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船鉄バス・ブルーライン交通、2月にタッチ決済・PayPayほかキャッシュレス導入。山口県内初、バスカードの代替に

2026年2月2日 開始
山口県内のバス事業者2社がタッチ決済を導入

 船木鉄道とブルーライン交通は、クレジットカードのタッチ決済および電子マネー・2次元コード決済を2026年2月2日に導入する。山口県内では初めてとしている。

 船木鉄道では船鉄バスの宇部・山陽小野田・美祢市内路線とコミュニティバス、ブルーライン交通では全路線が利用対象となる。

 均一運賃路線の場合は乗車時に端末から決済し、そのまま降車するかたち。それ以外の路線では、タッチ決済の場合は乗降時に端末にタッチする。電子マネー・コード決済の場合は乗車時に取った整理券を降車時に提示したうえで、決済方法を申告して端末から支払う。

 タッチ決済はVisa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、ディスカバー、銀聯の7ブランドに対応。電子マネー・コード決済はWAON、nanaco、楽天ペイ、PayPay、d払い、メルペイ、au Pay、AEON Pay、Alipay、Wechat Payが使用できる。タッチ決済の場合、利用履歴はWebサイト「Q-move」から確認可能。

 なおキャッシュレス決済の導入により、船木鉄道・ブルーライン交通とも、磁気式バスカードの販売を1月31日限りで終了する。車内でのバスカードの利用は4月30日までとなり、その後は2031年4月まで無手数料で払い戻しを行なう。

均一運賃路線での利用方法
それ以外の路線での利用方法(決済端末の形状は会社により異なる)
「Q-move」の画面イメージ