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ブラウンの電動シェーバーの最上位モデル「シリーズ 9Pro」

ブラウン シリーズ 9Pro:3万5000円前後~

プロクターアンドギャンブル(P&G) ブラウン シニアブランドマネージャーの齋藤望氏

 世の中にあふれる旅行グッズだが、価格やデザインだけで選んでしまってはもったいない。メーカーの担当者に企画コンセプトを聞いてみると、新たな魅力が発見できるかもしれない。

 P&Gは電動シェーバーの最上位モデル「ブラウン シリーズ 9Pro」を発売した。同社 ブラウン シニアブランドマネージャーの齋藤望氏に開発の狙いを伺った。

――開発の経緯を教えてください。

齋藤氏:今回着目したのは、お客さまの抱える「夕方ヒゲ」の悩みです。多くの電動シェーバーユーザーの方々は、朝シェービングをしたら夕方までヒゲが目立たない爽やかな見た目でありたいと思っています。しかし、実際はしっかりとシェービングをしているつもりでも、従来のシェービングでは深剃りできていないヒゲが存在し、それらが夕方に伸びて目立つことが判明しました。我々はそれらの「夕方ヒゲ」の原因となるヒゲを深剃りし、お客様によりよりシェービング体験をしてもらえる製品をグローバルチームと協力し開発するに至りました。

――どんな機能があるのでしょうか。

齋藤氏:「究極の密着性」と「コンパクトヘッドに搭載されたテクノロジー」です。ヒゲの深剃りを妨げる要因の1つが、シェーバーのヘッドがそもそも肌に密着しないことです。ブラウンはヘッドがコンパクトで、細かい箇所にも密着します。また前後40度の首振りで顎下の剃り残しを減らします。また、もう1つの要因が、くせヒゲ・寝たヒゲというシェーバーの網刃に入りにくいヒゲです。ブラウンは2種類の異なるトリマー刃でこれらのヒゲをカットし、ディープキャッチ網刃で取り込んで極限0.05mmの深剃りをします。

ブラウン シリーズ 9Pro

――こだわりのポイントは?

齋藤氏:今回改良された「プロブレード」です。実はこれまでは23度以下に伸びた寝たヒゲの多くは深剃りできず剃り残しておりました。今回改良された「プロブレード」は、間口を従来比35%広くし、刃が30%薄くなったことでこれまで剃り残していた23度以下に寝たヒゲも効率的に深剃りすることが可能になりました。

23度以下に寝たヒゲも効率的に深剃りできる「プロブレード」
本体を収納して持ち運んでいる際に充電できる「新充電トラベルケース」

――どんな人に使ってもらいたいですか?

齋藤氏:営業マンやサービス業など、人から常に清潔でしっかりとした身だしなみであることを求めれられる方や、“常にヒゲが目立たない爽やかな見た目を維持したい”、そんなシェービング体験を求める方々に使っていただきたいです。また、今回の製品アップグレードで、従来比10%シェービング時間を短縮(旧シリーズ9との比較)することができたの、忙しく朝の時間がない方にもオススメです。

――ありがとうございました。