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1都20県でスギ花粉シーズン突入。気温が15℃を超える今週末は要警戒

ウェザーニューズ、第四回花粉飛散傾向

2023年2月15日 発表

ウェザーニューズが第四回花粉飛散傾向を発表

 ウェザーニューズは2月15日、第四回花粉飛散傾向を発表した。花粉観測機「ポールンロボ」の花粉検出個数やユーザーからの報告などを勘案して、関東や九州など1都20県が2月14日までに花粉シーズンに突入しているという。また、今週末には西日本と東日本でスギ花粉のエリアがさらに拡大する見込み。

各地の飛散開始日

2月9日: 長崎、佐賀、大分、鹿児島
2月12日: 静岡、和歌山、島根、山口、福岡
2月14日: 茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、三重、愛媛、高知、熊本、宮崎

各地の飛散開始予報

 九州の一部ではすでに飛散のピークを迎えており、近畿や東海、関東では2月下旬から、北陸や東北南部では3月上旬からそれぞれピークに入る。なお、ヒノキ花粉は3月下旬からピークを迎えるとみている。

 特に、一度飛散が始まると気温が15℃を超えるような暖かい日には大量飛散のおそれがあるため、帰宅時には玄関の手前で花粉をはたき落とす、洗濯物を外で干さないといった工夫が必要になる。また、今週末(特に18日)は関東より西の広い範囲で気温の高い予報が出ているため、しっかりと対策しておきたい。

 なお、同社のアプリ「ウェザーニュース」(Android/iOS)の花粉Ch.では、花粉の予報を1時間単位の時系列で確認できる機能のほか、全国約1000か所に設置した花粉観測機のデータなども公開している。

昨対と例年比の飛散傾向。全国的に例年並みだが関東と中国地方などでやや多め、四国はかなり多めとなっている