旅レポ

壮大なウルル(エアーズロック)を空から陸から眺める

ヘリコプターに乗り上空からウルルの壮大さを堪能

 オーストラリアのハブ空港として52の都市に航空路線を展開するブリスベン空港から、2018年8月3日にウルル(エアーズロック)直行便が運航を開始した。1987年にユネスコ世界遺産に登録され、毎年多くの観光客が訪れるウルルーカタ・ジュタ国立公園へのアクセスがさらに便利になった。

 前回は日本からは同日乗り換えができないからこそのブリスベン滞在を楽しみ、翌朝6時ブリスベン発のジェットスターJQ667便でウルルへ。本記事ではウルル滞在1日目の「エアーズロックリゾート」周辺での充実プランをご紹介する。

空港から周辺唯一の「エアーズロックリゾート」へ
まずはお勧めの「ラクダ牧場」で癒され体験

 8時45分にエアーズロック空港(コネラン空港)に到着し、さっそく荷物をピックアップ。宿泊場所「エアーズロックリゾート」へはクルマで約10分ほどの距離だ。空港目の前にシャトルバスが国内線の発着に合わせ待機しているので、乗り込み早速リゾートへと向かった。

シャトルバスが待機しているので乗り込もう
無料送迎の看板と行き先もしっかり確認を

 しばらくするとサインボードが見え、あっという間に「エアーズロックリゾート」に到着した。「エアーズロックリゾート」は、ウルルーカタ・ジュタ国立公園に隣接する宿泊施設でウルルまでは約20km(約25分)、カタ・ジュタまでは約55km(約50分)と観光拠点として抜群の立地。周囲の環境に溶け込むように特殊なペイントを施した外観が特徴で、高級リゾートからコンドミニアムタイプまで5軒のホテルとキャンプ場を併設している。

 宿泊した「セイルズ イン ザ デザートホテル」は、そのなかでも最高級の五つ星ホテル。スイス製の日よけ用の帆がトレードマークだ。滞在時に便利な「リゾートショッピングセンター」や各種アクティビティが実施される「ウィンジリ アート+ミュージアム」へも徒歩圏内となっている。

 エントランスにも帆が設置されており、心地よい日陰を生み出し利用客らもリラックス。レセプションへと続く空間も広々、リゾート気分を上げてくれる。

車窓からリゾートのサインが見えた。まもなく到着
エントランス周辺では帆が涼しい木陰を作っている
エントランスにはホテル名が掲げられていた。シャトルバスからも分かりやすい
ロビーエリアは広々。「マルガラ ギャラリー」でアナング族による作品を手に入れてもいい

 レセプションには日本語サービスデスクも完備。スタッフの菜々子さんにリゾートのお勧めを伺ったところ「リゾート内や周辺でのアクティビティならば、ラクダ牧場がお勧めです。かわいいラクダに乗ってウルルを眺めることができます。また、無料アクティビティもぜひご参加ください。ブッシュフード体験はオーストラリアならではのスパイスや果実の知識を増やすことができますし、ディジュリジュ体験では伝統楽器の音色を楽しむことも。すべて英語ですが、これらは英語が苦手でも楽しめると思います」と笑顔でアドバイスをしてくれた。

レセプションのカウンターは大人数でチェックインできるよう大きい
向かって右側に日本語サービスデスクが。スタッフの菜々子さんが笑顔で迎えてくれた
運営時間が決まっているので時間確認も忘れずに

 チェックイン後、部屋への案内まで時間があったのでお勧めの「ラクダ牧場」へ行ってみることに。スタッフに牧場へ向かうことを告げるとシャトルバスの手配をしてくれる。体験したのは「キャメルエクスプレス 午前&午後」(80ドル、約7239円、1オーストラリアドル=約90円換算)。ラクダの背中に乗って周囲の解説を聞きながら約45分間の周辺散歩が楽しめるプログラムだ。牧場に到着するとそのまま「Uluru Camel Tours」の受付場所へ。館内で注意事項を聞き、荷物を預け、ペットボトル1本と貴重品が入る特製バッグを肩に下げたあと、いざ牧場へ。

