ウェザーニューズ、今年の梅雨は平年より遅く短め。6月下旬～7月上旬は大雨災害に警戒

全国的に今年の梅雨は短くなる見込み

　ウェザーニューズは5月16日、2023年「梅雨入り・梅雨明け見解」を発表した。

　梅雨入りは九州南部で6月上旬、そのほかのエリアでは6月中旬と、全国的に平年より4日～1週間程度遅くなる見込み。一方梅雨明けは平年並みとみられ、今年の梅雨は短くなると予想している。

　雨のピークは沖縄・奄美で5月末〜6月中旬、九州から関東甲信で6月下旬〜7月上旬、北陸・東北では6月末〜7月中旬とみられる。総雨量は全国的に平年並みであるものの、各エリアで大雨のおそれがあり、河川の増水、家屋への浸水、土砂災害などに注意が必要としている。

雨量傾向

各地の梅雨入り・梅雨明け予想