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日本最大、10駅が接続する広域地下歩行者街を形成。東京建物が八重洲一丁目で「呉服橋プロジェクト」進捗を公開
2025年5月21日 11:52
- 2025年5月21日 公開
東京建物は5月21日、八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業「呉服橋プロジェクト」について、進捗を公開した。
永代通り沿いの計画地(東京都中央区八重洲一丁目1番他)は、北に日本橋川と地下化事業の進む首都高都心環状線、西に常盤橋タワー(TOKYO TORCH)、東には東京建物日本橋ビルやコレド日本橋などが建ち並び、一帯は八重洲・日本橋・京橋の頭文字をとって「YNK(インク)エリア」とも呼ばれている。
東京駅と周辺地下鉄駅から首都圏全域に発着できるほか、新幹線で日本の南北、バスターミナルからは羽田/成田空港を経由して海外へ向かうこともできる交通結節点であり、大手町~日本橋~兜町の永代通り付近は金融の中心地でもある。
計画地の南街区は2029年度竣工予定の地上約218m、延床面積約18万6500m2の施設で、すでに2024年12月に発表しているとおり、低層に商業施設、宿泊施設としてアスコットの最上位ブランド・クレストコレクションの「SEN/KA TOKYO by The Crest Collection(センカ東京 by クレストコレクション)」、デジタル金融施設「FIAN(東京フィナンシャル庵)」後継施設の入居などが決まっている。
さらに、日本橋駅と東京駅を地下で接続し、ここに茅場町駅が加わることで、最終的には日本最大10駅連結の「広域地下歩行者ネットワーク」を形成する(10駅:東京駅、大手町駅、二重橋駅、京橋駅、日比谷駅、有楽町駅、銀座駅、東銀座駅、日本橋駅、茅場町駅)。
以下に、当日撮影した計画地の現在の様子を紹介する。