タクシー車内も3月13日から「マスク着用は個人の判断」。全タク連が新ガイドライン公開

全国ハイヤー・タクシー連合会がマスク着用を個人判断に委ねる新ガイドライン公開

　全国ハイヤー・タクシー連合会は、3月13日からマスク着用は個人の判断とする政府方針を受け、「タクシーにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン（第5版）」を発表した。

　これまで（第4版）は、乗車に際して利用者に「適切なマスクの着用と大声を控えるなど感染防止について理解と協力を求める」としていたが、3月13日から施行される新ガイドラインでは「マスクの着用は個人の判断に委ねられる」とした。そのうえで「事業者が感染対策上または事業上の理由等により、利用者または乗務員を含む従業員にマスクの着用を求めることは許容される」と定めている。

　なお運行中の乗務員に対しては引き続き、咳エチケットの徹底やアクリル板などを使用した飛沫感染対策、車内換気などを要請し、「乗客が安心して利用することができるように配慮する」としている。