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リニューアルした赤沢温泉ホテルに泊まってきた。伊豆の海鮮が楽しめる朝食バイキング、相模湾を望む貸切露天風呂も紹介

2026年2月上旬 時点
赤沢温泉ホテルなら絶景・温泉・食事すべて楽しめる!

 かつてはDHCが運営するコスパのよいリゾートホテルとして知られていた「赤沢温泉ホテル」(静岡県伊東市赤沢字浮山163-1)。2024年12月には、リゾートホテル「ふふ」やうどん専門店「つるとんたん」を運営するカトープレジャーグループが、ホテルを含む「伊豆赤沢温泉郷」の経営権を取得し、今春からは「プレジャーリゾート 伊豆赤沢温泉」として一体的に運営することが決まっている。

 これに先駆け、赤沢温泉ホテルは2025年12月に大規模リニューアルを実施。ちょうど河津桜が開花したばかりのタイミングで宿泊する機会を得たので、新しくなった客室や大浴場、レストランで味わえる夕朝食などを紹介しよう。

プレジャーリゾート 伊豆赤沢温泉の全体マップ。敷地面積は約25m2(GRAXとプレジャーアリーナは開業準備中)
東京駅から伊豆高原駅までは特急「踊り子」に乗車。天気もよく、2月上旬だけどすっかり春気分
赤沢温泉ホテルの外観(写真提供:カトープレジャーグループ)
ロビー
フロント
ウェルカムドリンクとしてホットコーヒーを22時まで提供
館内マップ
隣接する日帰り温泉館は、宿泊すると無料で利用できる(日帰りの場合、入館料は大人1400円~)

畳とベッドどちらでもくつろげるスタンダード和洋室に宿泊

 赤沢温泉ホテルの客室数は全77室(本館51室、南館26室)で、今回宿泊したのは本館7階のスタンダード和洋室。南館1階以外はオーシャンビューとなっており、どこまでも続く空と海の景色、窓を開けると聞こえてくる心地よい波の音に癒やされた。

 客室の広さは39m2で、定員は1~5名。ベッド2台のほか、押し入れに布団が5セット用意されている。

本館7階のスタンダード和洋室(39m2、定員1~5名)
ベッドと枕元のコンセント
ベランダからの景色
ベランダからみた相模湾と夕焼け

 客室内にはテレビ、冷蔵庫、湯沸かしポット、お茶セット、お着き菓子、ペットボトルのお水(海洋深層水)、加湿器などが備えられており、無料のWi-Fiも全室完備。

 館内着(浴衣)は、客室にあるデザイン違いのMサイズ2着のほか、S/Lサイズや子供用など追加分はロビーで自由に選べる。足袋タイプの靴下もセットで備え付けられており、足のサイズが25.5cmの記者は問題なく着用することができた。なお大浴場だけでなく、レストランや隣接する日帰り温泉館なども、館内着とスリッパを着用したままで利用可能。

ベッドの向かいにあるデスク
冷蔵庫
デスクの引き出しにあるお茶セット
畳側の机にはお着き菓子が用意されていた
入り口の姿見とクローゼット(左半分)
客室に用意されていた館内着の浴衣(Mサイズ)
ロビーには大人S/Lサイズや子供用90~/110~/130cmサイズも用意

 トイレとお風呂は別で、洗面台はバスルーム内にある。シャンプー/コンディショナー/ボディーソープ/ハンドウォッシュだけでなく、クレンジングオイル/ジェルローション(化粧水)/ミルキージェル(乳液)もすべてDHCのアメニティを利用可能。同じボトルが各温浴施設にも用意されている。

 ドライヤーは壁と一体になっているタイプと、部屋の引き出しにパナソニックのナノケアがあった。

トイレ
バスルーム
DHCのアメニティ
そのほか使い捨てのアメニティ
ドライヤーは2タイプ
左は足袋タイプの靴下

そのほかタイプの客室を一挙紹介

※館内禁煙、宿泊料金は2名1室(2食付、入湯税別

スタンダード和室/洋室/和洋室

広さ: 39m2
定員: 1~5名
宿泊料金: 2万2000円~

本館6階 スタンダード和室
南館4階 スタンダード洋室
本館7階 スタンダード和洋室(今回宿泊した部屋)

露天風呂付き和洋室(南館1階)

広さ: 39m2
定員: 1~5名
宿泊料金: 2万7500円~

南館1階 露天風呂付き和洋室

コーナーツイン洋室

広さ: 62m2
定員: 1~3名
宿泊料金: 2万5300円~

本館7階 コーナーツイン洋室はダイニングキッチンあり

デラックス和洋室

広さ: 62m2
定員: 1~5名
宿泊料金: 2万3100円~

デラックス和洋室(写真提供:カトープレジャーグループ)

夕食はお肉とお魚どちらも楽しめる和食コース

 夕食は、本館4階レストラン「綺羅(きら)」で提供される。利用時間は17時~19時30分(予約制)で、伊豆近海の新鮮な海の幸を使ったお造りや小鍋、国産牛のソテーなどの和食コースをいただいた。

 前菜やメイン料理は上品なサイズになっているが、お口直しに冷やし蕎麦、食事に蝦夷鮑の石焼きご飯がたっぷり提供されるので、炭水化物だけでもかなりお腹いっぱいになる。個人的には夕食をなるべく早めの時間帯に済ませ、食後にゆっくり温泉を楽しむのがお勧めだ。

