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熱海市・初島唯一の土産店が新ブランド立ち上げ。“かわいい旅”のレモン菓子/海鮮せんべい/イルカグッズなど発売

HATSUSHIMA STORE&CAFE

2025年5月1日 販売開始
初島唯一の土産店が新ブランド立ち上げ。初島らしさとかわいさにこだわる商品を販売開始

 熱海の離島・初島の土産店「HATSUSHIMA STORE&CAFE」(静岡県熱海市初島167)は、同島で初の試みとなる完全オリジナル土産ブランド「#かわいい旅してきました」を立ち上げ、5月1日に販売を開始した。

「旅の記憶を“かわいく”持ち帰ってほしい」という想いから、初島唯一の土産店である同店が初島らしさにこだわる本格的な土産を開発。国産レモン発祥の地と言われる熱海の歴史を背景に作った「初島レモンマドレーヌ」(940円)や“初島の自然の宝石箱”をイメージして手のひらサイズの箱に海鮮せんべいなどを詰めた「HATSUSHIMA POCKET GIFT」(540円~648円)、初島航路で時折り見られるイルカの群れにちなんだご当地マスコット「はつしまいるか」グッズ、名産ところてんを使ったカフェの看板メニュー「初島パフェ」を描いたTシャツ(3650円)など、すべての商品に初島の体験や自然をモチーフとして取り入れている。また、パッケージも「楽しかった旅の思い出を誰かに伝えたくなるような」かわいらしいデザインに仕上げた。

近年は「初島レモン祭り」が開催されるなど、島内でも盛り上がりを見せるレモンの魅力をお菓子で発信。写真は「初島レモンマドレーヌ」と「はつしまハニーレモンくま」
“初島の自然の宝石箱”をイメージしたキューブ型パッケージのお菓子。初島ならではの食彩をテーマにした海老せんべい、いかあられ、レモンぐみゼリーなど5種類がラインアップ
初島航路で時折り見られるイルカの群れにちなんだご当地マスコット「はつしまいるか」。マシュマロやキャンディ、ガチャガチャ(キーホルダーや缶バッジなど)を展開
初島名産ところてんを使ったカフェの看板メニュー「初島パフェ」をモチーフに、Tシャツやアクリルキーホルダーなどを展開

 熱海市全体では、宿泊客数がコロナ禍前とほぼ同水準まで回復しつつある一方、初島ではいまだ活気を取り戻しきれておらず、後継者不足などの課題もあるなか20代である同店店長が島の未来を考え、2023年秋から土産開発を進めてきたという。

 初島までは、熱海港から高速船で30分。店舗は初島港のすぐ目の前に立地する。今後商品を拡充し、公式オンラインショップでも順次販売していくとのこと。

熱海港から高速船で30分の初島