神戸土産の「リーフメモリー」と「焼きティラミス」

神戸発の定番土産「リーフメモリー」

　バレンタインを間近に控え、今年も趣向を凝らした華やかなチョコレートが街の店頭に並びます。全国屈指のスイーツ激戦区といえば兵庫県。「モロゾフ」やバームクーヘンの「ユーハイム」は神戸発祥です。また、1月にフランスで開催された洋菓子の世界大会では、芦屋の名店「アンリ・シャルパンティエ」のリーダー率いる日本代表チームが1位に輝きました。そんな地元が誇る銘菓をご賞味ください。

モンロワール「リーフメモリー」

　老舗製菓や人気ケーキ店がひしめく神戸の街で、1988年にチョコレートハウスとして開店したモンロワール。その看板商品である「リーフメモリー」を、1度はもらって食べたことがあるという人も多いはず。

　原料となるカカオ豆の調達から調合、加工技術、設備までとことんこだわり、鮮度が命といわれるチョコレートの品質を守るため、パッケージの細部にも妥協ナシ。それでいて、日本人に寄り添った親しみやすい味と手ごろな値段が人気です。

　キラキラした巾着に包まれた小さな葉っぱのチョコレートたちは、ほろ苦いダークや甘酸っぱいクランベリーなど種類も豊富。ウイスキーやブランデーに添えて、高級バーの気分を味わってみてください。

今回購入したのはグリーン（抹茶・ミルク・ダーク）、オレンジ（ミルク・ホワイト・モカ）、ピンク（クランベリー・キャラメル・ミルク）の巾着15個入り

定番の「リーフメモリー ギフトボックス」は、化粧箱に淡いグリーンの包装紙がかかり、贈り物にぴったり。巾着ごとに3種類の味が詰められています

シーキューブ「焼きティラミス」

　前述の「アンリ・シャルパンティエ」の姉妹ブランドとして誕生したカフェ「C³（シーキューブ）」。こだわりの素材で作るティラミスを代表商品とし、その店名もコーヒー（Coffee）、チーズ（Cheese）、カカオ（Cacao）の3つのCに由来します。

　自慢のティラミスをいつでも味わってほしいという想いで商品化された「焼きティラミス」はお土産として評判。焼き菓子なのに、まるでカフェでいただく生ティラミスのようなじゅわっと染みるスポンジ生地、深煎りコーヒー豆の香り高くほろ苦いシロップ、それをマイルドに調和するマスカルポーネは北海道浜中町産の生乳を贅沢に使用しているそう。

　ティラミスというと“大人のスイーツ”ですが、この焼きティラミスはお酒やはちみつ不使用なので小さい子供でも食べられます。季節限定で登場するショコラ味やいちご味もお勧めです。

カフェで味わうような生ティラミスを気軽にお土産にできる「焼きティラミス」。じゅわっと染みるコーヒーシロップが効いています

今回購入した「焼きティラミス 4個入り」ほか2個～18個入りなど。洗練されたロゴやパッケージにも注目を