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休憩施設のない区間のIC内側に駐車場・トイレを設置。北関東道 桜川筑西ICと常磐道 浪江IC

2025年2月10日 開始

NEXCO東日本は休憩施設空白区間の対策としてIC内側駐車場の実証実験を行なう

 NEXCO東日本は、休憩施設間の距離が35km以上となる休憩施設空白区間の対策として、インターチェンジ内側駐車場の実証実験を北関東自動車道 桜川筑西ICと常磐自動車道 浪江ICで実施する。

 桜川筑西ICと浪江ICはそれぞれ約48km・約50kmの間休憩施設がない空白区間に位置しており、管理用敷地を臨時駐車場とすることで良好な運転環境と休憩機会の提供を図る。桜川筑西ICの内側駐車場は2月10日15時に運用を開始し、浪江ICの運用開始時期は追って発表する。

 桜川筑西ICは大型車(車長12m以下)2マス・小型車3マス、浪江ICは大型車2マス・小型車2マスの駐車マスを用意する。施設はトイレのみ。

桜川筑西ICは料金所出口手前に臨時駐車場を整備する
臨時駐車場の案内看板
満空表示板で空きを確認して利用する

臨時駐車場の利用方法(桜川筑西ICの場合)

 高速道路本線上の満空表示板で空き状況を確認し、空きがある場合ICの出口ランプから料金所ゲート手前を左折して臨時駐車場を利用できる(利用は60分以内)。

 利用後に高速道路に乗り直す場合、料金所出口の一般レーンで停止し、インターホンを押して高速道路に乗り直すことを伝える。通過後速やかに一般道でUターンし、ETCカードを抜いた状態で料金所入口のETC/一般レーンで停止し、インターホンで臨時駐車場利用後の乗り直しと伝えることで同一方向の利用に限って乗り直しが可能。

料金所出口は一般レーンに進む
一般道でUターンし料金所入口はETC/一般レーンへ