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京王電鉄とサンリオピューロランドがコラボ、京王多摩センター駅をリニューアル
ヨーロッパの街並みをモチーフにサンリオの世界観を演出。ハローキティが名誉駅長に就任
(2016/3/14 16:39)
- 2016年3月12日 開催
京王電鉄とサンリオエンターテイメントは3月12日、京王多摩センター駅(東京都多摩市)において、「京王多摩センター駅リニューアル・ハローキティ名誉駅長就任セレモニー」を実施した。
今回のリニューアルは同駅がサンリオピューロランドの玄関口となることにちなみ、人気のハローキティをはじめとするサンリオキャラクターにより魅力を伝えるとともに、国内はもちろん海外からの観光客の来訪増、地域活性化などを目的としたもの。
セレモニーではまず、サンリオエンターテイメント常務取締役 野村高章氏が挨拶を行なった。「サンリオピューロランドは1990年にハローキティをはじめとするサンリオキャラクターに会えるテーマパークとしてオープンいたしまして、昨年12月で25周年を迎えました」と前置き。今回の取り組みはインバウンドを含め個人での来場者が増えており、その場合電車を利用するケースが多いと背景を説明。今回のコラボレーションにより「駅に降り立った瞬間からサンリオピューロランドの世界観が感じられる」ことを目指し、「多摩市を含めてピューロランド、京王電鉄様を盛り上げていきたいと思っております」とした。最後に「今年の7月、8月に向かってこの後もどんどんいろいろな形で駅を変えていきます。夏頃にはグランドオープンを迎えると思いますけれども、皆様お楽しみにしていてください」と締めくくった。
続いて同駅の駅長を務める京王電鉄 相模原管区長 下川学氏が「ハローキティ名誉駅長をはじめ心強いキャラクター達が私たちの仲間になりました」と挨拶。「これからは力を合わせまして地域の皆様をはじめ、駅をご利用になる通勤、通学、お買い物のお客様、それからこの駅からピューロランドにお出かけになる方々、すべてのお客様に対しまして、生まれ変わりました京王多摩センター駅を楽しく、気持ちよくご利用いただけるように誠心誠意尽くして参りたいと思っております」と語った。
今回のリニューアルの目玉となるのが、ヨーロッパの街並みをモチーフに濃紺やゴールド、ワインレッドといった上品かつ落ち着いたカラーを使った装飾。現在は改札付近を中心とした一部に留まっているが、今後、夏にかけて駅全体をサンリオの世界観で包み華やかに演出していく予定だという。
これに合わせて9000系車両にサンリオのキャラクターをデザインしたラッピング記念列車が運行される。これは限定ではなく通常の一般列車として運用される。期間は8月末まで。
(C)'76, '88, '90, '93, '96, '01, '13, '16 SANRIO