スタッフに呼んでもらったシャトルバスで牧場へ
「Uluru Camel Tours」で受付&荷物を預けよう
注意事項をスタッフから聞く
専用バッグには水と貴重品を入れよう
ショルダーや手荷物はカウンターで預けなければいけない
オリジナルグッズの販売も行なっている

 準備が整ったら、ラクダたちが待つ牧場へ。静かに座って待っている姿が愛らしい。乗る前には再びスタッフが注意事項をアナウンス。乗り方や立ち上がる際の体の態勢、降りるときの足の運び方などをレクチャー。今回乗るラクダのストロー君にあいさつをして、後方から順番に乗ることに。ちなみに、ラクダの口に覆いがあるのは彼らは頭がよく散策しながらバッグをゴソゴソするなどイタズラが大好きなので、それを防ぐためと教えてくれた。

静かに休憩中のラクダたち。隊列を組んでツアーに出かける
乗り方のレクチャー。立ち上がるときは重心を後ろに!
今回お世話になったストロー君。とても穏やかで優しかった
ラクダビュー。後方から順番に鞍に乗っていく

 全員がスタンバイし、いざ散策へ。アウトバックの景色が広がり、ウルルが目の前に! 準砂漠性気候のため緑も比較的多く、デザートオークやスピニフェックス、マートルなどが周辺に。デザートオークは地中に30~40mも根を伸ばしており地下水に到達していること。そしてマートルは蚊除けとして昔から使われているなどのスタッフの解説も楽しい。

隊列を組んで散策に出発
マートルやデザートオークの解説を聞きながらトコトコと進む

 なお、ラクダに関しては1800年代中頃に砂漠間の輸送手段としてアフガニスタンやパキスタンからやってきたが、輸送手段の発達により手放され野生化、現在に至っている。牧場で働くラクダたちは全員元野生で、15歳前後の力の強く精神も強靭な男の子たちだ。1年~1年半ほど練習後デビューするとも教えてもらえた。寿命も野生ならば約30年、牧場ならば最長50年とかなり長生きだという。小高い丘で小休憩を挟み牧場へと帰還。時速5km/hほどのゆったりペースで赤土と緑のコントラスト&ウルルを眺めつつツアーが無事に終了した。

 牧場に戻りラクダのストロー君にお礼を言ったあとは、保護された4歳の子供のラクダと触れ合いタイム。砂漠に一匹でいるところを保護され、大人になったら野生に戻されるとのこと。皆からベッラと呼ばれ大人気だった。

出発して数分後緑の向こうにウルルが見えてきた。牧場から約10km先とのこと
赤土の広がる小高い丘で小休憩
丘からウルルをじっくり堪能し、牧場へ戻ることにした
保護されたベッラは雌の4歳。人懐っこくキュート
牧場ではカンガルーやエミューの餌やりも可能

アナング・アーティストとともに
古代モチーフを学ぶワークショップに参加

「ラクダ牧場」からリゾートへ戻るとちょうど12時ごろに。ランチを「マンガータビストロ&バー」でとることにした。室内とともにデッキでの食事が可能なカジュアルレストランでカレーライスやバーガー系が味わえる。ガッツリ系の「Chicken Tikka Burger」(25ドル、約2262円)をオーダー。ピリリと辛いグリルチキンと自然由来のブッシュペッパーでスパイシーながらヨーグルトソースがまろやかに仕上げてくれる。ボリューム満点で屋外アクティビティのあとには最高のメニューだった。

リゾート内の「デザートガーデンズホテル」内の「マンガータビストロ&バー」
「Chicken Tikka Burger」

 巨大バーガーでお腹を満たしたあとは、毎日2回実施されているMARUKU ARTSによる「Dot Painting Workshop」(72ドル、約6515円)に参加。地元のアナング族のアーティストが作品に描かれるモチーフや伝わる言い伝えなどを1時間半かけてレクチャーをする人気のプログラムだ。場所は「デザートガーデンズホテル」と「セイルズ イン ザ デザートホテル」の間の屋外広場。会場へ向かうとアナング族のアリスさんが出迎えてくれ、早速解説が始まった。

 アリスさんはピチャンチャラ語を話すため、あいだに通訳を入れつつレクチャー。まず最初に描かれる代表的なモチーフを紹介。何重にもなった円は場所や水場を表し、Uの字は人間。持っている道具で男女を描き分けること。そして動物たちは足跡や手で表現することなどを教えてもらえた。

