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NEXCO東日本、常磐道 「Pasar守谷(下り)」を7月1日オープン
オープニングセレモニーで「ねば~る君」が伸びて祝福
(2015/7/3 18:15)
- 2015年7月1日10時オープン
NEXCO東日本(東日本高速道路)は7月1日、常磐自動車道 守谷SA(サービスエリア)下りの道ナカ商業施設「Pasar守谷(下り)」をオープンした。すでに、プレス内覧会の様子はこちらの記事でお伝えしたが、ここでは、オープニングセレモニーの様子をリポートする。
Pasar守谷(下り)の正式オープンは10時、その30分前の9時30分にオープニングセレモニーが開催された。セレモニーでは、まず近隣の守谷わかば幼稚園の年長園児99名による演奏と合唱が行なわれた。その様子に来場者からは温かい拍手が湧いていた。
園児達の演奏と合唱が終了後、主催者を代表して、NEXCO東日本 取締役兼常務執行役員 事業開発本部長の萩原隆一氏が挨拶を行なった。萩原氏は、「守谷SA(下り)は、本日より『Pasar守谷』として営業を開始いたします。Pasarは、弊社の中で最も規模の大きなフラッグシップの商業施設でございます。上り線は、昨年より営業を開始し、茨城県の人気の店、あるいはお菓子、地元の新鮮野菜を取り揃えておりまして、大変ご好評をいただき、多くのお客様にご利用頂いております。
ここ下り線は、常磐道で(東京方面からの)最初の休憩場所となります。常磐道は2015年3月1日に全線が開通いたしました。ここ下り線のPasarは、茨城県を北上して福島、宮城へのドライブに向けて、しっかりと英気を養っていただく、また旅への期待を一層高めていただく空間となるように、憩いの森をテーマにデザインいたしました。店内でお召し上がり頂きますお食事はもちろん、ドライブのお供になるテイクアウトなどをバラエティ豊かにご用意しておりますので、ぜひとも多くの皆様方にご利用していただきたいと思っております。
上り線と同様にこちらも一般道からのご利用が可能です。高速道路をご利用いただくお客様はもちろん、近隣の皆様からもご愛顧を頂ける施設になるよう、テナントの皆様とともにNEXCO東日本グループの力を合わせて、務めて参ります」と述べた。
次に、来賓代表として守谷市長 会田真一氏が祝辞を述べた。会田氏は、「昨年Pasar守谷(上り)が開業いたしました。Pasar守谷(上り)は、首都圏直下型の地震等の災害の折には、災害対策の拠点としても指定をされているところです。今回のPasar守谷(下り)は憩いの森をイメージしたということでございます。守谷も緑を大切にするということで、今ここに見えている緑は、守谷市が買い取って、この緑を守っていこうという、一番大事な拠点でございます。そこに、憩いの森をイメージしたこのPasar守谷(下り)が開業したことは、大変嬉しく思います。また、先ほどの常務のお話にもございましたように、外からも、一般の市民の方も高速道路を利用しなくても、この施設を利用できるということで、我々も大変楽しみにしていたところでございます」と述べた。
続いてテープカットが行なわれた。テープカットの出席者は、茨城県非公認キャラクター「納豆の妖精 ねば~る君」、ネクセリア東日本 代表取締役社長 荒川真氏、小島屋乳業製菓 代表取締役社長 浜野彰彦氏、守谷市長 会田真一氏、NEXCO東日本 取締役兼常務執行役員 事業開発本部長 萩原隆一氏、NEXCO東日本の交通安全啓発キャラクター「マナーティ」の4名2キャラクターで行なった。。納豆の妖精であるねば~る君は、身体が何mも伸びるギミックと、軽妙なしゃべりで人気を博しているキャラクターで、テープカットのタイミングにあわせて身体を大きく伸ばして、周囲から大きな歓声を受けていた。
オープン前に数十人の行列
オープン日の朝は、あいにく小雨交じりの天候だったが、オープンを記念して先着100名に記念品が配られるということで、近隣住民を中心に行列ができていた。Pasar守谷(下り)は、一般道から入ることもできるので、オープンを待ち望んでいた近隣住民が多いようだ。10時になり、店がオープンすると、次々と店内に客が入っていったが、10時30分の時点では、まだフードコートの席には余裕があった。店によっては試食を行なっているところもあり、来場者たちは新しく生まれ変わった守谷SAを存分に楽しんでいたようだ。
プレス内覧会でも試食を行なったが、そのときには食べられなかった「楽甚」の「納豆焼きそば」や「せたが屋」の「明太子納豆ごはん」を食べてみたので、その写真も掲載する。