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【はじめてハワイ】ホノルルの高架鉄道「スカイライン」ってどこまでつながったの?
2025年12月30日 12:00
ホノルルを走る鉄道としては75年ぶりに開業した「スカイライン」は、東カポレイからホノルル空港を経由して、ワイキキ市街手前のアラモアナセンターへ至る高架鉄道で、乗員のいない無人の自動運転で営業している。
計画は全3期+αに分かれていて、東カポレイの「クアラカイ駅」からアロハ・スタジアム前の「ハラワ駅」までが2023年6月30日に開業(第1期)。
ハラワ駅からホノルル空港直結の「レレパウア駅」を経て、バスターミナルのカリヒトランジットセンター前の「カハウイキ駅」までが2025年10月16日に開業済み(第2期)。
そして、カハウイキ駅から連邦政府庁舎や州政府事務所、市裁判所など公的機関の集まる「カアカウククイ駅」までが2031年に開業予定(第3期)で、その先のアラモアナセンターの「カリア駅」までは開業時期未定となっている。
運賃は3ドルで、非接触式ICカードの「ホロカード」が必須(発行手数料は2ドル)。1回の乗車につき2時間半の有効時間を設けており、時間内なら乗り降りは自由。ちなみに時間内ならTheBusにも追加費用なしで乗車できる。
実際に乗車してみたところ、軌条の仕組みは異なるものの感覚は東京の「ゆりかもめ」に近い。改札はカードをタッチして通過、乗り場にはホームドアがあるなど、日本で電車に乗るときとよく似ているので迷わず使えるはず。ホノルル市街近くまで延伸する時期が計画途中のため、一般的な観光目線ではまだ使いづらい印象もあるが、今後が楽しみな存在だ。

