アナング族のアーティスト・アリスさんが今回の講師
中心にまず場所や水場を表す円を描く
赤土で作られた伝統的なボードに指でモチーフを描きながら講習を行なう

 続いて道具の材料や使い方を説明。やり投げの道具であるミルは先にカンガルーの筋を噛んで柔らかくしてから装着することや、ワナと呼ばれる棒は穴を掘ったり実をすりつぶしたりするときに使うこと。また、お皿や運搬道具として使うピティは大きいサイズだと赤ちゃんの揺りかごとしても重宝されるなど発見がいっぱいだった。ちなみにマングリと呼ばれるヘッドリングは草と人毛で強度を上げるそうだ。

ワナは穴を掘ったり、木の実を細かくしたりするときに使う
頭にマングリとセットで使うピティ。裏に模様が焼き付けられていた
中央は狩りに使うカリ(ブーメラン)とミル。サイドにピティとワナ

 レクチャーのラストには作品モチーフと7人の美女を狙う1人の男の話を解説。白は塩湖、オレンジは砂、黄色は草。中央は食料を囲む7名の女性を表わしているという。モチーフを知ることで何が描かれているのかが明確になり、その後も色々な場所で絵を見ると意味が分かるようになったため、かなり有意義な時間となった。

 レクチャー後は併設される作品制作スペースへ移動。アリスさんが隣で制作に打ち込むなか、一緒に自分の作品を作ることができる。描いているときも、1度絵の具を付けたら3回だけドットを打つことなどのアドバイスも。完成後は皆で描いた自分の物語を披露し、ちょっぴり照れる瞬間も。出来上がった作品は記念に持ち帰ることができる。手のひらサイズなので額に入れて飾ってみてはいかが!?

描かれているモチーフを解説してもらえた
併設される作品制作エリアへ移動し、自分の物語を描く。キャンバスと絵の具&筆一式。モチーフ解説書が置いてある
アリスさんの説明を思い出しつつ、モチーフの解説書を見ながら集中
製作中のアリスさん。太めの筆でリズミカルにドットを打っていく
間も無く作品完成。仕上げの最中だった

ヘリでウルルーカタ・ジュタ国立公園へ
空からの絶景広がる至福の25分!

「エアーズロックリゾート」を訪れたならば、必ず体験しておきたいアクティビティとして遊覧飛行は外せない。リゾートからクルマで約5分の「Town Square heli-pad」から出発するプロフェッショナル・ヘリコプター・サービスの「Uluru&Kata Tjuta」(245ドル、約2万2170円)に参加。

 約25分間上空からウルルとカタ・ジュタの両方を眺めることができる遊覧飛行となっており、宿泊者の多くが利用するプログラムだ。空から見る雄大な景色と世界遺産は忘れられない時間となるはず。予約後にリゾートのエントランスの送迎シャトルを利用し、注意事項をチェックしながらヘリポートへ。出発前に免責事項をよく読み、サイン後にヘリに乗り込むこととなる。

エントランスで専用シャトルバスが迎えてくれる
車内で安全へのお願いをしっかり読もう
「Town Square heli-pad」に到着。乗り込む前にオフィスで最終チェックを行なう

 使用機材はエアバス AS350 BA型機 “Squirrel”。5名までゲストが乗り込むことができる。騒音防止のためヘッドフォンを装着し出発! あっという間に1600~1800フィート上空へ。ウルルがどんどん目の前に近づいてくる姿に思わず釘付けになる。陸からは見ることのできない世界最大級の1枚岩の雄大でパワーを秘めた姿は本当に美しいばかりだ。

使用機材はエアバス AS350 BA型機 ”Squirrel”
安全に気をつけながら乗り込む
ヘッドフォンとシートベルトを装着
舞い上がるエアバスAS350 BA ”Squirrel”
最初は遠くに見えていたウルルが……
数秒後には目の前に現われる
かなり近くまで近づくことができる

