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いよいよ明日開業「マリンピア神戸」の見どころ解説。アウトレットの概念を覆す、海辺ビューのリゾート感たっぷり!
ショップ/グルメ/アクティビティなど全145店舗
2024年11月25日 17:06
- 2024年11月26日 開業
三井不動産は、明日11月26日に開業する「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」(兵庫県神戸市垂水区海岸通12-2)のプレス説明会・内覧会を行なった。
2023年1月末に一時閉館し、約1年10か月におよぶ全面建て替え工事期間を経てリニューアルオープンするもので、神戸市との連携により新たにラグーン(海水を引き込んだ池)周辺敷地を事業地として拡大し、海辺のロケーションを最大限活かした施設へと一新。
総敷地面積は約9万9400m2。店舗面積は建て替え前6900坪から9600坪に増床し、店舗数は建て替え前130店舗から145店舗に拡充する。
コンセプトは「MARINE PIA RESORT(マリンピアリゾート)」。自然アクティビティや地元らしいグルメ、目の前に明石海峡大橋を望むオーシャンビューの絶景など、従来のアウトレットのようなショッピング目的だけではない体験が楽しめる“時間消費型のリゾートアウトレット”という点が最大の特徴になっている。
11月22日に行なわれた内覧会でグランドオープン直前の施設内を見てきたので、さっそくショッピング、グルメ、アクティビティの注目ポイントを紹介しよう。施設・設備についての詳細は、別途記事を確認いただきたい。
関西アウトレット初出店は20店舗。天候問わずショッピングを楽しめる屋内型「マリンピアモール」
施設は大きく2つのエリア、屋内の「MARINE PIA MALL(マリンピアモール)」と屋外の「LAGOON COMMUNITY PARK(ラグーンコミュニティパーク)」で構成する。
このうちメインのショッピングエリアとなるのは、全店舗の大多数が入る「マリンピアモール」。屋内型なので、天候に左右されることなく買い物を楽しめる。1~2階の全2フロアに、ラグジュアリーからデイリーファッション、スポーツ、アウトドア、ライフスタイル雑貨まで、高感度ブランドをラインアップしており、バラエティ豊かな食物販・飲食店が揃う「フードマルシェ」や「フードコート」もこちらに併設している(後述)。
一方、屋外の「ラグーンコミュニティパーク」エリアには、今回のリニューアルの目玉でもあるラグーンと親水公園を囲むように、オープンエアのテラス席を備えた喫茶店、パティスリー&ベーカリーレストラン。さらにBBQ施設、ドッグランを併設するペット用品店、屋内外の知育遊具で学びながら遊べる子供向け施設など、開放的な立地を活かした店舗が立つ。
これら全145店舗(出店店舗一覧PDF)のうち20店舗は関西アウトレット初出店(うち4店舗は国内アウトレット初出店)。
アパレルやアクセサリー、旅行、ゴルフ用品など、カーライフをトータルコーデで楽しめるショップ「メルセデス・ベンツ」、日常使いもできる機能性アウターやバックパックなどのファッションアイテムが充実した米国発アウトドアブランド「Marmot」など、関西では初登場のテナントは一見の価値アリだ。
また、モンハンやストファイなど、カプコンの人気キャラクターグッズが一部アウトレット価格になる国内初の公式ショップ「CAPCOM STORE ANNEX」と450台のカプセルトイが並ぶ「CAPSULE LAB」は家族みんなでも楽しめそう。
ちょうどブラックフライデーのタイミングが重なり多くの店舗で大型セールも実施されるので、今だけの特別価格は見逃せない。
国内アウトレット初出店
・LockerRoom(ファッション)
・PET PARADISE+BEAUTY&FUN(ペット用品、トリミング、ドッグラン)
・ボーネルンドあそびのせかい(知育遊具・玩具)
・CAPCOM STORE ANNEX/CAPSULE LAB(玩具、グッズ、カプセルトイ)
関西アウトレット初出店
・eimy istoire(ファッション)
・メルセデス・ベンツ(クルマ、ゴルフ、ファッション)
・UCHINO Factory Outlet(生活雑貨)
・3COINS+plus(生活雑貨)
・DUO(生活雑貨)
・Marmot(アウトドア)
・MARKEY'S(キッズ)
・LAGOON TOOTH TOOTH(パティスリー&ベーカリーレストラン)
・喫茶 太陽コンパス(カフェ)
・LAGOON BBQ CLUB(バーベキュー施設)
・La figlia del presidente paradiso sul mare(イタリアン、ピッツァ)
・GOLDEN TIGER(中華料理)
・札幌魚河岸57番 いきいき寿司(回転寿司)
・Route178(サンドイッチ、デリ)
・POP UPラーメン(リレー出店ご当地ラーメン)
・海南鶏飯食堂(シンガポール料理)
全店制覇したくなるマルシェ&フードコート。さらに、地元神戸の人気店とタッグを組んだ、新業態の絶景ベーカリーレストランが誕生!
