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ブッキング・ドットコムの旅女子3人に聞く! スマホアプリで自分だけの“自由な旅行”を作るワザ

直前予約、機内、現地などで役立つ、アプリ使いこなし術

ブッキング・ドットコム・ジャパンの旅好き3名。左からキーアカウントマネージャーの古川亜弥さん、アウトバウンドエグゼクティブの上田奈実さん、ブッキングスイート部門パフォーマンスマネージャーの朴美善さん

 自分好みの旅を自由に組み立てられる個人旅行。航空券と組み合わせて、ちょっと贅沢にラグジュアリーホテル。いつもより少し長めにアパートホテルで長期間滞在など、目的と期間、お財布事情に合わせて旅が作れると利用者が年々拡大している。

 そんな個人旅行で力を貸してくれるのがOTA(Online Travel Agent:オンラインで予約可能な旅行会社)だ。なかでも1996年にオランダ・アムステルダムで設立されたブッキング・ドットコムは最大43言語で利用できる上、150万軒以上の宿泊施設を228カ国と地域、12万を超える都市で提供し、多くの旅行者に愛用されている。もちろんサポート体制も万全で、年中無休最大43言語でユーザーをサポート。旅の安心も約束してくれるのだ。

 今回、同社の東京オフィスにて、社内でも旅好きと評判のキーアカウントマネージャー 古川亜弥さん、ブッキングスイート部門パフォーマンスマネージャー 朴美善さん、アウトバウンドエグゼクティブ 上田奈実さんの3名に、利用者拡大中の宿泊予約サービス「Booking.com」の社員ならではの使いこなし術を聞いた。

直前予約や周辺地図表示、さらに現地の言語表記と旅の便利と安心をスマホアプリでサポート

キーアカウントマネージャー 古川亜弥さん。都内の営業を担当。登録先に対し、販売数アップのための提案を行なっている
ブッキングスイート部門パフォーマンスマネージャー 朴美善さん。ブッキング・ドットコムに参画している施設の自社サイトを制作し、予約アップの提案をする
アウトバウンドエグゼクティブ 上田奈実さん。全国の新規登録先に対し、Web公開までのサポートを担当

──皆さんは社内でも旅好きと評判とのことですが、年に何回ほどご旅行に?

古川さん:私は個人での海外旅行は、年3回以上は行っています。ホテルにかなりこだわりがありまして、アジアはスパ必須。贅沢に過ごして自分のご褒美に、と考えています。プラスして海外出張も多いため、そのまま延長することもあります。

朴さん:10回前後ですね。写真が趣味なので撮れる場所を意識して決めています。撮影のために外出ばかりなのでホテルはなるべくリーズナブル派です。

上田さん:私の場合、海外は3~4回。国内は土日を使ってそうとう行っています。

──それぞれが考える旅の醍醐味とは?

古川さん:アクシデントすらも結果としてよい思い出に変えられるところでしょうか。プラスに考えれば、その先に旅ならではの出会いもありますし。

朴さん:日常とは違う環境でとても刺激にもなるところですね。

上田さん:私はもっぱら食べ物。お酒も好きなので地ビールは必ず押さえてラベルのデザインも撮って集めています。地元の屋台で自由に食べて……ありがたいことにお腹が比較的強いのでフルーツや氷で大変な目にあったこともないんです。

──お腹が強いのは旅でありがたいですね。ご自身の旅では自社アプリを活用しているということですが。

上田さん:私の場合、入社前から個人的に愛用していまして、特にアプリ内の「旅行ガイド」を使っています。予約後にも表示されますし、予約前でも「もっと見る」→「旅行ガイド」で読むことができて、ガイドブックを買わずとも滞在エリアの情報がサクッと手に入るんです。お客さまからのクチコミ情報や、各国の弊社オフィスで働くスタッフが実際に訪れて書いているので、人気エリアとともに穴場や地元の人でないと知らない情報も。旅の準備の段階でウキウキしますし、意外な情報も掲載されているので読んでいるだけでも楽しいはずです。

スマホアプリから世界中の宿泊予約が可能な「Booking.com」のメイン画面
「旅行ガイド」には各国のオススメエリアなどを掲載。気になったエリアをタッチすれば情報がダウンロードされる
東京オフィスのスタッフが書いている東京の紹介ページ
「観光名所」から「市内中心部」などを読むと立ち食いそばやスーパー銭湯などの紹介も

古川さん:ホテル情報掲載部分に併記される「近くの人気スポット」も必ずチェックしています。以前10日間ほどかけてフランスを旅行したときに、まずはホテル周辺のランドマークを片っ端から訪れようと意気込んでいたんです。そんなときに滞在ホテルからの具体的な距離が地図とともに表示されるので、歩いて行ける場所かどうかの参考になりました。実際に「旅行ガイド」と「近くの人気スポット」の両方を活用しつつ1区のサント・シャペルへ行きました。

