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全142店舗が入った「エミテラス所沢」9月24日開業。埼玉初出店の22店舗など注目テナントを見てきた!
2024年9月18日 20:35
- 2024年9月24日 開業
西武リアルティソリューションズと住友商事は、ライフスタイル型商業施設「エミテラス所沢」(埼玉県所沢市東住吉10-1)を9月24日に開業する。
所沢駅から徒歩4分の地上7階建構造で、敷地面積は3万4000m2、駐車場・駐輪場とも約1700台分を用意。ファッションをはじめ、スーパーマーケットや書店、飲食店、映画館などを中心に、埼玉・所沢ゆかりの店舗や子育て世代にお勧めの店舗、全142店舗が入居している。
142店舗のうち、ニューバランスや武蔵國珈琲など22店舗が埼玉県初出店、サミットストア、niko and...、H&M、ドットエスティ、ジュンク堂、スポーツデポ、アカチャンホンポなど、94店舗が所沢初出店となる。
1階には生鮮食品を取りそろえるサミットストアやデリ&スイーツがあり、さらに生活雑貨を中心にした店舗がオープンする。
1000席あるフードコート「こもれびフードホール」には埼玉県初出店のハンバーグ専門店「ロックスハンバーグ」、海南鶏飯専門店「海南鶏飯食堂」、台湾料理の「ダパイダン105」、フォー専門店「フォーティントーキョー」や地元店舗の「パティスリーEMILE」、クレープが食べられる「GODIVA dessert」などスウィーツ店を含む全22店舗がオープンする。
また、座席は子供連れのファミリー層が使いやすいエリアとして用意した「FAMILY LOUNGE」には、靴を脱いでくつろげる「こあがり席」やファミレスのような席、ベビーチェアが一体になったカウンター席などがある。充電用のUSBポートやコンセントを設置したエリアも用意している。さらに、予約制の「パーティールーム」も用意している。
2階にはファッション・雑貨を取り扱うドットエスティ、ユニクロ、ニューバランス、THE CUPなど、ファッションを中心にした店舗がオープン。ファッションが好きなヤング~ヤングミセス層に向けたアイテムを取りそろえる。
3階は子育て世代に向けたショッピングゾーンで、アカチャンホンポやDAISO、同じくダイソー系列のStandard ProductsとTHREEPPY、#ワークマン女子、スポーツデポ、ノジマ、ジュンク堂書店などの店舗のほか、英会話教室やスーモカウンター、写真スタジオなどサービス機能も充実させている。
4階はレストランやアミューズメント、クリニックのほか、全12のシアター、1879席の映画館「T・ジョイ エミテラス所沢」もオープンする。「IMAXレーザー」「ScreenX」「Dolby Atmos」など最新技術を使ったシアターを楽しめる。また、シートはエグゼクティブシートやプレミアシート、ペアシートなどを用意している。
レストランには地元の農家とタイアップで作る新鮮野菜を使ったビュッフェ「テラスビュッフェカフェ TABLE」や本格イタリアンとデザートを楽しめる「Salvatore Cuomo Cafe」などがある。
さらに、4階には子供を遊ばせられる「そらくもひろば」を屋内外を設け、近くには「そらくもダイニング」と称してレストランでテイクアウトしたドリンクやフードを楽しみながら子供が遊ぶ様子を見られる。
ファミリー層をはじめ、幅広い客層を想定した商業施設のため、授乳室やトイレもバリアフリーにこだわり、車椅子マークの「誰でもトイレ」のほかに「ゆったりトイレ」なども設置している。
トイレや授乳室、レンタルのベビーカーの利用状況は館内に126台設置されたデジタルサイネージで確認できる。
また、所沢は元々西武鉄道直営の車両工場があったという歴史的な背景を踏まえ、西武鉄道所沢車両工場と鉄道本線をつないでいた「引き込み線」があった場所の一部にレールを設置し、実際に鉄道係員養成所で使用していた2000系運転用シミュレーターの一部も館内に設置している。
さらに、遊園地前からユネスコ村駅をつないでいた蓄電池機関車「おとぎ電車」も設置する予定。