マリンピアモール内「フードマルシェ」は全13店舗(約200席)。ショッピングの合間に一息つける飲食店でイートインできるほか、各店テイクアウトメニューも揃えており、マルシェ内の共有席や晴れた日の屋外など、好きな場所で自由に楽しめるのがポイント。
注目は、兵庫県初出店のドーナツ・クレープ店「PIECE OF BAKE」、地中海レストランの雰囲気で焼き立てピッツアが味わえる「La figlia del presidente paradiso sul mare」、グルメサンドイッチ&デリの「Route178」、円形カウンターが目を引く「札幌魚河岸57番 いきいき寿司」など。
そのほか、ハワイアンパンケーキの人気店「Eggs’n Things」やスーパーマーケット「成城石井」、建て替え前のマリンピア神戸にも出店していた「マクドナルド」や「スターバックス コーヒー」などがラインアップしている。
同じくマリンピアモール内にある「フードコート」は全11店舗(約850席)。神戸牛100%の鉄板ハンバーグ「神戸赤ふじ」や全国各地のラーメン店がリレー形式で期間出店する「POP UPラーメン」のほか、「博多天神ホルモン」「海南鶏飯食堂」「神戸焼肉重田」「韓美膳」「サーティワンアイスクリーム」など、多彩なジャンルが軒を連ねる。
フードコート内は明石海峡大橋や淡路島を望むオーシャンビューとともに食事を楽しる広々とした空間で、電源コンセントが使えるカウンター席、屋根付きのテラス席なども備えている。
屋外エリアには、神戸を代表する飲食ブランド「TOOTH TOOTH」を手掛ける地元企業ポトマックが、海辺のロケーションを存分に活かした3つの新業態をオープンする。
旗艦店となるパティスリー&ベーカリーレストラン「LAGOON TOOTH TOOTH」では、地元の食材を使った食事メニューや焼き立てパン、アフタヌーンティー、神戸土産のスイーツなどを販売。
続いてレトロモダンな雰囲気の「喫茶 太陽コンパス」では、オリジナルブレンドにこだわるサイフォンコーヒーや神戸らしい洋食メニュー、デザートの名物カステラなどを味わえる。
そして白砂のラグーンビーチ目の前に、約200席の大型バーベキュー施設「LAGOON BBQ CLUB」が誕生。屋根付きソファブースがずらっと24室並び、夏でも冬でもゆったりラグジュアリーなBBQが楽しめる。カトラリーやグリルなどの備品があらかじめ用意されているので、手ぶらで利用OK。旬の食材を厳選したBBQプランのほか、自由に食材を持ち込むこともできる。
アウトレットでカヤックデート!? 大人も楽しい、絶景×ラグーンのアクティビティが充実
三井アウトレットパーク マリンピア神戸の最大の個性が、海水を引き込んだ約1万m2のラグーンと約3600m2の砂浜、そして明石海峡大橋と海を望むロケーション。この屋外エリアでは、アウトレットにも出店しているアウトドアブランド「モンベル」と連携したカヤック体験をはじめ、カヌー教室、ビーチバレー、ヨガといった海辺アクティビティが楽しめる。
ラグーン前にはアクティビティゾーンがあり、ボルダリングや滑り台、アスレチック、寝ころびハンモック、噴水ベンチなどが整備されている。前述した知育遊具の「ボーネルンドあそびのせかい」やドッグランを併設する「ペットパラダイス」もこちらのゾーンに含まれ、家族でレジャーが楽しめる。建て替え前から残るヤシの木を活かしつつ、リゾート感を醸す植栽にもこだわっており、豊かな緑に囲まれながらただただ寛ぎたい人にもお勧めという。
また、夜のビーチにランタンを並べるライトアップや夕景を眺めながらお酒や買い物が楽しめるビーチマルシェなど、今後は季節ごとに楽しめるロマンチックなイベントも開催予定となっている。
大屋根広場では、中央に約9×5mの大型デジタルサイネージを配置。スポーツや音楽、映画鑑賞などのエンタメイベントを開催していく。
来季からは、三井アウトレットパーク マリンピア神戸がサッカーJ1「ヴィッセル神戸」とスポンサー契約を締結することもあり、グランドオープンの26日には槙野智章さん(ヴィッセル神戸エヴァンジェリスト)や垂水出身の香川真司選手(セレッソ大阪所属)をゲストに迎えたトークショーも実施。アウトレットが新たなコミュニティ拠点として、地域を盛り上げていく。
最後に紹介するのは、絶景フォトスポット「BE KOBE」ゾーン。小高い丘に、神戸のシンボルモニュメントが設置され、明石海峡大橋とヤシの木を背景にここだけでしか撮れないアングルを収められる。まさにリゾート、遊びに行ける次世代アウトレット!