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リニア中央新幹線、神奈川県駅(仮称)の軌道階を公開。地下3階・深さ30mにある広大な空間を見てきた
2026年10月30日 06:00
- 2026年10月24日 公開
JR東海は、リニア中央新幹線の神奈川県駅(仮称)の建設現場において、「さがみはらリニアフェスタ2026」を10月24日~25日に開催した。当日は地下3階の軌道階(リニア中央新幹線の本線・副本線・ホームとなる部分)の一部も初めて一般公開された。
リニア中央新幹線は品川~名古屋を最速40分で移動できる超高速鉄道。現在の東海道新幹線で86分のところを約半分の時間で到達できることになる。また、神奈川県、山梨県、長野県、岐阜県には中間駅が設置される予定で、新駅周辺の発展も見込まれる。その中間駅のほとんどは地上駅(高架駅)になる予定だが、神奈川県駅だけは地下駅として建設が進んでいる。
神奈川県駅は、県立相原高校移転跡地を中心に、国道16号と交差する地下3層の大規模地下構造物で、駅部の大部分を開削工事(地上から掘削する工法)にて構築しているのが特徴だ。国道16号交差部は、非開削トンネル(地下をトンネル形式で掘削する工法)にて構築している。
ちなみに、駅の東端部には品川方面から進んでくる第一首都圏トンネルのシールドマシンが到達する予定で、西端部からは第二首都圏トンネルのシールドマシンが山梨方面に向けて発進する予定だ。
地下構造物は、駅部延長約680m、最大幅約50m、深さ約30mと大きなもので、地下3階の軌道階には、ホーム2面、線路4線(本線、副本線)を設置する。
地下3階に降りてみた感想としては、巨大なコンクリートの箱のなかにいるという感覚だ。何か所かに設けられた、ホーム、副本線へ続く開口部があり、最大幅は約50mに達する。
駅の工事には2種類の開削工法が使われており、近接構造物がある場所や狭いヤードに関しては一般的な工事方法である地上から土留壁を施工していく。近接構造物がなく、広いヤード部分に関しては、法面で掘削後、地下で土留壁を施工する。広いスペースを取れるので、駅構造物の構築がしやすいという利点がある。ちなみに掘削して搬出された土砂(砂礫層)は、工事現場に盛土として仮置きされており、駅構造物の構築後に埋め戻す。
イベント当日は、近隣の小学生や事前抽選をパスした見学者が地下3階を見学することができた。参加した小学生は、リニアの塗り絵やフォトスポットでの撮影、壁面へメッセージの記入などを行ない、神奈川県駅についての説明も受けた。見学会には、神奈川県知事の黒岩祐治氏、相模原市長の本村賢太郎氏、JR東海の副社長 水野孝則氏も参加した。黒岩知事が「ここにリニアの駅ができるんだよ」と小学生たちに声掛けすると、「早く乗りたい!」と期待する声が上がっていた。










