 ウルルをじっくり眺めたあとはカタ・ジュタへ。「たくさんの頭」という意味を持っており大小36の岩から成り立っている。フライトではカタ・ジュタのドームの北側からの眺めがメイン。カタ・ジュタが地上からは想像できない複雑な形で構成されていることを確認後、再びウルル方面に旋回し、ヘリポートへと帰還。翌日の訪問が楽しみになる空からの冒険で大満足の25分となった。

地上からは絶対に想像できない形であることが空からだと楽しめるカタ・ジュタ

星空の下、ディナーに舌鼓
約5万個のライト輝く「フィールド・オブ・ライト」を体験

 滞在日の日の入りは19時少し前。サンセットの見学とディナー、そして「エアーズロックリゾート」内で開催され2020年末まで期間延長となった「フィールド・オブ・ライト」見学ツアーで、夜のウルル周辺を楽しむことにした。

 参加したツアーは「ア・ナイト・アット・フィールド・オブ・ライト」(250ドル、約2万2623円)。リゾート内で行なわれるので移動距離も少なく到着日でも体に負担のないプランだ。サンセットの約1時間前に集合するため、チェックイン後にひと休みしてから参加できるのもうれしい。

ホテルのエントランスに出発時間のボードがあるのでチェックしよう
お迎えのスタッフに名前を伝えると参加者用のランヤードをもらえた
シャトルバスを降りたあとはサンセット会場へ徒歩で約5分移動

 今回のホテル出発は6時5分。大型バスで移動するので時間厳守を。各ホテルで参加者をピックアップし18時30分前にはサンセット会場に到着。スタッフによるスパークリングワインとアウトバックスタイルのカナッペで日の入りを待つことに。

 カナッペはカンガルー肉と人参のタルト、クロコダイルのカナッペ。スイートポテトやオニオン&チーズのタルトなどさまざま。オーストラリア感たっぷりの1品を味わいながら、同行者や参加者らと話の花を咲かせよう。

会場に到着するとウェルカムドリンクでお出迎え
アウトバックスタイルのカナッペはカンガルーやクロコダイルが美味しい

日の入りの時間が近づくとスタッフがブリーフィングし教えてくれるのもありがたい。会場も広めなので、ゆったりとウルルを眺めながら360度の景色を味わうことができる。

明るかったウルル周辺も次第に……
ゆっくりと青に染まっていった

 サンセットのあとは徒歩でさらに奥のディナー会場へ。ウルルならではの赤土に映えるようなテーブルセッティングがされており、事前に指定されているテーブルへ。1テーブル8~10人席のため、ツアーに参加したゲスト同士が交流を深めることができるようになっている。

赤と白のコントラストが美しいディナー会場

 ディジュリジュの音色が聞こえたらディナーがスタート。オーストラリアワインやビールのオーダー後にブッシュトマトスープが運ばれてくる。夜はかなりの冷え込みになり滞在時は10℃前後となる。そのため防寒着も1枚必ず持っていくようにしよう。スープの温かさにほっとしたところでメインのビュッフェへ。

「Braised crocodile, shaved vegetable & fragrant herb salada」やブッシュトマトを使った「Lamb cutlet, blistered cherry tomatoes, crisp sea parsley, bush tomato jus」。オーストラリアと言えばなバラマンディを使った「Barramundi, lemon myrtle cream, caramelised lemon, glazed greens」などブッシュタッカーと呼ばれるオーストラリアならではの食材を使ったメニューがビュッフェカウンターにずらり。デザートやチョコレートドリンクを締めに味わっていると星座解説がスタートし、テーブルのランプが一気に消され真っ暗に。しばし流れ星を探しながら、満天の星を眺める時間となった。

ディジュリジュの音色で参加者をおもてなし。同時にディナーのスタートを告げる
通常のサラダとともに「Braised crocodile, shaved vegetable & fragrant herb salada」も
ジューシーに肉を焼き上げてくれるブース
バラマンディからラムまで幅広いナインアップのビュッフェとなっていた

 星座解説が終了すると時刻は21時前。最大の見どころ「フィールド・オブ・ライト」のイルミネーション会場へ急いだ。

「フィールド・オブ・ライト」とは2016年4月から始まった光のインスタレーション。芸術家ブルース・マンロ氏が手掛けており、1992年に夫婦でウルルを訪れた際にアイデアを思いついたそうだ。2017年に念願叶い約5万個のライトを使ったライトシステムを4万9000m 2 のエリアに展示。見るだけではなく、光の中を歩く参加型の作品として多くの人々を魅了している。

