている。また、ガンダムのアパレルブランド「STRICT-G」の販売スペースも引き続き用意している。

入り口付近には新商品が並ぶ
現在販売中のガンダムベース東京限定アイテムも

ショップゾーン

RG(リアルグレード)の新作「ユニコーンガンダム」。写真左のユニコーンモードのボックスアートは初回出荷限定
約1500種取り揃えているとあって、店内はものすごい物量。模型店や模型売り場では品薄気味のガンダムデカールもこのとおり
HGUC「ネオ・ジオング」やHGUC「デンドロビウム」などの大物も。完成品展示もしている
ジオラマ素材に最適な1/35の「U.C. HARD GRAPH(U.C. ハードグラフ)」や、ヒルドルブやラビアンローズのほか、艦船モデルが揃う「EXモデル」
U.C. ハードグラフやEXモデルは基本的に塗装前提のキット
「ビルドファイターズトライ」のヒロイン、フミナ推しの一角も
旧キットのモビルアーマーたち
カトキハジメ氏プロデュースのMG(マスターグレード)、「Ver. Ka」がズラリ
PG(パーフェクトグレード)の完成品展示はサイズが大きく(1/60)、ディテールも緻密で見応え抜群
ファーストガンダムのワンシーンを再現できる「ガンダム情景模型」シリーズ。見たところ品薄だが、もちろん購入できる
ショップゾーンのレジ
工具や塗料も購入できる
カプセルトイ「机の上のプチッガイ」

ガンダムベース東京限定アイテム

限定アイテムの販売エリアはショップゾーンと切り離している。過去(ガンダムフロント東京)の行列を踏まえて待機列のスペースはかなり広め
販売エリアの入り口には取扱中の商品一覧が
限定アイテムの一部

ビルダーズゾーン

購入したキットをすぐ作れる「BUILD ROOM」(店内購入品に限る)
「PAINTING ROOM」は9月2日から稼働
PAINTING ROOMには著名モデラーによる作例を展示。写真はガンプラ専門誌「GHL」掲載にされたNAOKI氏の作例
こちらは川口名人(バンダイ ホビー事業部 川口克己氏)の作例
作業スペース
排気ダクト付きの塗装ブースが2卓
「ガンプラビルダーズワールドカップ」世界チャンピオンの作例

ファクトリーゾーン

小型の射出成形機「babyplast」を使った実演を間近に見られる
金型に樹脂を流し込んで17秒でできあがる
出てきたのは1/144「ユニコーンガンダム(デストロイモード)」の頭部
静岡にあるバンダイのガンプラ工場「バンダイホビーセンター」の1/200模型
模型の手前にはボタンがある
ボタンを押すと工場のクレーンなどが動く
デザイン部や設計部などのオフィス
中央の量産型ザク風運搬車は実際に工場で使われている。これもボタンで動く
設計マニュアルや金型などガンプラの粋が詰まった展示
展示している金型はガンプラで唯一廃番になっているというHG 1/144「RX-78 ガンダム」(HGUCではなく1990年発売の旧HG)のもので、静岡の工場の外で金型が見られるのは非常にレアとのこと
劣化した金型をメンテナンスする職人が使う自作の工具
これは形状などのテストを行なった際の金型

イベントゾーン

イベントゾーンのイベント予定。オープニングイベントは「ビルドファイターズワールド」(8月19日~9月11日)
ビルドファイターズ、ビルドファイターズトライの設定画などを展示している(普段は撮影禁止)
ビルドファイターズの主役イオリ・セイ(中央)やレイジ(右)の立像
イベントスペースにはトークブースがあり、川口名人がスタンバっていた
8月26日発売のHGBF 1/144「GM/GM」

STRICT-G

ガンダムのアパレルブランド「STRICT-G」。あまり広くないが、商品はぎっしり
TシャツやYシャツなど、ハデなものからワンポイントまで
ピン各種。5000円~6000円
ネクタイはよく見ると柄がハロやザク、ドムなどガンダムネタ
バリエーション豊富なバッグ類
SWANSとのダブルネームのサングラス
THE GUNDAM BASE TOKYO(ガンダムベース東京)

所在地:東京都江東区青海1-1-10 ダイバーシティ東京 プラザ7階
営業時間:10時~21時
入場料:無料

等身大ガンダム立像のあとに作られている等身大ユニコーンガンダム。現在の進捗はこのくらい。首から下はデストロイモード、頭部のみユニコーンモードなので、頭部だけ変形すると思われる