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月刊エアライン2024年6月号、特集は空港と飛行機の安全を守る「航空管制」

2024年4月30日 発売

月刊エアライン 2024年6月号が発売

 イカロス出版は4月30日、「月刊エアライン 2024年6月号」を発売した。A4変型160ページで、価格は1760円。

 特集は「もっと航空管制が知りたい!」。

 空港を発着する、あるいは上空をゆく航空機たちの安全を守る「航空管制」の役割を知るべく、屈指の交通量をほこる新千歳空港と防空の要所・千歳基地を一元コントロールする管制塔から、最前線のレポートをお届け。また「航空管制のキホン講座」と題し、元航空管制官がレクチャーする知識集、航空保安大学校の実習現場訪問など、深部までを網羅する。

 このほか、ANAが国内線の次世代フラッグシップとして導入したボーイング 787-10の詳細やフライトレポート、本邦エアライン初の中東直行便となったJALの羽田~ドーハ線搭乗記、韓国やタイで取材したNASA DC-8のラストミッションの詳細、羽田空港の新飛行機ビュースポット「ソラムナード羽田緑地」の現地撮影など、レポートやニュース記事も盛りだくさんでお届けする。

目次

【特集】もっと航空管制が知りたい!

旅客機から戦闘機まで、4本の滑走路を発着するトラフィック・コントロール
北の大空港と防空の要、その安全を守る千歳管制隊の現場へ

空港北側に集中する旅客ターミナルと冬季の除雪作業という留意点
千歳管制隊の飛行場管制

交通流が南側に集中する千歳進入管制区のターミナルレーダー管制
千歳管制隊のラプコン(Radar APproach CONtrol)

元航空管制官、その役割と最新事情をレクチャー
航空管制のキホン講座

航空管制の種類(1)「飛行場管制業務」について
エアポートを見渡す、半径約9kmの管制圏内を担当

航空管制の種類(2)「ターミナルレーダー管制業務」について
管制圏の外側、空港の半径90kmに広がる進入管制区

航空管制の種類(3)「航空路管制業務」について
日本上空を見守る札幌・東京・福岡・神戸の航空交通管制部

空の安全を守るシゴト、その勤務の日々とキャリアについて
航空管制官という職業のこと

全国41空港の飛行場管制タワー
日本全国管制塔コレクション

安全運航を支える情報を送受信
航空管制に必要なアンテナの種類と役割

8か月かけて基礎知識を教える、国土交通省の研修施設
登竜門・航空保安大学校で見た 航空管制官育成の現場

イカロス・アカデミーで訊いた、採用試験の内容
航空管制官になるチャンスは、30歳になるまで何度でもある!