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日本でも大バズり「ドバイチョコレート」の入手方法は? ドバイ経済観光庁が本家メーカーのインタビュー公開
2025年1月15日 06:00
- 2025年1月 時点
ドバイ経済観光庁は、「2025年ドバイでしか味わえない特別な10の体験」と題し、現地ならではのアクティビティやホテル開業などの最新情報を公開した。
ドバイを満喫する体験のひとつに挙げたのは、昨年日本でも話題を集めた「ドバイチョコレート」。中東のお菓子に使われる小麦粉で作られた細麺状の生地クナーフェ(カダイフ)と、濃厚なピスタチオペーストやタヒニ(白胡麻ペースト)を組み合わせた高級チョコレートで、ザクザクとしたリッチな新食感が楽しめるとして世界中で人気だ。
その元祖を販売するのは「FIX Dessert Chocolatier(フィックスデザートショコラティエ)」というドバイのチョコレートブランド。ピスタチオ×カダイフのフレーバー「Can't Get Knafeh of It」のほか、キャラメルやナッツ、クリスピー、シリアル入りなど多様なフレーバーがあり、ドバイのハムダン皇太子もスペシャル・ドバイチョコレートを注文したほどの逸品という。
入手困難なFIX社の本家ドバイチョコレートだが、オンライン配達プラットフォーム「Deliveroo」でのみ、毎日14時と15時に販売している。価格は1枚68.25AED(2025年1月6日時点)。販売開始から数分で完売することが常なので、アラームを設定して事前にログインしておくのがベター。同庁によれば「独特な食感と各種フレーバーを最大限に味わうには、3日以内のできたてがおすすめ」とのことで、ドバイに訪れたらぜひ滞在先のホテルなどに注文して、フレッシュな味を心ゆくまで体験したい。
また、ドバイ経済観光庁の公式サイト「ビジット・ドバイ」では、元祖ドバイチョコレートの生みの親にして、FIXチョコレートを手掛けるドバイ在住の起業家サラ・ハムーダ氏のインタビューも掲載している。
サラ氏は、「たくさんの文化が交わるドバイの魅力をチョコレートに込めたいと考えました。中東と西洋のフレーバーを組み合わせて作り上げた一品です。注文が殺到しはじめた日の感動は今でも忘れられません。ドバイは、それぞれの可能性を広げてくれる特別な場所だと実感しています」と語っている。
そのほか2025年ドバイの注目トピックは、3月14日に開業するホテル「ジュメイラ・マルサ・アル・アラブ」での滞在や、同じくジュメイラ地区に2025年オープン予定のビーチアクティビティ施設「ズマ・ドバイ・ビーチハウス」など。
また、ドバイ砂漠保護区内に立地するラグジュアリーリゾート「アル・マハ ラグジュアリー コレクション・デザート リゾート&スパ ドバイ」では、宿泊や食事に加え、らくだライドやサンセットツアーといった砂漠ならではのアウトドアアクティビティをオールインクルーシブで楽しめるという。
4月には、世界のアートが一堂に会する「ワールド・アート・ドバイ」(4月17日~20日)と世界各地の作品を鑑賞できる「アート・ドバイ」(4月18日~20日)の開催も予定している。