朴さん:私は、オーロラを見にノルウェーのトロムソに行った際にオーロラがまったく現われずで。あきらめて何をしようかと思ったときに、アプリのガイドでトナカイやホエールウォッチングの情報を知ったことがありますね。急な予定変更でもパッと情報が得られて動けるのは助かるなと。

宿泊先から目的地までの距離を地図とともに表示する「近くの人気スポット」
古川さんはステンドグラスが美しい1区のサント・シャペルへ
朴さんはオーロラ鑑賞の代わりにトナカイに会いに。ハグしていると思いきや戦いの真っ最中の姿を撮影できた

朴さん:訪れたい場所が決まっているなら、地図から宿泊先を決めるのも個人的にはオススメです。ランドマークや滞在日を入力して「検索」をかけると宿泊先がリスト表示されますが、そこから「地図」を選択。ランドマークも地図上に大きく表示されるので、そこから決めるという手も。私はギリギリまで撮影したいので、その日の予約も当日入れることが結構あるんです。今いる自分の場所から近い場所も探せますし、便利ですよ。豊富に宿泊場所が揃っているので、当日でも妥協せずに決められるのもいい。

「地図」表示ならば、ランドマークから近い宿泊先も一目瞭然

──初めてアプリを使うとき、ここを押さえればスムーズというオススメ機能もぜひ教えてください。

古川さん:もちろん先ほどご紹介した機能も含めてですが、やはり宿泊先探しの際はソート機能をフル活用すると、さらにスピーディにお気に入りが探せます。アプリのトップから「検索」→「絞り込み」をタッチすると「価格帯」「ホテルランク」「クチコミスコア」「宿泊施設タイプ」などのソートに必要な項目が表示されますのでタッチ。「宿泊施設タイプ」ならホテル、アパートメント、キャンプまで気になる施設形態にチェックを。さらに「地区」もありますので、例えばパリならガルニエ宮に近い2と9区にチェックを入れて集中ソートなども可能です。

宿泊エリアと日付を入力し「検索」→「絞り込み」でソートの項目へ
ホテルからホームステイまでさまざまなソートが行なえる
宿泊したい「地区」で希望のエリアを集中ソート可能

朴さん:宿泊先情報が現地の言葉で表示できる部分も使いやすいと思います。オフラインでも「予約情報」を表示すれば、オランダならオランダ語。フランスならフランス語など、主に使われている言語に変更可能です。タクシーで行き先を伝えたい場合や、ホテルを探して道を尋ねるときにも活躍してくれます。また、チェックインとチェックアウトの日時表示も確認するときにサッとできます。電話番号も表示されていますので、連絡したいときも安心です。

上田さん:iOSならばウォレットにパスを追加する機能もさりげなく便利です。アプリ経由でも見られますが、機内で入国書類を書いているときにホテル名とアドレスがサッと表示できるので「スクリーンショット撮り忘れた!」と焦ることもなく、スムーズな記入ができます。旅のあるあるかと思いますが、私もよく使います。

予約が完了すると、「予約」部分のホテル情報表示で現地の言語変換も可能となる
ウォレットにパスを追加しておけば、入国書類記入のときにもラク

信頼度抜群の“クチコミ”でユーザーの生の声からの宿泊先探しも

──特に「クチコミスコア」でソートができるのもポイントです。私自身もアプリで予約&宿泊後にクチコミを書いたのですが……というか、書きたくなって。全体としてもユーザーからのフィードバッグがかなり多い印象ですね。

上田さん:ありがたいことにそうですね。クチコミは宿泊先を決めるうえでもかなりプライオリティが高い部分です。

朴さん:クチコミはパッケージや団体ツアーとは異なり“自分ですべてを手配している”からこそ書いていただけるのだと思います。自分で宿泊場所を決めるため“ココはよかった”、“この部分はもうちょっと”と正直に書きやすいのだと思います。私も旅で感じたことは残したいし、できることなら次の方のためや次回泊まるときに改善してほしいからちゃんと伝えたい! と思いますから。皆さんも同じ気持ちなのではないでしょうか。

 また、弊社としても宿泊先から削除依頼が来ても削除しませんし、そもそもできません。さらに24カ月以内のコメントのみ掲載でかなりフレッシュな声が反映されていると思います。

──実際に宿泊して、アプリ掲載の内容との差がないのも、信頼できる部分だなと思いました。想像と違う! ということも旅ではありますし。また、自転車の貸し出しや細かい部分も掲載しているのもうれしいなと。

古川さん:営業担当としても、この部分はかなりこだわっています。宿泊先の皆さまにも、掲載する写真の画像数や枚数も含めてご協力をいただいています。実際、厳密な基準がありますので、知りたいことプラスアルファで網羅しているかと。朝食の種類やプールが室内屋外どちらなのか。もちろん外観を載せて、探しているときの目印にもなるようになども。お客さまからも、ブッキング・ドットコムは画像がたくさんあって使いやすいとの評価をいただいています。

