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JALラウンジ最奥部「RED SUITE」がそのまま客室に。グランドニッコー東京 台場のコラボルームをみてきた

2023年7月15日~2024年7月14日 実施

グランドニッコー東京 台場がJALとのコラボルーム「JAL FLIGHT&RED SUITE」を新設する

 グランドニッコー東京 台場は、JALとのコラボルーム「JAL FLIGHT&RED SUITE」を新設する。期間は3年間だが、現在の販売期間は7月15日~2024年7月14日。予約は7月3日12時から受け付ける。

 羽田のファーストクラスラウンジをイメージしたスイートルームで、品川や大井、羽田空港側に面した28階エグゼクティブフロアの角部屋を改装している。スイートのリビングは、ファーストクラスラウンジのうち特に最奥部にある空間「RED SUITE」を思わせる作りで、JALの監修も入っているという客室内は、家具や絨毯、壁紙、調度品などもこだわって選定した。

 JALから提供を受けたという壁一面の航路図や、RED SUITEの銘板、鶴丸のエンブレム、さらにラウンジ同様のサイドボード、チェス盤の乗ったテーブルとソファなど、ダークな色調でまとめた室内は落ち着いた仕上がりで、ラウンジでも使っているフレグランスのおかげもあって、気分はまさにRED SUITEそのもの。

 ベッドルームへ足を進めると、赤い壁紙に金の鶴丸エンブレム、ギャレーで使っているものと同じ機内サービス用のミールカートが出迎え。ラウンジから機内に搭乗するような感覚を味わえる演出になっている。

 また、航空ファン向けの設備として、本来ベッドルームのテレビが置かれるスペースに、油圧でシートが動くDOF Realityのフライトシミュレーターを用意。3面ディスプレイにThrustmasterのエアバスロゴ入りスティックとスロットル、ペダルなどを備え、ソフトはX-Plane 12。企画担当者は「あくまでゲーム」と前置きするが、操作にあわせて揺れと振動を再現する様子はかなり本格的で、ここまで作り込んだ環境は国内でも数例とのこと。

 定員は1~2名で、料金は1室2名で9万8000円~(朝食、サービス料込み)。利用者には以下の特典を用意している。

・JAL&ホテルロゴ入り オリジナル今治ハンドタオル
・JALオリジナル食品(うどんですかい2食、ドライなっとう2食、スカイタイム ももとぶどう1本)
・JAL機内用スリッパ2足
・JALオリジナルアメニティ(アメニティバッグ、アイマスク、耳栓)
・エグゼクティブラウンジの利用など

羽田のファーストクラスラウンジ「RED SUITE」をイメージしたリビング
客室に入ってすぐ左の壁面は、額装した航路図がびっしり
壁にはRED SUITEの銘板
航路図と並行する壁には往年の機材の写真パネル
リビングからベッドルームに進むと、金の鶴丸エンブレムが迎える
ツインのベッドルーム
実際にギャレーで使っているものと同じカート
バスルームにも額装した飛行機の写真があった
宿泊者が自由に遊べるフライトシミュレーターを設置
Thrustmasterのスティック、スロットルなど
油圧でシートが動くDOF Realityのフライトシミュレーター
ベッドルームからの眺め。お勧めは夜とのこと
27階のエグゼクティブラウンジも利用できる
こちらはレインボーブリッジや東京タワーなどが一望できる
2階ロビーフロアのエグゼクティブラウンジ