イギリス、2025年1月8日から入国時にETA取得が義務化。入国しない乗り継ぎでも必要に

イギリス入国時にETAが義務化

　英国政府は、現在入国時にビザが不要なすべての渡航者に対し、2025年4月からETAの取得を義務化する。

　非欧州圏の対象者（日本含む）は1月8日以降、欧州圏の対象者は4月2日以降に必須となり、日本国籍者のETA登録は2024年11月27日から受け付けている。

ETA登録が必要な渡航者

・6か月以下の旅行、親族訪問、商用、留学目的等にて滞在の場合
・3か月以下のCreative Worker visa concessionにて滞在の場合
・Permitted paid engagementにて滞在の場合
・英国で乗り継ぎをする場合（英国に入国しない場合も含む）

　ETAの申請料は10ポンド（約2000円）で、審査日数はイギリスで3営業日以内。支払いにはクレジットカード、デビットカード、Apple Pay、Google Payを使用できる。承認されたETAの有効期限は2年間で、入国回数制限はない。パスポートの有効期限が終了した場合、更新や新規取得の場合はETAを申請し直す必要がある。

　また、ETAを取得しても到着時に入国審査は必須。