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なぜ「トゥンクトゥンク」はミャクミャクになれないのか? 万博担当記者がゆるく語りました

【ポッドキャスト文字起こし】

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ポッドキャスト「ニュースの続き」がスタート。トラベル Watchの編集部員がトゥンクトゥンクや“ゆるキャラ”について語りました

 Impress Watchシリーズのポッドキャスト「ニュースの続き」が、2026年9月にスタートしました。

 第2回のテーマは、GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)の公式マスコットキャラクター「トゥンクトゥンク」。トラベル Watchで万博・園芸博やテーマパーク取材を担当しているスタッフを中心に、トゥンクトゥンク人気の現状や今後期待していることをゆる〜く語りました。

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臼田:Impress Watchの臼田です。

丸山:トラベル Watchの丸山です。

松本:同じくトラベル Watchの松本です。

臼田:この番組、ニュースの続きでは、Impress Watchシリーズ各編集部のスタッフが記事を出したあとに残った話、取材で感じたこと、もう少し掘り下げたいポイントをトーク形式でお届けします。

今回のテーマは「トゥンクトゥンク」。トゥンクトゥンクって何ですかね? 丸山さん。

丸山:まず「トゥンクトゥンク」の名前を一発で言えたことにちょっとびっくりしてますが(笑)。トゥンクトゥンクは、来年2027年に横浜で開催される園芸博覧会の公式キャラクターですね。大阪・関西万博でいう「ミャクミャク」的な存在になります。

臼田:分かりやすいですね。そもそも音声でトゥンクトゥンクを説明するのは、若干すでに間違えてるんじゃないかって思い始めてるんですけども。

丸山:はい(笑)。

臼田:僕はけっこうかわいいと思うんです。地球儀にハートで、緑がいっぱいみたいな、この説明で伝わるのか……。

丸山:そうですね。地球の緑を愛しているハートの魂に、黄色い足が生えているのを想像していただけると。

臼田:お、なるほど。

松本:なんか手が前に突き出してるんですよね。

丸山:そうですね。着ぐるみで見るとちょっと横に突き出してるんですけれども、絵で見ると前に手がついてて。丸い地球儀が本体で、手と足はちょっとミャクミャクに比べると自由度が低いかなっていう。

松本:着ぐるみって言っちゃっていいんですか?

丸山:着ぐるみって言って大丈夫です(笑)。

松本:あ、大丈夫ですか(笑)。

臼田:一応、設定上は「精霊」ってことになってるんですか?

丸山:そうですね、精霊。ミャクミャクも地球の外から来た「いのち」なので、トゥンクトゥンクもそれに近い設定。

臼田:そうだっけ?

※ミャクミャクは「清い水」と「細胞」がひとつになって生まれた不思議な生き物とのこと。地球のなかで生まれたのか否かは不明でした

丸山:詳しくは公式サイトをご確認いただきたいんですが、ハートと地球が一体になって、みんなに喋りかけて、地球の緑とか美しいところをもっと知ってほしいよっていう。基本的にはミャクミャクと割と近いコンセプトになってますね。

松本:地球の外から来たのに、地球のよさを知ってほしいんですか?

丸山:地球のよさを知ってほしい……。美しい星だと思ったのかも(笑)。その辺の設定があまり、ミャクミャクに比べるとまだ発信されてないので、そこはまたちょっとずつ伝わっていくかもしれないし、またミャクミャクのように興奮したら色が変わる的な設定が増えるかもしれないです。

※トゥンクトゥンクのハート部分は、はるか宇宙の遠くから、青く美しい地球に憧れてやってきた好奇心旺盛な精霊。地球そのものにみえる球体(テラリウム)は、地球へ旅する間に過ごしていた「おうち」でした

臼田:今のところ、トゥンクトゥンクが盛り上がってるようには感じないんですけども(笑)。これはなんか丸山さん的には思うところはあるんですか?

丸山:数字で具体的に人気の差をお伝えしますね。トラベル Watchではミャクミャクのダンス動画のほかに、トゥンクトゥンクが出席した横浜市営地下鉄にラッピング車両が導入されるセレモニーの様子だったり、発表会の幕間にトゥンクトゥンクが記者たちのカメラにサービスしてくれた映像など、けっこうミャクミャクに負けないぐらいトゥンクトゥンクの映像を上げています。

ただし、ミャクミャクの再生回数が直近で68万回が最大なのに対して、トゥンクトゥンクは6800回。

臼田:ええー(笑)。

松本:100分の1ってことですか?

