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阪急京都線、座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」7月導入。1時間に2〜3本運行、専属アテンダント

2024年2月26日 発表

阪急京都線に座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」を導入

 阪急電鉄は、座席指定サービス「PRiVACE(プライベース)」を7月に初導入する。利用者は、Webサイトでの事前予約と座席指定料金(500円)が必要。

 新型車両2300系と9300系において大阪寄りの4両目に設定し、京都線の特急系列車(特急/通勤特急/準特急)として1時間に2〜3本運行する。

 コンセプトは、「日常の“移動時間”を、プライベートな空間で過ごす“自分時間”へ」。専属アテンダントが座席の案内などを行なう。

 座席の配置は3列(2列+1列)とし、一般車両よりも座面幅と足元前後のスペースを広く確保。座面が連動するリクライニングや頭部側面の形状、パーテーション、座席ごとに配置した窓などでプライベート感な空間を追求した。

 そのほか、収納式テーブルやドリンクホルダー、荷物用フック、マガジンラック、読書灯、コンセント、無料Wi-Fiなどを利用できる。共有荷物コーナーや車いす優先席も設定。

 内装は、阪急電車ならではの木目調の壁面素材やゴールデンオリーブ色の座席生地、床面はカーペットを採用した。

 また外装は、阪急電車の象徴であるマルーンカラーにゴールドラインを加え、乗降用扉はステンドグラスをイメージしたデザインにすることで、一般車両とは異なる特別感を演出したという。