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「中川政七商店」の新旗艦店がニュウマン高輪に開業。高輪廿六夜をコンセプトにした関東ものづくりの常設コーナーなど
2025年8月6日 17:43
- 2025年9月12日 開業
中川政七商店は、「中川政七商店」の国内4店舗目となる新旗艦店を、高輪ゲートウェイ駅直結「ニュウマン高輪」(東京都港区高輪2-21-1)のSouth 5階で9月12日にオープンする。
コンセプトは「東京の玄関口で出会う、日本の暮らし」で、衣・食・住にまつわる約2300種の生活雑貨を展開する。日本各地の素材・技術・風土を活かした商品を通じ、東京の玄関口・高輪で日本の暮らしの心地好さを届けるという。
江戸時代、見晴らしのよい高輪の地にあった、飲み食いを楽しみながら月の出を待つ「月待ち」の風習から「高輪廿六夜(にじゅうろくや)」をコンセプトに、関東のものづくり100種を特集した常設コーナーを展開する。関東のクラフトドリンクやおつまみ、酒器や器をセレクトするほか、ジュースや加工品など、家族でも楽しめる“美味しいもの”を揃えた。
ニュウマン高輪限定品として、栃木県 益子焼の窯元「健一窯」別注、月の文様をあしらったワインカップ(大3850円・小3520円)や栃木県 益子焼の窯元「道祖土和田窯」別注、廃棄される釉薬をリサイクルして作ったコーヒーサーバー(4950円)・ドリッパー(4400円)を販売する。
“江戸の玄関口”と呼ばれた高輪にちなみ、さまざまな玄関での「いってきます」と「ただいま」の景色を、イラストレーター・umaoが奈良の鹿をモチーフに描いた、ニュウマン高輪店限定品を販売する。価格は、「フラットバッグ いってきます/ただいま」が各4400円、「かや織ふきん いってきます/ただいま」が各550円、「こてぬぐい いってきます/ただいま」が各660円。
店内には関東各地の9種の工芸技術を随所に取り入れ、関東のものづくりを巡るミュージアムのようなデザインになっている。群馬県桐生市の刺繍や東京都・江戸切子の技術を活かしたロゴ看板や、益子焼の伝統陶片を再生した「関東のものづくりコーナー」の腰壁、栃木県の大谷石を施した「ダイニングキッチンコーナー」の壁面、埼玉県の小川和紙や群馬県のきびそ絹糸を使用したフィッティングルームなどを取り入れた。
また、「日本の心地好い暮らし」のヒントが見つかるワークショップを、月に一度定期開催する予定。春は「鯉のぼり飾りづくり」、夏は旬を味わう「梅シロップづくり」、新茶が揃う秋は「抹茶の自点て体験」、冬は正月に向けた「しめ飾りづくり」など、暮らしに根ざした手仕事を五感で楽しめる。予約はWebサイトからでき、参加費用は1回3000円~5000円程度となっている。


