丸山:そうですね(笑)。それでも公開された当初は数百再生だったのが、半年くらい経って6800まで伸びてるので、着実にちょっとずつ注目はされてるのかなっていう印象なんですけれども。

※ミャクミャクの再生数は66万、トゥンクトゥンクの再生数は7400でした

大阪・関西万博「フラッグパレード」ミャクミャク×アバンギャルディのダンスパフォーマンス(フルバージョン)

横浜市営地下鉄「GREEN×EXPO 2027」ラッピングトレイン出発式

丸山:グリーティングを開催すると、ミャクミャクはみんながカメラを掲げて、芸能人の出待ちぐらいの盛り上がりがあるんです。トゥンクトゥンクはポツリポツリ……。「こっち向いて」っていう全員に対応できるぐらいの人気感かなっていうのが現状です。

臼田:もっと盛り上げていかないと、横浜の園芸博も盛り上がらないかもしれないんで、これはトゥンクトゥンクの責任重大ですよね。

丸山:ミャクミャクの「ちょっと気持ち悪いけど、よくよく見たらかわいいかも?」みたいな振る舞いが万博の盛り上がりにつながり、最初に火がついたきっかけであるグッズの盛り上がりを巻き起こしたので。

横浜の園芸博覧会も、やはりトゥンクトゥンクがもっとかわいいと思われるのが大事なのかなと思います。

臼田:どうすればいいんですか? トゥンクトゥンクは。

丸山:トゥンクトゥンクは、ミャクミャクと比べても、着ぐるみの球体に短めの手足が生えてるので、ちょっと動きに制限があり……。ミャクミャクは例えば、激しい「OKP cipher」ダンスっていう踊りを披露したり、違った一面を見せるのが得意だったんです。

トゥンクトゥンクはまだ今のところ喋ってもないっていうのと、手足を振ってみせるぐらいのパフォーマンスの違い、あと指が意外としっかりあるんですよね。園芸博の公式ポーズ「指ハート」が、実はあんまり知られていないんですけれども(笑)。

臼田:へえー。

松本:ジェスチャーが(笑)。

幕間トゥンクトゥンク

丸山:万博はみんなで集合写真を撮るときの決めポーズがなかったのに対して、園芸博はちゃんと最初から指ハートっていうポーズも決まってまして。そのポーズを、トゥンクトゥンクが一緒にやってくれるっていう、よくよく注目した人には伝わるかわいさはありながらも、まだちょっと足りてないなっていうのが正直なところなので。

個人的にはあの丸いシルエットを打ち破って、何か第2形態を見せてもらうのが……。

臼田:はは(笑)。

丸山:グッズも今のところ、色違いで黒だったり、ちょっとデフォルメしたパターンは出てるんですが。地球儀のデザインがけっこう繊細で、植物の葉っぱや枝が細かく描かれてるので、ちょっとミャクミャクよりもこだわったデザインになってるんです。

その植物が、例えば季節によって入れ替わったり、植物以外の何かと合流したり、変化が出てきてほしいなっていうのが、ミャクミャクファン兼トゥンクトゥンク新規ファンとしての正直な感想です。

臼田:なるほど。ちょっと作り込みすぎてて、世界観がしっかりしすぎ。

丸山:ムーミンとかミッフィーのようなキャラクターが好きな人には、きっと刺さるのかなっていう印象なんですけれども。

(理想のキャラクター像として)ミャクミャクとか、私のなかで印象残ってるのが「まりもっこり」。

臼田:はあー。ありましたね(笑)。


丸山:私は北海道出身なので、地元の人はクルマのルームミラーにぶら下げてたり、みんな1個は持っていた印象です。あれもかわいらしいというよりは、なんか気持ち悪いけど、よく見たらかわいいかもしれない、クセになるキャラですよね。

松本:ちょっとスケベそうな顔してる(笑)。

丸山:そういう印象(笑)。ミャクミャクも最初は「いのちの輝きくん」あるいは「コロシテくん」とか、ちょっと可哀想なあだ名がついたり、奇妙な存在として見られてたんです。でも、トゥンクトゥンクは割と最初からかわいい。公式サイトでもすでに喋っていて……。

臼田:喋るの?

