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阪急電鉄、全駅にホーム柵を設置。バリアフリー化を目指す

2022年8月3日 発表

阪急電鉄は全駅にホーム柵を設置するとともにバリアフリー化を目指す

 阪急電鉄は、全駅にホーム柵を設置するとともに、全駅のバリアフリー化を目指すことを発表した。

 国や沿線自治体の協力のもと、可動式ホーム柵やバリアフリー設備の整備に取り組んでいる。今後は、その取り組みをさらに加速するため、特に早期の整備が求められているホーム柵(可動式または固定式)を全駅に設置し、ホーム上の安全性を高めていく。駅の構造上の問題から同社線内で唯一バリアフリールートの確保が困難だった中津駅においても、エレベーターなどを設置し、全駅のバリアフリー化を目指す。

 なお、2021~2035年度のバリアフリー設備を整備するための費用は900億円を超える見込みだが、この整備をより迅速かつ着実に進めるため、2021年12月に創設された「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用する。運賃にバリアフリー料金を加算し、バリアフリー設備の整備費などに充当する。

バリアフリー料金