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【はじめてハワイ】ホノルルの高架鉄道「スカイライン」ってどこまでつながったの?

ホノルルの高架鉄道「スカイライン」は第2期まで開業済み

 ホノルルを走る鉄道としては75年ぶりに開業した「スカイライン」は、東カポレイからホノルル空港を経由して、ワイキキ市街手前のアラモアナセンターへ至る高架鉄道で、乗員のいない無人の自動運転で営業している。

 計画は全3期+αに分かれていて、東カポレイの「クアラカイ駅」からアロハ・スタジアム前の「ハラワ駅」までが2023年6月30日に開業(第1期)。

 ハラワ駅からホノルル空港直結の「レレパウア駅」を経て、バスターミナルのカリヒトランジットセンター前の「カハウイキ駅」までが2025年10月16日に開業済み(第2期)。

 そして、カハウイキ駅から連邦政府庁舎や州政府事務所、市裁判所など公的機関の集まる「カアカウククイ駅」までが2031年に開業予定(第3期)で、その先のアラモアナセンターの「カリア駅」までは開業時期未定となっている。

スカイラインの路線図。第3期のカアカウククイ駅まで記載がある。西行き(Westbound)は1番線、東行き(Eastbound)は2番線

 運賃は3ドルで、非接触式ICカードの「ホロカード」が必須(発行手数料は2ドル)。1回の乗車につき2時間半の有効時間を設けており、時間内なら乗り降りは自由。ちなみに時間内ならTheBusにも追加費用なしで乗車できる。

 実際に乗車してみたところ、軌条の仕組みは異なるものの感覚は東京の「ゆりかもめ」に近い。改札はカードをタッチして通過、乗り場にはホームドアがあるなど、日本で電車に乗るときとよく似ているので迷わず使えるはず。ホノルル市街近くまで延伸する時期が計画途中のため、一般的な観光目線ではまだ使いづらい印象もあるが、今後が楽しみな存在だ。

ホノルル空港直結の「レレパウア駅」外観
TheBusの乗り場側にある改札
こちらは空港ターミナルビルから駐車場を経由して通路を進んだ先にある改札
レレパウア駅の2番線、東行き乗り場
ホームに到着したスカイラインの車両(4両編成)。乗り場にはホームドアを備える
レレパウア駅の駅名標と路線図
自動運転なので編成の両端は前面展望席になっている
スカイラインのシート
スカイラインの車内
スカイラインの軌道
乗車にはホロカードが必須のため、改札前にはカード発行、チャージを行なうための端末がある
スカイラインやTheBusに乗車する際に使用するホロカード