旅レポ
クイーン・エリザベスの見どころを写真で紹介。時間をかけて優雅さを味わう愉悦がここに!
2023年3月14日 11:00
キュナード・ライン主催のクイーン・エリザベス「シドニー~メルボルン3日間」プレスツアーの旅レポ。最終回は今までお伝えしきれなかった船内施設をたっぷりの写真でご紹介します。上級客室専用のダイニングも見ることができましたよ。
船内で一番人気のフォトスポットであるグランド・ロビーは3層吹き抜けの広い空間で、クイーン・エリザベスの“顔”といってもよい場所。ドレスに身を包んで階段を降りていくと、その先にタキシード姿のステキな紳士が待っていて優しく手を取ってくれるシーンを妄想するにはもってこいのスポットです。
このグランド・ロビーではメモリーフォトの撮影光景をよく見かけました。船内専属カメラマンがストロボを使って本格的に撮影してくれるもので、写真データはフォトギャラリー&スタジオにあるモニターで選んで購入することができます。せっかくのクイーン・エリザベスですから目一杯着飾って、一生の思い出になる1枚をおさめるのもいいですよね。
もう1つの人気フォトスポットがロイヤル・アーケードにある時計前です。この時計はロンドンのエリザベスタワー(通称ビッグ・ベン)の時計を作ったDENT(デント)社の特注品なのだとか。左右にカーブを描く階段が絵になりますね。
客室のカテゴリーごとに利用できるレストランが決まっているクイーン・エリザベス。4カテゴリーあるうちの上級2つ「クイーンズ・グリル」と「プリンセス・グリル」を今回特別に下船時に見ることができました。船の一番高い場所に位置するグリルクラス専用のエリアには眺望抜群のテラス「グリルズ・テラス」も。優雅で上品な雰囲気に、上には上があるものですわ~!とため息が出ちゃいました。
5回にわたってお伝えしてきたクイーン・エリザベスのショートクルーズ体験記でしたが、私が一番心に残ったのは“時間をかける贅沢さ”です。タイパ(タイムパフォーマンス)が重視される今の時代、それと対極のような旅の楽しみ方を知ることができました。チャンスがあるなら次は10日間とか2週間くらいのツアーに参加してどっぷりとクルーズの魅力にハマってみたいな~と思っています。