本館4階レストラン「綺羅(きら)」
前菜(熱海鱒昆布締め寿司、砂肝ポン酢など)
赤沢玉手箱(お造り)
小鍋(真鯛のブイヤベース仕立て)
口直しの冷やし蕎麦
焼き物(国産牛のソテー)
食事(蝦夷鮑の炊き込みご飯ほか)
お茶碗に3分の1くらい盛り付けた様子
デザート(黒糖かりんとうアイスと冷やし甘酒)

赤ちゃん連れにもやさしい大浴場

 大浴場は本館3階にあり、54℃の源泉から湧き出る天然温泉(津島温泉、循環式)の内風呂と露天風呂、サウナを備えている。利用時間は5時~11時、15時~25時で男女入れ替え制。露天風呂からは、日中は相模灘と伊豆半島の海岸線、夜は満天の星空を眺められる。

脱衣所
ドライヤーの台数はちょっと少なめかも?
洗い場はたくさん
内風呂(男女入れ替え制)
露天風呂(男女入れ替え制)
脱衣所にはベビーベッド、大浴場にはベビーバスが用意されている
サウナ
外気浴
マッサージ機は10分200円、自販機はアルコール飲料の取り扱いあり

屋上には貸切露天風呂。プライベート空間で絶景を満喫

 本館屋上階には、貸切露天風呂も伊豆・赤沢の2室用意。大浴場よりも空に近く、プライベートな空間で絶景を楽しめるので、子連れの家族やカップル、友人同時でぜひ利用してみてほしい。当日予約制で、料金は1時間3300円。利用時間は7時~11時、15時~22時となっている。

貸切露天風呂「伊豆」
「赤沢」
脱衣所
洗い場

宿泊者は日帰り温泉館や赤沢スパの利用がお得に

 赤沢温泉ホテルでは12の宿泊者特典を用意。隣接する「日帰り温泉館」は無料で、同施設にあるタイ古式マッサージやリゾート内にある「赤沢スパ」もお得に利用できる。

 ほかにもホテル内の個室麻雀やカードゲーム・ボードゲーム、リゾート内の「赤沢ボウル」やダーツ・卓球などのレジャーが楽しめる「ディープシーラウンジ」が無料。いずれの施設もチェックアウト後の利用が可能で、施設間の移動は送迎バスのほか、専用カート(運転免許が必要)を何度でも利用できる。

 今回は取材のため1人で黙々と各施設を巡ったが、「泊まる・食べる・くつろぐ・遊ぶ」すべての体験が充実しているので、今度はプライベートで、誰かと一緒にのんびり過ごしたいと感じた。なお、各施設の詳細は別記事でお届けする。

12の宿泊者特典
施設マップ
2月の施設イベント。プレジャーリゾート内の施設をすべて楽しむなら1泊2日だと少し時間が足りないかも?

朝食は自分で盛り付ける海鮮丼や豊富な副菜に注目

 朝食も、夕食と同じく本館4階レストラン「綺羅(きら)」で提供。海を眺めながら、和洋さまざまな料理をバイキング形式で味わえる。

 当日のメニューは、ぶり・びんちょうまぐろなどのお刺身、揚げたてのアジフライや温められた干物、焼きたてのパン、自家製プリン、スムージーやビネガードリンク(フルーティス)など。野菜もフレッシュなサラダとごろごろとしたグリル、煮物・きんぴら・ごまあえといったさまざまなスタイルで用意されていた。

 提供時間は7時~10時(最終入店9時30分)で、席はおよそ20卓。記者は平日・開始直後に訪れたが、8時~8時30分ごろには数組が入店待ちとなっていた。

和洋好きなものを好きなだけ楽しめる
料理が並んでいる様子を動画でもお届け
お刺身コーナー
野菜グリルや干物
和のお惣菜
アジフライは揚げたて
焼きたてのパンやフレッシュなサラダ
子供が好きそうなメニューも
飲み物は定番のソフトドリンクのほか、フルーティスやスムージーなども用意
テーブルは20席ほどなので、混雑時は少し待つかも
今回は海側の席でいただいた

お土産の購入はホテルで。チェックアウト後も手ぶらでリゾートを楽しもう

 ロビー売店では地元の銘菓や地域限定の食品・雑貨などを販売している。営業時間は8時~22時。日帰り温泉館の連絡通路そばには、荷物やスーツケースを預けられるロッカースペースもあるので、チェックアウト後も手ぶらでのんびり各施設を満喫しよう。

ロビー売店
ロッカースペース

ホテルへのアクセス、混み具合は?

 東京方面からのアクセスは、特急「踊り子」号で約2時間(東京駅~伊豆高原駅)、伊豆高原駅からは無料送迎バスで約15分。クルマの場合は、東名厚木IC~天城高原ICを利用すると約3時間となっている。

 2月上旬の平日とはいえ、人気観光地・熱海が電車で1時間弱の距離にあることから、伊豆高原駅周辺は外国人観光客がほとんどいなかった。ホテルの宿泊客は高齢の夫婦やグループ、小中学生の子連れ家族がメイン層で、館内はどこもゆったりとした雰囲気。日帰り温泉館は地元客も多く見受けられた。

 春休みやGWの旅行先として、天然温泉や海の幸はもちろん、スパやレジャーなどリゾート内で非日常を満喫したい人はぜひ検討してみてはいかがだろうか。

 プレジャーリゾート 伊豆赤沢温泉には、今回紹介した赤沢温泉ホテルのほか、「赤沢迎賓館」「RED28 HOTEL」の2つの宿泊施設がある。どちらも2025年12月にリニューアルしたばかり。詳細は別途掲載予定の見学レポートを確認いただきたい。

赤沢温泉ホテル~伊豆高原駅間は送迎バスを利用しよう
送迎バスの時刻表
プレジャーリゾート 伊豆赤沢温泉の全体マップ。敷地面積は約25m2