JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛

光と音で夜の和歌山・白良浜彩る「ライトパレード」! JALふるさとアンバサダーがレポートします

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者はJALふるさとアンバサダー西日本支社の日髙奈穂さん

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、和歌山県でサイクリングロードのPRに携わるJALふるさとアンバサダーの日髙奈穂さん。

――取り組みについて教えてください。

 和歌山県白浜町では、白良浜シーサイドイルミネーション「SHIRARAHAMA LIGHT PARADE by FeStA LuCe」が10月28日からスタートいたしました。

 2024年2月29日までの約4か月間、白良浜の延長620mにわたる白い砂浜が光と音で彩られ、没入感漂う空間になります。

 光と雰囲気を重視した静かな音楽で織りなす演出と、15分ごとに約3分間、元気な音楽とカラフルな照明演出によって冬の白良浜を彩ります。

――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。

 南紀・熊野地域を一周するサイクリングロード、「クマイチ」のPR大使「クマイチアンバサダー」の任命を受け、和歌山県紀南地域の魅力発信、誘客促進の活動をしております。

 宿泊された方が宿にとどまらず町のよさも感じていただきたいという南紀白浜観光協会の方々の想いからはじめられた「ライトパレード」、その魅力をお伝えするため訪問して参りました。波音と音楽の融合で癒され、イルミネーションの美しさと星空に感動しました。

 浜辺から5分ほど歩いたところには「柳橋足湯」があります。ぽかぽかと温まりながら美しいイルミネーションを見ることができます。

 お腹がすいたらお隣の「白浜銀座商店街」へ。本格的なお食事から居酒屋、B級グルメなどの飲食店がそろっています。

柳橋足湯
白浜銀座商店街

――今後の展開・展望について教えてください。

 白浜町ではさまざまなイベントを実施しています。滑走路を使ったクルマのイベントやTシャツアート展はご存じでしょうか。年末にはカウントダウン花火や年越しそばが振る舞われる予定です。

 夏場の海水浴シーズンはもちろん1年を通して楽しんでいただけるような取り組みを今後もご紹介して参ります。

年末カウントダウン花火(今年度は写真同様のイルミネーションではなくライトパレードのみ)

――旅行者に向けてメッセージをお願いします。

 海水浴で有名な白良浜。白浜温泉は有馬、道後と並ぶ日本三古湯の一つです。1350年余りの歴史を持ち、肌はもちろん療養効果が高い「優れた泉質」、海を眺める「素敵なロケーション」など誇るべきポイントがたくさんあります。点在する足湯スポットもそれぞれ泉質が異なる点は白浜ならではです。海の幸でも有名な白浜。癒しあふれる南紀白浜で夜風とともに波音と音楽、光のコラボレーションをお楽しみください。