JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛

「2024コウノトリ但馬空港 開港30周年記念 空の日スペシャルイベント」をJAL客室乗務員がレポートします!

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者は西日本支社JALふるさとアンバサダーの上杉遥菜さん

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、西日本支社で但馬空港の開港30周年イベントに携わるJALふるさとアンバサダーの上杉遥菜さん。

――取り組みについて教えてください。

 皆さまは、兵庫県に位置する「コウノトリ但馬空港」をご存じでしょうか。JALグループの翼、日本エアコミューター(JAC)が運航するJALグループ単独路線の空港です。今年は開港30周年という記念すべき年であり、さまざまな施策を予定しています。

 まずは10月19日に「2024コウノトリ但馬空港 開港30周年記念 空の日スペシャルイベント」が開催されました。イベントでは開港30周年を記念するセレモニーや、JALとしての催しとして客室乗務員によるお仕事講演、なりきり制服体験、折り紙ヒコーキ教室などでイベントを盛り上げてまいりました。

――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。

 当日、私はふるさとアンバサダーとして客室乗務員のお仕事講演を担当させていただきました。将来、客室乗務員になりたいお子さまが熱心にメモを取ってくださる姿にとても感動いたしました。

 また、この日はお天気に恵まれなかったものの、たくさんのお客さまがお見えになり、なりきり制服体験や折り紙ヒコーキ教室も大盛況でした。参加してくださったお子さまが、少しでも飛行機や航空業界を身近に感じていただけていたらうれしいです。

客室乗務員によるお仕事講演
折り紙ヒコーキ教室

――今後の展開・展望について教えてください。

 このたび、空港の到着ロビーにある案内掲示板が30周年を記念して新しくなりました。「但馬の旅。めぐりたい8つのアナザー・ワールド」と題し、魅力あるスポットを分かりやすくご紹介したものとなっております。私もまだ訪れたことのないスポットがあり、わくわくしながら掲示板を拝見させていただきました。空港から各観光地までの所要時間なども記載があり、一目見て分かるようになっています。

新設された案内掲示板

――旅行者に向けてメッセージをお願いします。

 コウノトリ但馬空港までは、東京羽田から大阪伊丹を経由し約2時間の空の旅です。小型機ならではの景色を楽しむことができます。そしてこれからの季節、但馬地域では人気の「城崎温泉」「湯村温泉」やグルメは「松葉ガニ」「但馬牛」などをより一層お楽しみいただけること間違いなし! 皆さまぜひ一度足をお運びください。

コウノトリ但馬空港空の日30周年セレモニー開催