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ソラシドエア、大分県杵築市とコラボしたラッピング機「特産品ブランド・きつきのきづき号」就航

機体を使って地域をPRする「空恋」プロジェクト18番目の取り組み

2017年8月4日 発表

ソラシドエアが大分県杵築市をPRする「特産品ブランド・きつきのきづき号」の運航を開始

 ソラシドエアは、機体を活用して地域振興を図るプロジェクト「空恋~空で街と恋をする~」の18番目の取り組みとして、大分県杵築(きつき)市をPRする「特産品ブランド・きつきのきづき号」を7月14日に就航。

 8月4日には大分空港で、ソラシドエア代表取締役社長の髙橋宏輔氏、杵築市長の永松悟氏が出席して就航セレモニーを実施した。セレモニーの対象便となったソラシドエア90便(大分13時05分発~羽田14時35分着)の搭乗客には、杵築市の情報誌や、大分で畳表の材料として使われる杵築七島藺のコースター、搭乗証明書などの記念品を提供した。

8月4日に大分空港で行なわれた就航セレモニーの様子(写真提供:ソラシドエア)

 大分県杵築市は国東半島の南端に位置し、別府湾や伊予灘からの海の幸や、肥沃な大地、歴史や文化が生み出す地域特産品がある。杵築市ではこうした地域資源や地域特性を活かした産品を「杵築ブランド」として認定し、「きつきのきづき」をキャッチコピーに商談会や販売会などを行なってプロモーションに取り組んでいる。

 また、観光地としても“九州の小京都”とも称される江戸時代の風情がある街並みで、300点のなかから好きな着物をレンタルして散策でき、外国人観光客も多く訪れているという。

 ソラシドエアの空恋プロジェクトでPRを担うのは、ボーイング 737-800型機の登録記号「JA802X」の機体。機体後方に「きつきのきづき 大分 杵築」と書かれたメインロゴと、杵築市の緯度経度を掲示。さらに搭乗口となる左舷最前方のドア脇にも「きつきのきづき」ロゴの入ったデカールを貼っている。運航期間は1年間を予定している。

機体にラッピングされる「きつきのきづき」のコピーが入ったデカールデザイン