ニュース

厚生労働省、熱中症予防のため屋外ではマスクを外すよう呼びかけ。外してよい場面/着用を推奨する場面をリーフレットで解説

2022年6月15日 発表

厚生労働省はマスクを外して良い場面や着用を推奨する場面をイラストで示したリーフレットを作成した

 厚生労働省は、マスクを外してよい場面や着用を推奨する場面をイラストで示したリーフレットを作成した。

 マスク着用を推奨するのは、他者と身体的距離(2m以上を目安)が確保できないなかで会話を行なう場合のみ。公園での散歩やランニング、徒歩や自転車での通勤、屋外で人とすれ違う場面などでは、マスク着用の必要はない。特に夏場については、熱中症予防の観点から、屋外でマスクの必要ない場面ではマスクを外すよう呼びかけている。

 また屋内であっても、他者と身体的距離が確保できて会話をほとんど行なわない場合(距離を確保して行なう図書館での読書、芸術鑑賞など)は、マスク着用の必要はない。それ以外の場面については、マスクの着用を推奨する。

 なお、小学校から高校段階の就学児については、離れて行なう運動や移動、鬼ごっこなど密にならない外遊びのように、他者と身体的距離が確保できる場合や、距離が確保できなくても会話をほとんど行なわない場合(自然観察・写生活動のような屋外での教育活動など)には、マスク着用は求めない。また、他者と身体的距離が確保できて会話をほとんど行なわない屋内活動でも、マスク着用の必要はない。

 保育所・認定こども園・幼稚園などの就学前児について、2歳未満の子供のマスク着用は推奨しない。2歳以上の子供についても、個々の発達状況や体調等を踏まえる必要があるため、一律にはマスク着用を求めない。特に夏場については、熱中症予防の観点から、屋外でマスク着用が必要ない場面ではマスクを外すことを推奨する。