東京駅に新幹線世界初ホームドア。ドア位置の異なる編成に対応、自動で判別・開扉する新方式

新幹線東京駅 ホームドア設置イメージ

　JR東日本は、新幹線東京駅にホームドアを導入する。

　今回導入するのはドア位置の異なる多くの編成に対応し、該当するホームドアを自動で開扉する新しい方式で、新幹線では世界初。利用客と列車との接触や線路への転落防止対策として設置する。使用開始時期は、20番線・21番線の各ホームが2028年度末、22番線・23番線の各ホームが2029年度末を予定。

　これに合わせ、駅に到着した編成の種類を判別し、自動で車両ドアの位置に応じたホームドアを開扉するQRコードを活用した機能の導入に向けて、今後検証試験などを実施する。将来的には、車両ドアの開閉に合わせて自動でホームドアが開扉・閉扉する機能の検討を進めていく。

編成判別とホームドア自動開扉

新幹線東京駅に導入するホームドアの仕様

新幹線におけるホームドア整備状況