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観覧車に巨大迷路、温泉……1日遊べるSA/PAはどこ? 進むテーマパーク化

じゃらん調べ

2023年4月19日 発表

刈谷PA

 リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」は、SA/PAに関する調査を実施した。

 ドライブ途中の休憩に欠かせないSA/PAだが、ショッピングモールやテーマパークのように進化し、旅の目的地として注目を集めているところもあるという。今回は、「1日遊べる」をテーマにアンケートを行なっている。

 1位に選ばれた刈谷PAは、刈谷ハイウェイオアシスを併設した複合テーマパークとして地元からも愛されているそう。2位にランクインした川島PAは、岐阜県最大級の複合レジャー施設・オアシスパークに位置する。3位のEXPASA富士川は、富士山ビューが自慢のスポットだ。

 このほかにも、豊かな自然が満喫できる施設や、ミニ遊園地がある施設などが上位に選ばれている。

1位 刈谷PA(上り・下り)

 高速道路からも一般道からも利用できるハイウェイオアシスを併設。東海の名物グルメはもちろん、観覧車、噴水、メリーゴーランドなどを備えた公園に温泉施設もあり、遠方からの観光客だけでなく地元の人にも人気のスポットとなっている。

 オープン当初から話題の「デラックストイレ」は、2022年4月にエレガントな古代ヨーロッパスタイルにリニューアルした。

2位 川島PA(下り)

 大きな観覧車が目印のオアシスパークがあり、水遊びができる広場やすべり台、ブランコなどの遊具、巨大迷路と充実していて手ぶらBBQも楽しめる。岐阜の名産やグルメも楽しめて、季節の花々が咲く「木曽川水園」の散策はドライブ途中の気分転換にぴったり。

川島PA

3位 EXPASA富士川(上り)

 名物の大観覧車からは富士山、駿河湾のパノラマビューを堪能できる。足元まで透明のシースルーゴンドラや、夜の観覧車イルミネーションも展開。「道の駅富士川楽座」を併設し、無料展望ラウンジからも富士山が眺められる。

EXPASA富士川

4位 淡路SA(上り・下り)

 淡路島のランドマークともいえるサービスエリア。特大観覧車は約15分の空中散歩で、明石海峡大橋などが一望できる。隣接のハイウェイオアシスには、海の幸やご当地の名物が揃い、淡路の花畑をイメージした山裾に広がる花の谷などのあそび場も充実。

淡路SA

5位 那須高原SA(上り)

 那須高原のSAで、トロリーバスがシンボルとなっている。木立に囲まれた遊歩道もあり、那須連山を眺めながら散策すれば森林浴ができる。

那須高原SA

6位 藤岡PA(上り)

 併設の「道の駅ららん藤岡」にはミニ遊園地「メルヘンプラザ」があり、観覧車やメリーゴーランド、コイン遊具を有している。そのほかにも、農産物の直売所など、多彩なグルメやショップを家族でゆっくり楽しめる。

藤岡PA

7位 EXPASA多賀(下り)

 中央館・北館・南館からなる大型サービスエリア。ショッピングやグルメも充実し、コインシャワーやコインランドリーも備えている。併設のハイウェイホテルにある大浴場やサウナなどは、日帰り利用も可能。タオルのレンタルやアメニティもあるので、手ぶらでも利用できる。

EXPASA多賀

8位 羽生PA(上り)

「鬼平犯科帳」の江戸の街並みを再現した、別名「鬼平江戸処」。柱の刀傷などでよりリアルに、音と光のコラボで朝昼晩を表現。街並みや店などの世界観を忠実に再現している。また、小説に登場するグルメを楽しむこともできる。

羽生PA

9位 金立SA(上り・下り)

 佐賀の銘菓を中心に豊富な商品が揃うSAで、ドッグランも併設。徒歩で往来できる「金立公園」は豊かな自然をたっぷり有する。徐福伝説にちなんだ「徐福長寿館」には、約300種の薬草や薬木が植栽された「薬用植物園」があるほか、コスモス園や遊具なども充実している。

金立SA

10位 吉野川SA(上り・下り)

 隣接するハイウェイオアシスには「美濃田の湯」があり、露天風呂からは清流吉野川をゆっくり眺めながらリフレッシュできる。四国のお土産やグルメが揃い、テレワークオフィスもオープンした。

吉野川SA