 スマホで撮影した写真も表示できますし、施設側が自分で撮った写真だからこそ実際とのギャップがない。さらにクチコミでも「全然違ったよ」というネガティブな反応が生まれにくい状態であるともいえます。

絞り込みでは「クチコミスコア」からもソートが掛けられる
実際に宿泊したユーザーのみが記入できる「クチコミ」。よい部分もわるい部分もしっかりと反映される。自分で書き込んだ「Myクチコミ」も参照可能
上田さんはカナダのホワイトホースでの滞在先をアプリで予約し、オーロラを体験。クチコミもかなり参考にしたとのこと

──簡潔なユーザーインターフェイスでスマホ片手にサクサク予約&情報管理が可能なのもポイントですね。お気に入りを見つける宝探し要素よりも、効率よく時間のロスなく使える印象でした。

朴さん:UIはシンプルさを忘れない! が軸となっています。もちろん機能の追加は順次していますが、見やすく迷わないように心掛けています。予約までの過程が複雑ですと、それだけで離脱率も高くなりますし。ユーザーが希望する宿泊先を素早く提示し即決できるようシステムも日々アップデートしています。

──売り切れが消えずにそのまま残っているのもインパクト大でした。

古川さん:いろいろなメッセージが含まれているんです。人気の宿泊先であることは間違いないですし、次回泊まってみては? というユーザーへの候補としての提案の意味も。また、個人手配の場合、別日にすれば宿泊可能かもしれませんし、売り切れでもタッチしていただければほかの日の提案も。宿泊をあきらめて終わりではなく、次のアクションへつなげたいという思いもありますね。

──ところで、ITで旅もあり方がかなり変化していますが、スマートフォンなしの旅はありでしょうか? あえて聞きたいなと思いまして。

古川さん:私自身はスマホなしだとやはり不安ですね。あとプリントアウトする準備も大変。1台持っていれば完結するので、スマホがないと旅行回数も今よりも減る気がしました。

朴さん:できないことはないとは思います。分からないからこそ勇気が出ることもあるますから。

 とはいえ、アジアの山奥を徒歩で5時間歩いたりとワイルドな女性同士の旅に、現地の行動範囲を広げたり、さらに防犯のためにもスマホがある方がいいと思います。

 個人的には、スマホ片手ならば地図を広げて旅行者感を出すことなく現地人と同じように過ごすことができるので助かります。本を持ってウロウロするだけで犯罪のターゲットになりうる場合もありますし、同じ地図を見るのでも大違いかと。

──2018年は宿泊だけではなくさらに“体験”もブッキング・ドットコムとしてサポートしていくとのことですが、そのあたりは?

古川さん:個人手配の自由な旅行のメリットとして“時間に縛られない”がとても重要な部分です。とはいえ、やはり現地での限られた時間を有効に使いたいとも思うわけで。ブッキング・ドットコムとしては、テスト段階ではありますが、ヨーロッパではすでに導入済みで世界に拡大中の「Booking Experience(ブッキング・エクスペリエンス)」を利用し“体験”を手に入れるためのシステムを強化していきます。日本での導入はまだですが、スマホ経由で旅行先のアクティビティや観光スポットの検索&予約ができるシステムとなっています。

 実際にヨーロッパで美術館の予約をしてみたところ、一部の美術館では、優先入場が確約されていたため限られた時間内で行きたかった美術館へ入場でき、メリットを肌で感じました。同時に多くの方に使っていただきたいとも思いました。

──日本導入が待ち遠しいです。一度アプリを使ったことのあるユーザーならば、宿泊予約感覚で手軽に使えそうな印象ですね。ちなみに、2018年の旅行の予定などは?

朴さん:いくつかのヨーロッパの町を巡る旅を計画中です。イタリアの静かな田舎町でボーッとしたくて。

古川さん:イタリアのワイナリーホテルで朝からワインを飲みたいと思っています。同時にヨーロッパは年2回冬と夏にセールがあるので、それに合わせてお買い物&ワインの旅を予定中ですね。

上田さん:私は、モロッコへ行きたいです。大自然が好きなので360度砂漠に囲まれた状態で大の字になって寝転がりたくて。

旅の思い出とともにアプリについても熱く語ってくれた

──皆さんの話を伺っているとブッキング・ドットコム内には旅のエキスパートがまだまだたくさんいそうですね。

朴さん:そうですね。旅に行きたい気持ちを高めてくれる先輩トラベラーがたくさんいます。実際、私も入社してから旅への興味がさらに沸きましたし、一眼カメラに目覚めたので。

上田さん:次の旅へと引っ張ってくれるんです。話をしたり、食べ物のことを教えてくれたり。自分も大学時代からリュックを背負って旅をしていましたが、今、すごく幸せです。

古川さん:自分達も旅に出るだからこそ「Booking.com」を利用するユーザーの皆さまに、素敵な思い出を作っていただきたいし、そのお手伝いが全力でできるんです。安心して滞在が楽しめるようサポートも充実していますので、ぜひ何度でも利用いただけたらと願っています。

提供:Booking.com Japan 株式会社