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ANA新ブランド・エアージャパン初便が満席でタイ・バンコクへ! 峯口社長「座席の広さと快適さを楽しんで」

2024年2月9日 就航

エアージャパンの初便が就航した

 ANAの国際中距離線の新ブランド・AirJapan(エアージャパン)は、2月9日に初便を就航した。初就航地はタイ・バンコク。

 運航開始に先立ち、成田空港第1ターミナルの51ゲート前で式典を実施。山下靖喬さんによる津軽三味線の演奏で日本らしさを盛り上げた。式典に登壇したエアージャパン 代表取締役社長の峯口秀喜氏は、「機内では和と洋とあわせたボーディングミュージック、自然由来のアロマの香り、客室乗務員の笑顔が皆さまを迎えます。一番のウリである座席の広さと快適さをお楽しみください。本日は満席での運航で、このように支持していただいて大変ありがたいです」と就航の喜びを語った。なお、折り返しのバンコク発も予約は満席という。

 初便の乗客は310名で、18時21分に出発、18時48分にバンコクへ向け離陸した。

エアージャパンの成田~バンコク線(2024年2月9日~)

NQ1便:: 成田(17時55分)発~バンコク(23時15分)着、月・水・木・金・土・日曜運航
NQ2便:: バンコク(00時15分)発~成田(08時10分)着、月・火・木・金・土・日曜運航

 エアージャパンの機材はボーイング 787-8型機で、全席エコノミークラスの324席。峯口社長が「フルサービスキャリアでもLCCでもない」と語るように、片道1万5500円~という運賃(Simple)のレンジを超えた足元の広いシートが特徴で、座席幅は17.5インチ(約44cm)、シートピッチは32インチ(約81cm)。シートデザインはAcumen、製造はSafranが手掛けた。

 座席は個別の電源コンセントこそないものの、各席に充電用のUSB Type-A/Cポートを1系統ずつ設けており、そのすぐ横にテーブルとは独立したスマホ/タブレットスタンドを用意した。そのほか機内の詳細は先日の記事を確認していただきたい。

 なお、同社はすでに第2・第3の就航地を発表しており、2月22日に韓国・ソウル、4月26日にシンガポール・チャンギへそれぞれ就航する。

出発を待つNQ1便
初便は51番ゲートから出発
三味線の演奏で日本らしさも。奏者は津軽三味線の山下靖喬さん
株式会社エアージャパン 代表取締役社長 峯口秀喜氏
千葉県知事 熊谷俊人氏
国土交通省 航空局 次長 大沼俊之氏
成田国際空港株式会社 代表取締役社長 田村明比古氏
テープカットにはタイ国政府観光庁 東京事務所 所長 カジョンデート・アピチャートラクン氏、成田市長 小泉一成氏も参加した
峯口社長が搭乗者に記念品を配布した
配布した記念品
搭乗橋の下ではスタッフがペンライトで見送り
初便は18時21分に出発、18時48分に離陸した

【お詫びと訂正】初出時、千葉県知事の写真キャプションに誤りがありました。お詫びして訂正いたします。