JALふるさとアンバサダー/応援隊に聞く地域愛

JALの仙台~新千歳線が30周年。客室乗務員が就航当時の7代目制服を着て記念の便をお祝いします!

JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者はJALふるさとアンバサダー東北地区担当の髙瀨雅子さん

 全国旅行支援の実施によって、改めて国内旅行に注目が集まっている。

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、地方の取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、仙台~新千歳線の就航30周年イベントに携わるJALふるさとアンバサダー東北地区担当の髙瀨雅子さん。

――取り組みについて教えてください。

 来たる12月26日、仙台~新千歳(札幌)線は就航30周年を迎えます。これまでご搭乗いただいた皆さま、そして日頃から仙台空港の所在地である名取市・岩沼市周辺の皆さまにも支えられ、30年という節目を迎えることができました。これまでの感謝と今後の変わらぬ一層のご支援をいただきたく、記念イベントを企画いたしました。

――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。

 クリスマスや年末年始を控えた時期で、空港をご利用いただく皆さまにとってもお忙しい毎日をお過ごしかと思います。そんな時期ではありますが、今までの「感謝の気持ちをお伝えしたい」という思いがあり、今回のイベントを、東北支社メンバーそして仙台空港職員と企画いたしました。そのなかで、客室乗務員ならではのエッセンスを盛り込むなど、アイディア提供をしながら担当させていただきました。

写真提供:仙台国際空港株式会社

――今後の展開・展望について教えてください。

 就航記念当日の12月26日、JAL2905便(仙台~新千歳線)の出発前に搭乗ゲートでセレモニーを行なう予定です。就航当時に客室乗務員が着用していた制服で皆さまをお見送りするほか、ご搭乗のお客さまへは、記念品の贈呈を予定しております。

30周年の当日は、就航当時(7代目:1988年1月~1996年9月)の制服を着用した客室乗務員がお見送りを行なう

――読者にメッセージをお願いします。

 空港内レストランでは、宮城の美味しいお料理を楽しむことのできるお店がたくさんあります。飛行機を眺めながら、東北6県の食材をふんだんに使ったメニューをご用意しているレストランや、宮城県といえば「牛タン!」を楽しみにしていらっしゃるお客さまには、到着ロビーにてご堪能いただけるほか、名物料理も味わえます。

 また、今後も空港を訪れるお客さまに楽しんでいただけるような企画を考えてまいります。ご旅行以外でもぜひ、空港へ足をお運びください! 皆さまのお越しをお待ちしております!

東北6県の食材を使ったメニューを提供するトレジオンギャレー仙台空港店