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万博で話題、落合陽一の「null2n(ヌルヌルネクサス)」が横浜ランドマークプラザに誕生! 人生初の“ヌル”体験をレポします
2026年10月12日 06:00
- 2026年10月9日 実施
メディアアーティストの落合陽一氏がプロデュースする常設ミュージアムシアター「null2n(ヌルヌルネクサス)」が10月14日、横浜ランドマークプラザ5階にグランドオープンする。これに先立ち、10月9日にオープニング記念セレモニーと報道向け内覧会が行なわれた。
大阪・関西万博で大きな話題を呼んだシグネチャーパビリオン「null2(ヌルヌル)」の世界観を継承・進化させた最新スポットへさっそく足を運び、そのデジタルアート空間を実際に体験してきた!
null2n(ヌルヌルネクサス)施設概要
会場: 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークプラザ5階
開館時間: 9時30分~21時
体験時間: 約60分
チケット料金:
[大人(13歳以上)]平日3900円、土日祝4500円
[4~12歳]平日3000円、土日祝4000円
[3歳以下]無料(大人1名につき1名まで)
[ピンバッジ付きチケット(大人)]平日1万1900円、土日祝1万2500円
[ピンバッジ付きチケット(子供)]平日1万1000円、土日祝1万2000円
驚きととまどいの連続! 6つの部屋を巡る約60分の没入体験
「null2n」は6つの部屋で構成しており、約60分をかけて不思議な世界を巡っていく。
アテンダント同行の団体形式で館内を巡るため、スムーズな入館には事前のチケット購入がお勧めだ。チケットは公式の特設販売サイトからオンラインで購入することができ、時間指定は約20分おきの間隔で区切られている。
ちなみに私は、大阪・関西万博の「null2」パビリオンを体験していないので、今回が人生初の“ヌル”体験。万博で大混雑のパビリオンに並んで入ったという人たちとは一味違う、完全なる初心者目線の感想だということを最初にお伝えしておきます!
1つ目の部屋「門 震える 皆空鏡門」
横浜ランドマークプラザという商業施設内に、異様な雰囲気で出現した「null2n(ヌルヌルネクサス)」。一歩足を踏み入れたそこは「門」と名付けられた最初の空間だ。
落合氏いわく、ここは「大阪万博の外装膜と同じミラー膜でできた、震えるポンド(池)のような入り口」なのだそう。
空間に漂うただならぬ低周波の振動と音にさっそく圧倒される。現実から異空間へと引きずり込まれるような、不穏な世界へのプロローグとなっている。
ちなみに、館内の床や壁に使われている鏡の膜は非常に傷つきやすい素材。そのため、来場者はこの最初の「門」で、靴の上に白い不織布のシューズカバーを装着して入場する。
2つ目の部屋「壱の間 戸惑う さよならホモサピエンス」
ということで、まずは門を通り過ぎた先にある部屋「壱の間 戸惑う さよならホモサピエンス」。……正直、タイトルからして意味が分からない(笑)。
落合氏も「幼稚園児でも分かるようにひらがなで書いたのに、なるほど分からないと言われる(笑)」と語ったとおり、理屈抜きでとまどうための空間らしい。どんな演出が待っているのかは、ぜひ現地で存分にとまどってみてほしい。
3つ目の部屋「弐の間 整う 無眼界の夢」
続いて入るこの部屋では、完全な暗闇が待っている。これほどの暗黒を体験したのは、善光寺(長野市)の「お戒壇巡り」以来かも!
ここは一切のビジュアル体験を排除して、音がまったく響かない「無響室」。その響かない空間のなかで、人々の会話などのリアルな音を流しているので、まるで自分の耳元や脳内で直接その音が鳴っているかのような、ゾクッとする生々しさが体感できる。
目を開けていないと自分が置いていかれそうな気持ちになったが、目を閉じても開けても景色は同じ(=真っ暗)なので、なかなかコワイ。音を通じて自分の身体の気配を感じる、究極の「整う」空間かもしれない。
4つ目の部屋「参の間 驚く 質量への憧憬」
一転して、次の「参の間 驚く 質量への憧憬」は、落合氏いわく「質量のあるものがずらっと置かれている」部屋だ。
左右には、かつて誰かが使っていた道具や発明品がズラリと展示されていて、その数およそ180点。自由に歩き回りながら観覧する“ギャラリー”だ。道具に触れることはできないが、「そこに何かがある」というだけで、なんだかホッとする。
5つ目の部屋「肆の間 トぶ 潜在空間の夢」
肆(し)の間は、壱の間と同じようなミラールームで、ここは「AIが学習していくステップそのものを可視化した空間」とのこと。
50台ものワークステーションをフル稼働させてリアルタイムに映像を生成しているのだそう。すさまじい計算機パワーと光の波に、脳みそがクタクタになるまで文字どおり“トぶ”感覚を味わう部屋らしい。
オリジナルグッズを販売する「null2nshop」も
入り口付近には物販コーナーもある。ヨウジヤマモトが展開するジェンダーレスブランド「Ground Y」とのコラボレーションによる「Ground Y×null2n Tシャツ」が目を引くカッコよさだった。オープン後は話題になりそうな予感。
公式アプリ「Mirrored Body」は体験前の準備がお勧め
「null2n」体験前にぜひスマホにインストールしておきたいのが、公式アプリ「Mirrored Body」だ。事前にアプリをダウンロードしてログインし、自分の「知識」「声」「容姿」を登録してAIアバターを作っておけば、現地でQRコードをスキャンして「チェックイン」をすることで、自分が「null2n」の演出に参加できる。
2027年開幕の「花博」パビリオンへ続く世界
大阪・関西万博の「null2」に行った人もそうでない人も、横浜で“転生”した「null2n」は必見のスポットだ。
落合氏の仕掛けはこれで終わりではなく、2027年3月から横浜で始まる「GREEN×EXPO 2027(花博)」では、次のパビリオン「null4(テトラヌル)」が登場する。「null4」は、回転する鏡が花や空、見ている人を映し出して、どんどん景色を変えていく作品となるとのこと。今回オープンした「null2n」での試みが、そのまま来年の花博へつながっていくような形だ。
ちなみに落合氏は、屋外のテトラヌルと内部のネクサスが「お互いに補完し合う関係(テレコ)になっている」と説明し、両方を合わせて往復することでより楽しめると語っていた。
来年の花博への期待も胸に、まずは横浜ランドマークプラザに新しくできた世界を楽しんでみてほしい。
オープニング記念セレモニーにはミャクミャクとトゥンクトゥンクもかけつけた
グランドオープンを記念して、10月9日に横浜ランドマークプラザ1階ガーデンスクエアで開かれたセレモニーには、プロデューサーの落合陽一氏をはじめとする多くの関係者が登壇。式典では、横浜市の平原敏英副市長からの祝辞や、大阪府の吉村洋文知事らによるビデオメッセージも紹介された。
さらに、大阪・関西万博公式キャラクターの「ミャクミャク」と、GREEN×EXPO 2027公式マスコットキャラクターの「トゥンクトゥンク」も応援に駆けつけ、ステージ上を盛り上げた。



















































