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首都高、5月下旬から入口通行止め伴う料金所リニューアル工事。2025年度末までに55か所をETC専用化

2025年1月24日 発表

2025年度は新たに55か所をETC専用化し、累計90か所に拡大

 首都高速道路は、5月下旬から入口通行止めを伴う料金所リニューアル工事を順次開始し、2025年度末まで新たに55か所(すでに運用中を合わせ累計90か所)をETC専用とする。

 2025年度のリニューアル工事状況を踏まえ、2028年春までに本線料金所などの一部を除いて入口にある料金所のETC専用化を目指す方針。なお、箇所別の工事期間などは後日案内するとしている。

2025年度末までにETC専用化する料金所(55か所)

都心環状線: 宝町、汐留、芝公園(内/外)、飯倉、神田橋(内/外)
1号上野線: 北上野[入谷]、上野
1号羽田線: 芝浦(上/下)、勝島、鈴ヶ森
2号目黒線: 天現寺
3号渋谷線: 高樹町、池尻、三軒茶屋
4号新宿線: 代々木、永福(上/下)
5号池袋線: 西神田、飯田橋、北池袋、板橋本町(上/下)
6号向島線: 駒形、向島(上/下)、堤通(上/下)
9号深川線: 福住
10号晴海線: 豊洲
中央環状線: 王子南、小菅、千住新橋(内/外)、扇大橋(内/外)、船堀橋、中野長者橋、西池袋
川口線: 鹿浜橋(上/下)、足立入谷
埼玉新都心線: 新都心(上/下)
埼玉大宮線: 浦和北
湾岸線: 湾岸環八、臨海副都心、三溪園
神奈川3号狩場線: 石川町、永田
神奈川6号川崎線: 殿町
神奈川7号横浜北線: 新横浜(上/下)

 新しい料金所では、ETC機器のリニューアルによりレーン閉鎖機会が減少されるほか、料金所無人化とともにテレビインターホンなどを整備。また、ETCカードの挿し忘れなどで車両停止した利用者に対し、追加設置したアンテナで通信処理を行なう。

 ETC専用化により、ETC車と現金車の錯綜、停車・発進の繰り返しが削減され、安全性向上などが期待される。