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エールフランス航空、プレエコを「プレミアム」に名称変更。2025年末までに約8割に新シート導入

2024年10月22日 時点

エールフランス航空がプレミアム・エコノミークラスを「プレミアム」にリニューアル

 エールフランス航空は、プレミアム・エコノミークラスを2024年夏スケジュールから「プレミアム」に名称変更し、座席シートやサービスを刷新した。

 段階的にリニューアルを行なっており、新装「プレミアム」キャビンは2025年末までに約8割の機体に搭載する予定。すでに一部のボーイング 777型機とエアバス A350型機に導入しており、同社すべての長距離路線で利用できるようになる。

 シートクッションをアップグレードしたほか、足元に最大97cmのスペースを確保し、最大124度のリクライニング角度と調節可能なフットレストを設置するなど、座席間の余裕をもたせてより快適にプライバシーを高めた設計。

 またキャビン内装はエールフランスのシグネチャーカラーであるネイビーブルーと「プレミアム」のブランドカラーのスカイブルーを基調とし、ヘッドレスト、クッション、ブランケット、ミールトレイ、アメニティキットにも赤いアクセントマークをあしらいエレガントな旅を演出する。

 機能面では、各座席に13.3インチの4Kワイドスクリーンを設置。タッチパネル操作式でBluetooth接続もでき、フランス作品を中心に1500時間以上の機内エンタメを楽しめる。USBポートや機内Wi-Fi接続も利用できる。

 機内食はシャンパンサービスから始まり、パリ発便ではミシュラン星付きシェフが季節の食材を使ったメニューを監修。食後のデザートはシュークリームやパリ・ブレスト、フォンダンショコラなど、フランスで親しまれている定番デザートを提供する。さらに、フライト中のおやつとして、プロヴァンス地方で昔ながらの製法で作られるアイスクリームも味わえる。

 2025年春には、エールフランスの新しいヘッドソムリエとなるグザヴィエ・チュイザ氏が選定した飲み物メニューを発表。フランス産にこだわったワインやビール、シャンパンなどをラインアップする。