 柔らかな光は星の輝きを妨げることなく地上に届け、空と地上の両方の光の共演を楽しむことができる。アナング族の言葉で「Tili Wiru Tjuta Nyakutjaku」(たくさんの美しい光を見る)という名前でも呼ばれている。

 また会場は静寂に包まれており、幻想的ななかを歩いているだけで自分自身と対峙できる瞬間も。撮影もいいが、ゆっくりと歩き静かに癒されてみるのもお勧めだ。

周囲一帯が静かな光で包まれる「フィールド・オブ・ライト」
普通に撮影しているだけでも星が写るほどの優しい光が特徴
深い紫や白、青に黄色、赤とさまざまなカラーに柔らかに切り替わる
太陽光発電ライト5万個が展示されている

 サンセットからディナーに星空観察、そして「フィールド・オブ・ライト」と約4時間半の充実のプログラムが終了。会場からの往復送迎があるため22時ごろ終了のプログラムでも安心。さくっと約10分ほどでホテルに戻れるのもポイントが高い。

アナング族文化を取り入れた客室にステイ
自慢の朝食も種類豊富でお粥や巻き寿司まで用意

 ナイトアクティビティを終え、いよいよ客室へ。今回宿泊したのは「スーペリアールーム」。アナング族の文化を取り入れたモダンなデザインが特徴だ。37の客室にはキングベッド、またはクイーンズベッド2台のどちらかを設置。クッションやベッドスローには各種モチーフを散りばめており、ウォールには作品も掛けられている。

 部屋全体のカラーリングがウルル周辺の赤土を連想させる色味ながら、グッと落ち着く雰囲気になっている部分にこだわりを感じた。

アナング族創世についてのアートが飾られた客室
足を伸ばせる大きめのソファ
軽食をとったり作業をしたりするためのデスク
ミニバー周辺にはポットやコーヒーなどを用意
ピラミッドティーバッグの「Dilmah Exceptional」シリーズ。複数フレーバーを用意
冷蔵庫内はソフトドリンクやミルクなどが揃っていた
電源はOタイプ
バスルームは洗面台とトイレ、浴槽が1室に集合するタイプ
バスアメニティはWIRU
足をぐっと伸ばしても余裕サイズのバスタブ
ドライヤーはヴィダルサスーン製
クローゼットにはガウンやアイロン、セキュリティボックスなどが揃っている
ベランダにはチェアとテーブルを設置
ベランダからの眺め

 朝食も日本人にうれしいメニューを用意。「イルカリ レストラン」では朝6時より朝食が味わえる。ビュッフェ台はシリアルやジュース、ブレッド、サラダなどがステーションごとに区分けされておりとても見やすいレイアウト。ライブキッチンではポーチドエッグやオムレツなどをオーダー後に作り熱々で提供してくれる。さらに「OUTBACK OMELETTE」も。シェフイチ押しの1品でブッシュフードを使ったスペシャルなオムレツとなっている。なお、お粥や巻き寿司も用意され、旅先で日本食やご飯が食べたくなったときの救世主にも。

「イルカリ レストラン」のビュッフェ。各ステーションに分かれている。こちらはフルーツやシード類
野菜スティックやハムなど
瓶入りのアップルやオレンジジュースが揃う
オーストラリアならではのハニーやベジマイトもスタンバイ
洋食だけではなく、巻き寿司も発見!
ライブキッチンでポーチドエッグをオーダーし、パンケーキにオン

 次回は地上からウルルーカタ・ジュタ国立公園を散策。ウルル周辺のウォーキングエリアやカタ・ジュタ訪問などを中心にお届けする。

相川真由美

フリーライター/鉄鋼業やIT系やエンタメ関連の雑誌やWeb媒体の編集者を経て、フリーの記者として活動中。海外は一人旅がほとんど。趣味は世界のディズニーのパーク&リゾート巡り。最近は年間パスポート片手に日々舞浜通い。うなぎとチョコレートが好物で、旅の基本は“出されたものは全部食べる”。激辛とうがらしから謎の木の実まで挑戦するのがモットー。