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エミテラス所沢、9月24日開業へ。市内初進出ほか全142店舗が判明
映像演出付きの大空間や駐車場混雑予測AIなど最新技術採用
2024年7月31日 16:46
- 2024年9月24日 開業
西武リアルティソリューションズと住友商事は、商業施設「エミテラス所沢」（埼玉県所沢市東住吉10-1）の開業日を9月24日と発表し、館内の設備なども公開した。
「広域集客型商業施設」と位置付けた本施設には、「まちの広場」となるさまざまなエリアを設置。4階には屋内外にまたがる「そらくもひろば」と「そらくもダイニング」を設け、親子で楽しめるスペースとする。1階の「こもれびフードホール」には一般的な座席だけでなく、小上がりや予約制のパーティルームも用意し、フードコート自体が目的地となることを目指す。
2階と3階にまたがる吹き抜け空間「センターコート（仮称）」には、547インチの大型ビジョンに加えて4基のプロジェクター、11基のムービングライト、25基のスピーカーを配置する。プロ野球・埼玉西武ライオンズの試合のパブリックビューイングを行なうほか、eスポーツや音楽などのイベント、デジタルコンテンツの体験の場としても使用するという。
トイレや授乳室、レンタルベビーカーの利用状況はデジタルで可視化するほか、立体駐車場ではAIを活用した出口の混雑状況予測を提供する。所沢駅の駅ビル「グランエミオ所沢」との連携も予定しており、8月6日には両施設のショップ・駐車場情報などが見られるスマートフォンアプリ「エミテラス＆グランエミオ 所沢」をリリースする。
建物内外の部材や家具には間伐材や廃材を再利用し、環境負荷の低減に配慮する。駐車場と商業棟の渡り廊下には、ライオンズの本拠地であるベルーナドームで使われた人工芝を用いる。
このほか、新たに決定した3テナントも発表しており、全テナント142店舗が決定。1階にはゲーム「マインクラフト」のポップアップストアが期間限定で出店する。