丸山:「トゥンクトゥンクとおはなししよう!」というコンテンツがあります。例えば、スマートフォンに向かって「トゥンクトゥンクこんにちは」と言うと「こんにちは」って喋ってくれるんです。

松本:へえー。

丸山:トゥンクトゥンクの声は、今のところ公式サイトでしか出てないですね。

※9月末にはツーリズムEXPOジャパンにて「しゃべるトゥンクトゥンク」が公開されたほか、10/19には「トゥンクトゥンク プロモーションソング」が発表されました

ツーリズムEXPOジャパンで公開された「しゃべるトゥンクトゥンク」


丸山:例えば、イベントでトゥンクトゥンクが自ら話す園芸博のPRタイムを設けて、その映像がテレビやトラベル WatchのYouTubeなどで公開されて、「トゥンクトゥンクって喋るとかわいいんだ」って注目してもらえると、もうちょっと園芸博自体の認知も上がるんじゃないかなっていう気がします。

臼田:ちょっと作り込みすぎてる割には、色が多すぎますよね。

丸山:ミャクミャクのバリエーションは、ノーマルに黒と白、虹色、ピンクなど。うちにも七色のミャクミャクが棚にずらっと飾ってあったり、サンリオなどいろんなキャラクターに、ミャクミャクの赤い細胞だけ合体させて色を変えたり、アレンジしても「ミャクミャクとのコラボだな」と伝わる印象でした。

トゥンクトゥンクは地球のハートを、サンリオのキャラクターたちが抱きかかえて、みんなその愛を伝えようとか感謝の気持ちを伝えようっていうキャンペーンも実はやってたりするんです。ちょっとそのハートの部分だけだとトゥンクトゥンクのよさが伝わり切らないというか、園芸博のキャラクター感っていうのは若干薄いですよね。

丸山:トゥンクトゥンクの完全形だけじゃない、グッズにしやすいバリエーションが出てきてくれるといいなって思います。

臼田:複雑すぎてグッズにしづらそうですよね。後ろ姿がすごい緑豊かでかっこいいんですけど、大量生産できない感じが(笑)。

丸山:プリントがけっこう繊細だったり、例えば刺繍になると繊細さがかわいいかもしれないですが、そうなると量産がまた難しくなりますよね。

松本:なんかシンプルな第2形態って、考えられないんですかね?

丸山:万博取材で私は会場に13回行ったんですが、メディアデー1回しか行ってない松本さんがいちはやくミャクミャクの魅力に気づき、のちに大人気となるグッズを買ってまして。なので、松本さんが欲しいトゥンクトゥンクのグッズを聞きたいです。

松本:僕は会場でやってた丸善ジュンク堂書店の「ミャクミャクぬいぐるみくじ」を(開幕前の)メディアデーに引いて、寝そべりミャクミャクのぬいぐるみを持ってるんです。

松本:ミャクミャクに惹かれるのは、やっぱり動きですよね。ミャクミャクって寝そべったり、片手で逆立ちしてみたり、いろいろなポーズがあるんですけど、トゥンクトゥンクはたぶん転ぶと立ち上がれない感じなので。

片手で逆立ちするミャクミャク(あべのハルカス近鉄本店にて2025年7月撮影)

丸山:確かに(笑)。着ぐるみだと球体が身軽に作られてるんで転びそうな感じはまったくないんですが、寝たりするのは難しいかも。

臼田:動きが出せない。

松本:なんかもうちょっと身軽なバージョンがあるといいですよね。

丸山:そうですね。ジャンプと歩く以外の動きが、欲しい。

松本:急に手足が伸びたりとか(笑)。

丸山:着ぐるみだと手の部分は本当に手のひらしか出てないので、もうちょっと腕が出て、肘を曲げたり伸ばしたり踊ったり、動きが出てきてくれるとかわいいですよね。

松本:ぜひ殻を破ってほしいですよね。

臼田:第2形態。

丸山:園芸博自体も「万博の翌年にある同じようなイベント」じゃなくて、第2形態=楽しめるものが植物以外にもたくさんある。トゥンクトゥンクと園芸博の知名度が両方上がって、「園芸博も万博とは違うけど面白い」なんてお祭り騒ぎをするのに、まずはトゥンクトゥンクの人気が出てほしいなと思います。

臼田:まだ園芸博まで半年ありますからね。

丸山:開幕は2027年3月19日です。

臼田:なんで、3月にはもしかしたら……

丸山:人気がミャクミャク以上に出ているかも?

臼田:かな?(笑)

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編集部