私のイチオシ旅行グッズ

社内の釣り好きの声を反映した「Zoff OUTDOOR for FISHING」

Zoff OUTDOOR for FISHING(オンライン販売限定):1万3300円(セットレンズ代込)

Zoff(インターメスティック)商品部 MDの鄭碩眩氏

 世の中にあふれる旅行グッズだが、価格やデザインだけで選んでしまってはもったいない。メーカーの担当者に企画コンセプトを聞いてみると、新たな魅力が発見できるかもしれない。

 Zoff(インターメスティック)は、度付き対応可能で3種類の偏光フィルターが付属する釣り用グラス「Zoff OUTDOOR for FISHING」を8月27日に発売した。同社 商品部 MDの鄭碩眩氏に開発の狙いを伺った。

――開発の経緯を教えてください。

鄭氏:コロナ禍になりライブや旅行などの活動が制限される中、自然の中で密を避け、家族単位で楽しめるアウトドア人気が高まっていくのに着目しました。中でも「釣り」は空前の釣りブームとも言われるほどの盛り上がりを見せており、長時間、朝から晩まで水面を見続けなくてはならない釣りには偏光サングラスが必須だと改めて感じました。そして、今から始める方やこのブームではじめる方にももっと気軽に、そして快適に釣りを楽しんでいただけたらという思いのもと、開発に至りました。

――どんな機能があるのでしょうか。

鄭氏:度付きメガネとして普段使いもでき、さらに偏光サングラスにもなります。サングラス用の偏光フィルターは3種類あり、状況に応じて自身で簡単に取り換えが可能です。すべて偏光機能付きなので、水面の反射光を抑え、水中の様子が見やすく快適な視界を確保できます。フレームには軽量プラスチックを使用し、長時間使用でも疲れにくいのが特徴です。また、鼻元や耳元にはグリップ力の高いラバー素材を採用し、ずれにくくなっています。

Zoff OUTDOOR for FISHING(ZA211G05_14E1)

――こだわりのポイントは?

鄭氏:今回初めて採用した「磁石を使用しない着脱カバー」の構造です。弊社の既存の商品でも発売しております「Zoff NIGHT&DAY」の構造をさらに釣り用にアップデートしました。

 通常この構造ですと、磁石によってフロントのアタッチメント固定しているのですが、開発中は社内のアングラーの意見をたくさん聞き、「磁石があると砂鉄が付く」といった声があったことから、磁石の使用をやめて、プラスチックの凹凸だけで着脱できる新構造を採用しました。凹凸のミリ単位の調整を続け、外れにくく、かつスムーズな着脱を目指しました。

メガネフレーム1本につき3種類のアタッチメント(偏光フィルター)が付属する

――どんな人に使ってもらいたいですか?

鄭氏:普段オフィスではメガネをかけていて、週末はレジャーで釣りをしたり、自然の中に出かけたりする方にご使用いただきたいと思います。タウンユースもできるように、スポーティー過ぎない形やカラーリングを意識しました。そのため、度付きメガネとしてオンタイムにも違和感なくご使用いただけるデザインになっています。また、釣竿でも最近人気の色味がレッドやブルーということで、つるの部分のカラーに一部採用しています。

 度付きサングラスは、特注レンズになるため作成に日数も要しますし、価格も高くなり、また天候に合わせたカラーレンズを何本も用意するのは初心者には大変です。日常使いもでき、かつ3色のサングラスとしても使え、しかもZoffなら即日のお渡しが可能です(※在庫レンズに限る。オンラインストアでのご購入時、「レンズ交換券」にすれば、店舗で測定後に度付きレンズに変更可能。度数データがあればオンラインで度付きレンズでの購入も可能)。

――ありがとうございました。

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