「日本の木のよさを知り、日本の森を守る取り組み」に、JALふるさとアンバサダーが協力

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者は中部地区JALふるさとアンバサダーの若杉直子さん（左）と利根川眞奈美さん（右）

　全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており（現在は「JALふるさとプロジェクト」）、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

　今回お話を聞いたのは、JALふるさとプロジェクト商品の企画などに携わる、中部地区JALふるさとアンバサダーの若杉直子さんと利根川眞奈美さん。

――取り組みについて教えてください。

　岐阜県中津川市のmeet treeさまとの取り組みです。中津川市は岐阜県の東南端に位置し、東は木曽山脈、南は三河高原に囲まれ、中央を木曽川が流れる自然豊かな町です。その東濃地方でとれる木曽桧は日本有数の銘木としても知られ、伊勢神宮や法隆寺、名古屋城などさまざまな木造建築に使われてきました。

　中津川市で100年続く老舗木材会社から誕生したmeet treeさまと中部地区JALふるさとアンバサダーが協力して誕生した「HINOKI アロマミスト 葉の香り・木の香り」という桧を使用した2種類のアロマミストを発売します。

　桧の丸太を山から切り出す際や、枝打ち・剪定の際にでる枝葉は、これまで廃棄されていましたが、meet treeではこの桧の枝葉から抽出した上質な精油を使用し、さまざまな商品を販売しています。

　この2つの商品は国産ヒノキの精油を使用しております。「HINOKI アロマミスト 葉の香り」は飛行機が離陸する朝をイメージし、爽やかな香りでヒノキ枝葉から抽出した精油を使用しています。またヒノキ木部から抽出した精油を使用した「HINOKI アロマミスト 木の香り」は、飛行機が着陸した夜をイメージし、ウッディで落ち着きのある香りです。

meet tree Café NAKATSUGAWA店舗内での打ち合わせの様子。この日は、パッケージデザインのサンプルを確認したり、香りの確認をしました

――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。

　商品化に際し、JALふるさとアンバサダーやJAL中部支社社員も、香りの調整やパッケージデザイン、商品名の考案に協力しました。香りの調整では、サンプル品をそれぞれ試し、配合の違いによって、香りのイメージやほどよい持続時間などに関して意見を提案しました。

森林保全活動の取り組み「ST150」

　meet treeは森林保全活動の一環として、「ST150（エスティ・ワンフィフティ）」の取り組みに参加しています。「ST150」とは、商品を購入すると150円が植林や森林保全活動に寄付される制度で、「ST150」のSTは「Save Tree」の略で、150は植林に使用するヒノキの苗木1本の購入価格を意味しています。

　ST150のマークが付いた商品やサービスを一般消費者の方が購入すると、150円が日本の森林のみらいを通じて、植林や森林保全活動に活用されます。

　12月8日に発売するJALふるさとプロジェクトの一環として開発された「HINOKI アロマミスト 葉の香り・木の香り」にも、ST150マークを採用しています。商品を使うことで、日本の木のよさを知り、それが日本の森を守ることにつながる、素晴らしい取り組みです。

――旅行者に向けてメッセージをお願いします。

　岐阜県中津川市は自然豊かで、訪れるだけで気持ちがリフレッシュできるような場所です。そして、美味しい栗でも有名な町です。meet tree Café NAKATSUGAWAでは、木の温かみを感じられる店内で、桧の精油を使用したさまざまな商品のほかに、栗スイーツも楽しむことができます！　ぜひ中津川の自然と食を味わいにいらしてください。

　また、12月8日には東京都銀座にスイーツ＆コスメショップ「meet tree GINZA」もオープン予定です。中津川の自然や木のよさを感じに、ぜひ訪れてみてください！

meet tree Café NAKATSUGAWAは、木の温もりが感じられ、心が癒される空間です

栗きんとん約4つ分が細く絞られ、栗の美味しさを贅沢に味わえる人気の「モンブラン of ENA」

「meet tree 中津川プレミアムモンブラン」は、ふわふわの栗粉が口のなかで溶けるような新食感のモンブランです♪